ファッションコラム

2018年春夏おすすめラグジュアリーバッグPART12<セリーヌ>

    エディター・プロフィール:圭子・スカイウォーカー

    生年月日不明。性別不明。国籍日本。見た目は30代前半、身長170cmくらい。藤圭子にすごく似ている。ラグジュアリー・ファッションに対する情報の幅の広さから、恐らく現役の関係者と推測される。本人とのやり取りはメールと電話と二度っきりの会見のみ。口癖「ファッション誌はあてにならないので読まないわ」。大好きなものは「ダイアン・アーバスの写真とニーナ・シモン」、最も嫌いなものは、「SNSに夢中な女子と、プチプラ自慢する人たち」とのこと。(長谷紅記)

    2018年春夏おすすめラグジュアリー・バッグ・ブランド22

    0.最初に
    1.プラダ
    2.グッチ
    3.ヴァレンティノ
    4.クロエ
    5.ルイ・ヴィトン
    6.シャネル
    7.エルメス
    8.フェンディ
    9.デルヴォー
    10.ディオール
    11.ステラ・マッカートニー
    12.セリーヌ
    13.ロエベ
    14.サンローラン
    15.マルニ
    16.トム・ブラウン
    17.プロエンザ・スクーラー
    18.バレンシアガ
    19.3.1 フィリップ・リム
    20.マルベリー
    21.モスキーノ
    22.アニヤ・ハインドマーチ

    12.セリーヌ

    バッグのデザイナーは、男性より女性の方がいい。セリーヌと言えば、フィービー・ファイロのラゲージよ。

    1945年、セリーヌ・ヴィピアナが夫リチャードと共に、高級子供靴の専門店をパリにオープンしたことからセリーヌの歴史ははじまるの。そして、1959年に婦人用モカシン「インカ」の大ヒットにより、セリーヌは世界的な知名度を高めたんだけど、80年代をピークに人気は低迷していったの。

    衰退の一途を辿っている中、1996年にLVMHグループの傘下に入ることになり、1999年にマイケル・コースがクリエイティヴ・ディレクターになった時から、新生セリーヌの復活劇が始まるのよ。そして、2008年からはフィービー・ファイロがクリエイティヴ・ディレクターに就任したの(2018年まで)。

    かつてクロエでパディントン(2004年)という怪物バッグを生み出したフィービーは、ここセリーヌでも怪物バッグを生み出すことになるの。

    ラゲージ・マイクロ 380,000円 ★★★★★


    キン肉マンのステカセキングをイメージしてフィービー・ファイロが創作したとしか思えない「ラゲージ・トート」は、2009年の2010年春夏コレクションに誕生したの。何よりも革命的なのは、このバッグによって、拡張式のアコーディオンスタイルの逆台形バッグが大流行し、色々なブランドから逆台形バッグがデザインされるようになったことなの。

    意表をついたシルエットが生み出す新たなるフェミニン・シックなモード感と、大きな容量の両立という奇跡を成し遂げたからこそ、このバッグはただの一時の流行に終わらないタイムレス・バッグになったのでしょうね。

    そして、2018年、フィービーは退任し、サンローランの前クリエイティヴ・デザイナー・エディ・スリマンが登場するのよ。

    パース・ウィズ・アイレット 415,000円 ★★★★☆



    シャイニーなカーフスキンで作り上げられた「最後のフィービー・セリーヌ・バッグ」。最後の最後まで素晴らしいミニマルなクラッチ/ハンドバッグ。写真では白に見えるカラーリングなんだけど、実際は汚れの目立ちにくいクリーム色で、金のアイレットとがま口の金具の金の統一感が、圧倒的なエレガンスを演出してくれるバッグよ。

    ラゲージのようなステカセキング・バッグもデザイン出来る一方で、女性が求める真のエレガンス・バッグも生み出せるところがフィービーの恐ろしいところだと思うわ。



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