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カイエデモード香水図鑑を応援する|2025年3月28日~31日夕方まで

2025年夏に9年目を迎えるカイエデモード香水図鑑。今年一年で、9年かけて作り上げてきた香水図鑑の完成を目指しております。2025年3月28日から30日終日までご支援を募らせて頂き、ご支援頂いた皆様に、心より感謝申し上げます。繰り返しのお願いになってしまい申し訳ございませんが、本日31日夕方までで最終延長とさせて頂きます。

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キリアン/フレデリック マル ジェイアール名古屋タカシマヤ【全国香水聖地巡礼超ガイド2025】

関西・名古屋
©ジェイアール名古屋タカシマヤ
関西・名古屋
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キリアン/フレデリック マル ジェイアール名古屋タカシマヤ

場所 愛知・名古屋
住所 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1−4 ジェイアール名古屋タカシマヤ 4階
電話 052-562-9077

2021年10月以降、キリアンとフレデリック・マルの店舗販売は、エスティローダー・ジャパンではなく、ブルーベル・ジャパンが行うことになりました。そのためこの両ブランドの香りについて満足のゆく接客を受けることが出来る店舗は、現在、非常に限られています。

そんな中、両ブランドのひとつひとつの香りの世界観をしっかりお伝えすることの出来るスペシャリストが常駐している筆頭としてあげられるのがこの『ジェイアール名古屋タカシマヤ店』です。

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2021年10月、キリアン/マルの代理店はブルーベルになりました。

エスティローダーが、キリアンフレデリック マルをLVMH等に売却し、手放した訳ではないのですが、日本の代理店は、2021年10月よりブルーベル・ジャパンへと移行されました。このことにより、

  1. 伊勢丹新宿店 本館1階メンズ館1階
  2. 日本橋三越本店 本館1階
  3. 阪急メンズ東京1階
  4. ジェイアール名古屋髙島屋 4階

にあるキリアン/マルの売り場は、ブルーベルの販売員の方々が担当することになりました(新宿メンズは元々そうでした)。

まず最初にブルーベルのトレーナーがその世界観をちゃんと理解し、パルファム・ソムリエールの方々に伝授していくためには、最低1年は向き合わないと満足のいく説明が出来ないほど、この二つのフレグランス・ブランドは難易度が高く、香水の総合的な知識を必要とします。

そんなこの二つのブランドについて、都内で満足のいく接客を望まれる場合、伊勢丹新宿店本館の若き男性&女性販売員様、もしくは阪急メンズ東京の男性&女性販売員様日本橋三越本店 本館1階のソムリエール様の接客を受けられることをお奨めします。

大阪の場合は、大丸心斎橋のラトリエデパルファムの女性チーフ様、もしくは大阪高島屋のラトリエデパルファムの女性チーフもしくはサブチーフ様の接客を受けられることをお奨めします。

2025年1月現在、エスティローダー時代からのスタッフがおられる店舗は、ただひとつしかございません。その店舗は、ジェイアール名古屋タカシマヤにあります。

2019年8月28日にオープンして以来、東西のキリアン/マルの聖地(当時、東京と大阪には、伝説の男性チーフがいました。ひとりは現在のドルセー青山本店の店長様です)に並び立つ素晴らしい男性チーフの方が現在もおられるのです。そして、この方は現在はブルーベルの社員として、キリアン/マルの売り場のチーフとして、接客を継続されているのです。

日本にキリアンとフレデリック・マルが本格上陸を果たしたのは、三越日本橋本店本館1階からであり、2018年10月10日のことでした。
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キリアン/マルの聖地は、名古屋にあり!

もしあなたが、フレグランス販売員として働かれる場合、フレデリック・マルとキリアンの香りを販売することはとても大変です。何よりも、ひとつひとつの香りの世界観が奥深いだけでなく、それぞれのブランドのイメージが全く違うからです。

キリアンは、禁断と官能の世界の香りであり、まず何よりもトム・フォードルイ・ヴィトンのフレグランスを接客するような高嶺の花のような凛とした存在感と、相反する寄り添うような親しみやすさを併せ持たないといけません。そこにしっかりとした香りの教養とラグジュアリー観、エロティシズムへの理解が求められるのです。

昔、伝説の大阪高島屋のキリアン/マルの男性チーフ様とこのような雑談をしていたものです。「恐らく、日本で一番キリアンを説明するに相応しい人は、ルイ・ヴィトン神戸店の女性スペシャリスト様でしょうね」と。彼女のような高嶺の花のような美貌と、香りを説明する言葉の引き出しがあればパーフェクトなのです。

一方、フレデリック・マルは、そういった世界とは真逆の〝究極の香水〟的なブランド(=ゲラン帝国)であり、調香師の存在に重きを置いており、フレデリック・マル自身がひとつひとつの香りで伝えたい世界観を把握していく必要があります。

たとえばジャン=クロード・エレナの香りであれば、エルメスや他ブランドで彼が生み出した香りについてもフォローしていかなければ、正確に語ることが出来ないブランドであり、なんとなく売れることはまずないブランドなのです。

カイエデモードは迷わずに宣言いたします。もしあなたが、キリアンとフレデリック・マルの世界観を愛する人ならば、一度は名古屋店で男性チーフの方の接客を受けてください。間違いなく、もっともっとその素敵な世界観の虜になっていくことでしょう。

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名古屋のブルーベルのトップオブトップ

何よりも素敵なのは、この店舗の接客スペースがカウンセリング・スペースもしっかり確保されていて、心地よく香りを選べる点にあります。

ルシヤージュ京都革命」と共に、2025年を迎えた今、香水を愛する皆様が真に足を運ぶ価値のある香水販売店の要素は以下の三要素です。

  1. 香りをゆっくりと堪能できる接客スペース
  2. バタバタしていない接客環境(香水接客に理解のない老害上司が居座っていない職場である事)
  3. ひとつひとつの香りを大切にしている香水販売員

この三拍子が揃っているのがこちらの店舗です。

最後にもうひとり素晴らしい女性販売員の方がおられます。キリアンを伝えることが出来る言葉のセンスの良さと、美意識の高さを感じさせるこの方の接客は、日本でも有数の豪華な販売スペースを確保されているこのキリアン・カウンターに負けていません。

さらに、フレデリック・マルについてもパーフェクトにお客様にお伝え出来る方です。素晴らしい香水販売員の方には、素晴らしい先生(こちらの店舗においては男性チーフ様)が必ずおられるものです。

キリアンとフレデリック・マルという超難関フレグランス・ブランドに対して、無言でお客様の隣に立ち、「自分で決めて」接客をすることなく、お客様と共感しながら、寄り添うように、新しい一本を共に悩み、見つけて下さることでしょう。

名古屋パルコのジャルダンデパルファムや名古屋栄三越のラトリエデパルファムで接客しておられることもあるという彼女をご存知の方は多いのではないでしょうか?

名古屋のブルーベルのトップオブトップと言える方です。