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ラトリエ デ パルファム 大阪高島屋【全国フレグランス×香水聖地巡礼ガイド2023】

関西・名古屋
©Takashimaya Co.,Ltd.
関西・名古屋
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ラトリエ デ パルファム 大阪高島屋

場所 大阪・難波
住所 大阪府大阪市中央区難波5丁目1−5 大阪髙島屋 1階 化粧品売場
電話 06-6636-5003

関西でキリアンが存在する店舗は、京都高島屋とここだけです。そして、フレデリック・マル、ペンハリガン、ラルチザンといった錚々たるブランドの香りが集結する、疑いようがない『西日本の香りの聖地』。この店舗の女性チーフ様とサブチーフ様(以前、京都高島屋におられた二人)は、香りについて、しっかりと丁寧に、自分の言葉で伝えてくださる〝ソムリエールに相応しい接客〟をされる方です。

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ブルーベルの西日本の旗艦店

新宿伊勢丹のフレグランスコーナーが〝香りの東の本山〟であるなら、うめだ阪急のフレグランスコーナーが、本来は〝香りの西の本山〟なのですが、残念なことに、両方の売り場の接客レベルは、天と地の差がございます。

両方の売り場に、ブルーベル、カワベ、フォルテを中心としたフレグランス代理店の販売員の方々がおられるのですが、問題はそれぞれの販売員よりも、売り場の作りにあります。新宿伊勢丹のフレグランスコーナーがとてもゆったりと見やすい空間であるのに対して、うめだ阪急のフレグランスコーナーは、立ち食い蕎麦のような見にくくて狭苦しい空間です。

そして時間帯によっては、ディオールの売り場並みに混雑しているので、ゆったりと接客を受けることが出来ません(超一流の販売員の方々も口を揃えて、あの環境ではお客様の満足のゆくカウンセリングは出来ないと断言するほど)。

香水購入におけるネットショップと実店舗の違いは、〝たくさんの香りをひとつひとつ手当たり次第に嗅ぐのではなく、アドバイザーとの会話の中で、自分が今興味のある香りを見つけ出し、それを実際に肌の上に、プロに吹きかけて頂き、新しい香り=新しい自分をお迎えする楽しみ〟にあります。

ワクワク感の伴わない香水接客を受けるのであるなら、香りのムエットを取り寄せ、ネットで購入するだけで十分なのです。

すべてのお客様がそうであるとは言いませんが、多くのお客様が、自分の香りに対する〝心の中に溜まったたくさんの言葉〟を、〝香りに対する喜びの言葉〟を、日常生活の中では、共感してもらう相手が少ないこの言葉を受け止めてくれる人=プロのフレグランス・アドバイザーとの出会いを求めている部分も、実店舗で購入するひとつの動機なのです。

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関西の「第三のソムリエール」

そんな接客を心がけているチーフの方がおられるのが、大阪高島屋のラトリエ デ パルファムです。フレデリック マルキリアンラルチザンペンハリガンポートレート含む)、ボンド・ナンバーナイン、グタールメゾン フランシス クルジャンといったブルーベルの西日本の店舗において最大の品揃えを誇る店舗です。

西日本最大の品揃えを誇るということは、つまりはこの大阪高島屋店こそが『ブルーベルの西日本の旗艦店』なのです。

もちろん、京都伊勢丹の女性チーフ様と大丸心斎橋店の女性チーフ様は、ブルーベルという会社の枠を越えて考えても、トップクラスの香水接客をされる方々なので、別格であり、比ぶべくもないのですが、そんなお二人に続いていく人が、この店舗の女性チーフ様&サブチーフ様のお二方なのです。

とても丁寧な接客姿勢。これは時に、ただ隣に立って沈黙しているだけの退屈な接客になりがちなのですが、この方は、丁寧でありながら、しっかりとお客様に対するアドバイザーとしての役割をつとめようと一生懸命な姿勢が見てとれます。

特に、サブチーフ様は、かつて、伝説のルイ・ヴィトンの神戸店のフレグランス・スペシャリスト様がブルーベルのブルガリカウンターのサブチーフだった時代に、その部下として、香水接客のイロハを伝授されており、アンミカさんのような圧倒的なトーク力をお持ちの方です。

東京のブルーベルのソムリエールの方々の多くに蔓延している〝香水接客のブラッシュアップをせず、商品知識を表面的に暗記しているだけで、自分の言葉としてお伝えできない〟スタイルではなく、常に香水情報をアップデイトしていこうというスタンスで仕事をされていることがよく伝わります。