ルイ ヴィトン
Louis Vuitton 2016年9月に、ルイ・ヴィトンが70年ぶりにフレグランス「レ パルファン ルイ ヴィトン」を発売。すべての香りの調香は、専属調香師のジャック・キャヴァリエによるものであり、「ローズ デ ヴァン」「マティエール ノワール」「コントロモワ」などの7種類全てが素晴らしい香りという驚異的なラインナップだった。
以後、2018年5月に、メンズ・フレグランス「レ パルファン ルイ ヴィトン フォーメン」が発売され、2019年4月に「レ コロン ルイ ヴィトン」が発売され、販売店舗も拡大し、フレグランス好きの興味を惹きつけてやまない。
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代表作
ローズ デ ヴァン(2016)
ダン ラ ポー(2016)
コントロモワ(2016)
マティエール ノワール(2016)
アトラップ レーヴ(2018)
スール ラ ルート(2018)
オー アザール(2018)
オンブレ ノマド(2018)
アフタヌーン スイム(2019)
レ サーブル ローズ(2019)
クール バタン(2019)
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2016年9月、ルイ・ヴィトンの香り誕生

©LOUIS VUITTON

©LOUIS VUITTON
これはどうしようもない真実なのですが、日本人にとってルイ・ヴィトンというブランドはただのラグジュアリー・ブランドの領域を飛び越えた国民的ブランドとしてもはや土着しています。
それはエルメスのように遠すぎる橋ではなく、シャネルのように女性だけのものでもない。だからといってグッチのように少しチープな感じでもない絶妙なブランディングを達成している稀有なブランドなのです。
そんなルイ・ヴィトンが、2012年1月にジャック・キャヴァリエを、専属調香師に起用することを発表したとき、世界は震撼しました。
エルメス、シャネル、ディオールといったラグジュアリー・ブランドの中で、ルイ・ヴィトンは、唯一フレグランスを発売していないブランドだったからです。
そして、時は流れ、人々は、ルイ・ヴィトンがフレグランスを発売する予定だということを忘れ始めていました。しかし、実際のところキャヴァリエは、歴史的な香りを世に放つ最終段階に到達していました。さらに世界中のヘッドハンター達が、超一流のフレグランス販売員たちを、ルイ・ヴィトンのフレグランス・スペシャリストとして雇用するために暗躍していたのでした。
そして、集められた精鋭販売員たちと、ルイ・ヴィトンにおいて、フレグランス適正の高そうな販売員が選抜され、日本から7名を二陣に分けて、グラース研修に派遣したのでした。
ついに2016年9月15日に、日本では、表参道店、松屋銀座店、阪急梅田店においてルイ・ヴィトン初のフレグランス「レ パルファン ルイ ヴィトン」が発売されることになりました。それはまさに約70年ぶりのルイ・ヴィトンのフレグランス発売の瞬間でした。
約70年以上前に発売されたLVの香り

「Heures d’Absence (ウール・ダブソンス)」1927年。

「Heures d’Absence (ウール・ダブソンス)」。
1854年に創業したルイ・ヴィトンが、最初に香水を販売したのは、1927年でした。
その香水の名前は「Heures d’Absence (ウール ダプサンス)」でした。それはロンドン・ストアのオープニングを記念して300個限定で販売されたものでした。

「Je, Tu, Il(ジュ・チュ・イル)」1928年。
そして、1928年に二つ目の香水「Je, Tu, Il(ジュ・チュ・イル)」が発売されました。〝私、あなた、彼〟という意味です。1950年代の火事により、これらのフォーミュラが書かれた書類が、失われました。

「Eau de Voyage (オー・ドゥ・ヴォヤージュ)」1946年。
さらに、1946年に最後の香水が販売されます。「Eau de Voyage (オード・ヴォヤージュ)」です。
この香水は、1980年に限定販売されることになります。これがルイ・ヴィトンの最後の香水販売となりました。
現在において、これら3つの香水のサンプルは現存しておらず、「幻のルイ・ヴィトン」と呼ばれています。
そして、70年の時が経ち2016年9月から、「レ・パルファン ルイ・ヴィトン」が発売されることになり、2017年の1年間で1億ユーロを越える売上をあげたのでした(ちなみにシャネルの香水の年間売上は26億ユーロ、ディオールの香水の年間売上は25億ユーロです)。
以後、2018年5月31日に、メンズ・フレグランス「レ パルファン ルイ ヴィトン フォーメン」が発売され、2019年4月11日に「レ コロン ルイ ヴィトン」が発売され、販売店舗も拡大し、現在大躍進を遂げているのです。