ディオール オム
原名:Dior Homme
種類:オード・トワレ
ブランド:クリスチャン・ディオール
調香師:フランソワ・ドゥマシー
発表年:2011年
対象性別:男性
価格:50ml/9,020円、100ml/13,200円
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メンズ・フローラル・レボリューション

@DIORBEAUTY
クリスチャン・ディオール初のメンズ・ライン「ディオール オム」がエディ・スリマンにより2001-2002秋冬のパリコレクションからスタートしました。そのディオールオムが破竹の勢いでファッション・シーンに旋風を巻き起こしていた頃にローンチした初フレグランスです(元々はエディ・スリマンがプロデュースしたディオール・ラ・コ レクシオン・プリヴェの「ボア ダルジャン」、「オー ノワール」、「コロン ブランシュ」の3つのユニセックスの香りから連想されたもの)。
エディ・スリマンが調香界の若き貴公子・オリヴィエ・ポルジュとタッグを組み「21世紀に新たに付け加えられた男性にとってのエレガンスの最後のアイテムとしてのコロンの一提案」としてこの香りは創造されました(IFFにより製造された)。
アイリスを男性用フレグランスのために使用すべく、シャネルのNo.19からヒントを得た画期的な香りであり(アイリスの女性らしさとベチバーの男性らしさが巧みにブレンドされています)、メンズ・フレグランスにフローラル旋風を巻き起こすきっかけになりました。
それは、それまでメンズ・フレグランスにおけるフローラル(この香りまで10の香りしか存在しない)と言えば、ラベンダーとローズしかなかったフローラルにおける「第三の男」を生み出した瞬間でした。
アイリスとココアのアンバランスなバランスが絶妙です。オリヴィエの天才性は、アイリスのパウダリーを抑えるために、ニオイイリスの根茎を使用したところにありました。
最初からベチバーによりひんやりとしたアイリスが登場します。ハーブとベルガモットと絡み合いながら、クリスチャン・ディオールではなく、エディ・スリマンを体現するかのように「ディオール オム=スリマン オム」の香りははじまります。
やがて、男と女の境界線をクロスジェンダーするように、温かくアンバリーなレザーが、アイリスとシーソーゲームのようにそれぞれの持ち味を肌の上で披露します。そして、そんな香りのベースにスパイシーなココアが登場し、香り全体が、温かい甘さに方向転換していきます。
エディ・スリマンの4つ目のフレグランス。そして、彼は、フレグランスにおいてもメンズ・ファッション革命を起こしたという証明の一本です。
全てにおいて革新的なメンズ・フレグランス

@DIORBEAUTY
ボトル・デザインはキヤマツトムによるものです(シリンダーがシルバーのものがオリヴィエ・ポルジュ・オリジナルであり、ブラックが、フランソワ・ドゥマシーによるアレンジ・バージョン)。
キャンペーン・モデルとしてソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』(2006)でフェルセン公爵に扮し、2015年『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で注目されたファッション・モデル・ジェイミー・ドーナンが起用されていました。
さらに2010年においてリローンチ・キャンペーンが、ジュードー・ロウを主役に、相手役はファッション・モデルのミカエラ・コチアノヴァでガイ・リッチーによって撮影されました。
ルカ・トゥリンは『世界香水ガイド』で、「フルーティ・アイリス」と評し、「ディオールオムのボトルは心を打たれるほどかっちりしていて、驚くほど美しい。女性用の香水を入れてもいいくらいだ。たいへん質のいい香水なので、ディオールオムの新しいクリエイティブ・ディレクターであるエディ・スリマンはこれを広めたいと思った。」
「中身の方は、シャネルの調香師ジャック・ポルジュの息子オリヴィエ・ポルジュが手がけたもので、近年の男性用ベスト6に入る。」
「ヒューゴ・ボスの「バルデサリーニ」にあるような現代風の複雑な名人の技と、シャネルの「エゴイスト」に似た、甘いフルーツの抑えた香りがある。違うところは、パウダリーでくすんだアイリスのトップノートのおもしろさと、「チャンス」をもっと弱くしてタバコの香りを加えたようなドライダウン。洗練されていて心地よく、何よりもトップダウンの計画が成功したいい例である。」と5つ星(5段階評価)の評価をつけています。
香水データ
香水名:ディオール オム
原名:Dior Homme
種類:オード・トワレ
ブランド:クリスチャン・ディオール
調香師:オリヴィエ・ポルジュ
発表年:2005年
対象性別:男性
価格:50ml/7,350円
トップノート:ラベンダー、セージ、ベルガモット、グアテマラ・カルダモン
ミドルノート:トスカーナ産アイリス、アンバー、カカオ
ラストノート:パチョリ、レザー、タヒチ産ベチバー
ディオール オム<2011年バージョン>

@DIORBEAUTY
こちらはIFFによる製造ではなく、ディオール独自に製造されました。
そのためディオールの専属調香師フランソワ・ドゥマシーにより、少しだけアレンジされた(パチョリとレザーが取り除かれた)ディオールオム。しかし、本質的なオリヴィエ・ポルジュの天才性はまったく損なわれていない調香となっています。
キャンペーン・モデルとして 『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンが起用されました。
香水データ
香水名:ディオール オム
原名:Dior Homme
種類:オード・トワレ
ブランド:クリスチャン・ディオール
調香師:フランソワ・ドゥマシー
発表年:2011年
対象性別:男性
価格:50ml/9,020円、100ml/13,200円
トップノート:ラベンダー、セージ、ベルガモット、グアテマラ・カルダモン
ミドルノート:トスカーナ産アイリス、アンバー、カカオ
ラストノート:タヒチ産ベチバー
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