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【カルティエ】デクラレーション(ジャン=クロード・エレナ)

カルティエ
©Cartier
カルティエジャン=クロード・エレナブランド調香師香りの美学
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デクラレーション

原名:Declaration
種類:オード・トワレ
ブランド:カルティエ
調香師:ジャン=クロード・エレナ
発表年:1998年
対象性別:男性
価格:日本廃盤

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エレナのメンズ香水の隠れた傑作

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ジャン=クロード・エレナが男性用香水で行ったことは、「デクラレーション」にしろ「テール ドゥ エルメス」にしろ、もっとも私は「デクラレーション」の方が好きですが…注目に値すると思います。

フレデリック・マル

「デクラレーション」=「告白」。それは、男性から女性に対する告白を意味するのではなく、女性に断ることのできない条件を突き付けている男性の勝利の「宣言=デクラレーション」の香り。恐らく、地球上のほとんどの女性が、弱いであろう香り。

このフレグランスを創造するためにエレナがしたこと。それは、マリアージュ・フレールの約100種類ものお茶を、ただひたすら毎日飲み比べることでした。「だから、この香りは飲むことができるのです」。

この香りは、エレナにとって、ひとつの運命的な出会いを生み出しました。それは、当時カルティエの香水部門の責任者(1994-2000)だったヴェロニク・ゴティエとの出会いでした。彼女こそが、後のエルメスの香水部門の責任者(2000-2008)であり、エレナを専属調香師にした人だったのです。であり、エレナを専属調香師にした人だったのです。

この「デクラレーション」はヴェロニクの指揮下で生み出された香りでした。そして、彼女は、消費者テストに基づいた香り作りを拒否するエレナの姿勢を完全に受け入れ、ほぼ自由な環境で作らせたのでした。

ビターオレンジに、ラプサンスーチョンにスモーキーなタニンをもたらすクミンとシダーウッド様イソEスーパーをブレンドしたものを加えた、苦味と甘味とスパイスとウッディが絡み合う個性的なトップノートから始まります。アルテミシアとカルダモンが茶葉が発酵したようなふくよかさを香りに生み出しています。

柑橘系を主体としたウッディ・フローラル・ムスクの香りであり、この一作によりジャン=クロード・エレナは、「調香界のドン・ファン」の名を手にしたのでした。

ルカ・トゥリンは『世界香水ガイド』で、「デクラレーション」を「フレッシュ・スパイシー」と呼び、「1976年の「ファースト」と1988年の「ルンバ」はどちらも重たげだった。その後1990年にロシャスのために作られたグローブは格調高く、廃盤になってしまったが、すでにここで新たな細身の作風の兆候が表れている。」

「8年後に出たデクラレーションは、エレナの手法が確立されてから初めて世に出たものである。「クールウォーター」以降、もっとも模倣された香水だろう。」

「現代の男性向けはほとんど、どこかしらこの影響を受けていて、ときにカルダモンとジュニパーをとても強めて使われたりするが、ほとんどはオリジナルのもっている感じを表現しようとしているものが多い。これは香水において、ワインに例えればサンセールのようなもの。爽やかで抽象的、さっぱりとしていて、幸福感にあふれている。優れた品。」と4つ星(5段階評価)の評価をつけています。

香水データ

香水名:デクラレーション
原名:Declaration
種類:オード・トワレ
ブランド:カルティエ
調香師:ジャン=クロード・エレナ
発表年:1998年
対象性別:男性
価格:日本廃盤


トップノート:アルテミシア(ヨモギ属)、キャラウェイ、コリアンダー、樺の木、マンダリン・オレンジ、ベルガモット、ネロリ、ビター・オレンジ
ミドルノート:アイリス、ジンジャー、シナモン、ペッパー、ジュニパー、ニオイイリスの根茎、ジャスミン、グアテマラ産カルダモン
ラストノート:レザー、アンバー、ティー、タヒチ産ベチバー、オークモス、シダー

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