キリアン/フレデリック マル ジェイアール名古屋タカシマヤ
場所 愛知・名古屋
住所 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1−4 ジェイアール名古屋タカシマヤ 4階
電話 052-562-9077
2021年10月以降、キリアンとフレデリック・マルの店舗販売は、エスティローダー・ジャパンではなく、ブルーベル・ジャパンが行うことになりました。そのためこの両ブランドの香りについて満足のゆく接客を受けることが出来る店舗は、現在、非常に限られています。
そんな中、両ブランドのひとつひとつの香りの世界観をしっかりお伝えすることの出来るスペシャリストが常駐している筆頭としてあげられるのがこの『ジェイアール名古屋タカシマヤ店』です。
2021年10月、キリアン/マルの代理店はブルーベルになりました。
エスティローダーが、キリアンとフレデリック マルをLVMH等に売却し、手放した訳ではないのですが、日本の代理店は、2021年10月よりブルーベル・ジャパンへと移行されました。このことにより、
にあるキリアン/マルの売り場は、ブルーベルの販売員の方々が担当することになりました(新宿メンズは元々そうでした)。
まず最初にブルーベルのトレーナーがその世界観をちゃんと理解し、パルファム・ソムリエールの方々に伝授していくためには、最低1年は向き合わないと満足のいく説明が出来ないほど、この二つのフレグランス・ブランドは難易度が高く、香水の総合的な知識を必要とします。
そんなこの二つのブランドについて、都内で満足のいく接客を望まれる場合、伊勢丹新宿店本館の男性販売員様、もしくは阪急メンズ東京の男性&女性販売員様、西武池袋本店の女性販売員様の接客を受けられることをお奨めします。
大阪の場合は、大丸心斎橋のラトリエデパルファムの女性チーフ様、もしくは大阪高島屋のラトリエデパルファムの女性チーフもしくはサブチーフ様の接客を受けられることをお奨めします。
2023年10月現在、エスティローダー時代からのスタッフがおられる店舗は、ただひとつしかございません。その店舗は、ジェイアール名古屋タカシマヤにあります。
2019年8月28日にオープンして以来、東西のキリアン/マルの聖地(当時、東京と大阪には、伝説の男性チーフがいました。ひとりは現在のドルセー青山本店の店長様です)に並び立つ素晴らしい男性チーフの方が現在もおられるのです。そして、この方は現在はブルーベルの社員として、キリアン/マルの売り場のチーフとして、接客を継続されているのです。
キリアン/マルの聖地は、名古屋にあり!
もしあなたが、フレグランス販売員として働かれる場合、フレデリック・マルとキリアンの香りを販売することはとても大変です。何よりも、ひとつひとつの香りの世界観が奥深いだけでなく、それぞれのブランドのイメージが全く違うからです。
キリアンは、禁断と官能の世界の香りであり、まず何よりもトム・フォードやルイ・ヴィトンのフレグランスを接客するような高嶺の花のような凛とした存在感と、相反する寄り添うような親しみやすさを併せ持たないといけません。そこにしっかりとした香りの教養とラグジュアリー観、エロティシズムへの理解が求められるのです。
一方、フレデリック・マルは、そういった世界とは真逆の〝究極の香水〟的なブランド(=ゲラン帝国)であり、調香師の存在に重きを置いており、フレデリック・マル自身がひとつひとつの香りで伝えたい世界観を把握していく必要があります。
たとえばジャン=クロード・エレナの香りであれば、エルメスや他ブランドで彼が生み出した香りについてもフォローしていかなければ、正確に語ることが出来ないブランドであり、なんとなく売れることはまずないブランドなのです。
カイエデモードは迷わずに宣言いたします。もしあなたが、キリアンとフレデリック・マルの世界観を愛する人ならば、一度は名古屋店で男性チーフの方の接客を受けてください。間違いなく、もっともっとその素敵な世界観の虜になっていくことでしょう。
最後に、何よりも素敵なのは、この店舗の接客スペースがカウンセリング・スペースもしっかり確保されていて、心地よく香りを選べる点にあります。
さらに、こちらのスタッフの女性の方々も、素晴らしいチーフの下で、生き生きと香水の接客を磨き上げているので、とても活気に満ちた刺激的な〝香水体験〟が出来るお店だと思います。そして、お店の裏にある「ラトリエ デ パルファム」も〝心〟の接客をして下さる販売員様が何人かおられます。情熱は伝染するのだと思います。