ジャン=クロード・エレナ

アンジェリーク・スーラ・プリュイ (ジャン=クロード・エレナ)

    香水名:アンジェリーク・スーラ・プリュイ Angeliques Sous La Pluie オード・パルファム
    ブランド:フレデリック・マル
    調香師:ジャン=クロード・エレナ
    発表年:2000年
    対象性別:ユニセックス
    価格:50ml/18,000円





    ★★★☆☆ 爽快なリカー

    ジャン=クロード・エレナは、この5年間でめきめき頭角を現してきたクリエイティヴな調香師だ。特に繊細でナチュラルな透明感あるアコードを作り出すことに傑出し、彼の香水は香水界に新風を巻き起こしている。だが、残念ながらこれは彼の最高傑作とはいいがたい。香りは、フランス・アルプスで作られるジェネピというピリッとした、ハーバルなリキュールに使われているヨモギ科の植物に似ている。アンジェリーク・スーラ・プリュイ(雨のアンゼリカ)というアンニュイな名に似合わず、この香水はどちらかというと男性的な香りだ。率直にいえば、この手の香りは香水よりもカクテルで味わいたい。― ルカ・トゥリン

    『「匂いの帝王」が五つ星で評価する世界香水ガイドⅡ』ルカ・トゥリン/タニア・サンチェス 原書房

    シングルノート:コリアンダー、ベルガモット、ピンク・ペッパー、シダー、アンジェリカの種、ジュニパー、ホワイトムスク

    1993年に「オ・パフメ オーテヴェール」を調香していた時に、ジャン=クロード・エレナは、ジボダン社でフレデリック・マルとはじめて出会いました。そして、2000年からエルメスの専属調香師になるまでの4年間、毎年一作ごとマルのために作品を調香していくことになります。この作品は、その記念すべき一作目です。

    ラテン語で「大天使」を意味するアンジェリカはセリ科の二年草です。白い花を咲かせるために2年を費やすこの花から着想して「雨の中のアンジェリカ」は、ジャン=クロード・エレナにより調香されました。水彩画のような爽やかなウッディ・フローラル・ムスクの香りです。フレデリック・マル自身は、「この香りの魅力は、不完全な調香だ」と語っています。日本では恐らくトゥモローランドでしか販売していないはず。

    そして、あらゆる年齢層の男性にとって、香水をつけることが憚られる職場(同僚の嗅覚にすぐに察知される香りではない)においても使用することが許されるオフィス・フレグランスです。



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