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【セルジュ ルタンス】フェミニテデュボワ(木のフェミニティ)(ピエール・ブルドン/クリストファー・シェルドレイク)

クリストファー・シェルドレイク
クリストファー・シェルドレイク セルジュ・ルタンス ブランド 調香師 香りの美学
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幻の資生堂の香り

Féminité du Bois – Serge Lutens

2018年3月21日に「ブラック&ベージュ コレクション」が「コレクションノワール」に変更され、歴史的名香と呼ばれる「フェミニテデュボワ」も、その中に組み込まれました。

「フェミニテデュボワ」とはフランス語で「木のフェミニティ(女らしさ)」を意味します。この香りは60%のウッディで構成されています。そのことにより、メンズの香りとされていたウッディ(正確にはシダーウッド)に女性の側面を生み出すことになりました。

1992年当時、セルジュ・ルタンスというブランドは存在しませんでした。レ・サロン・デュ・パレロワイヤル・シセイドーでのみ発売されました。当時は、「幻の資生堂」の香りでした。そして、何を隠そうこの香りこそが、ルタンスのはじめてのユニセックス・フレグランスだったのです。

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1992年の香りの革命



それは1992年に勃発した3つの香りの革命のひとつでした。1つはジャック・キャヴァリエの「ロー ドゥ イッセイ」によるオゾン革命。もう1つはオリヴィエ・クレスプの「エンジェル」によるグルマン革命。そして、3つ目がこの香りによるウッディ革命なのです(ちなみに1年後にジャン=クロード・エレナの「オ パフメ オー テヴェール」によるティー革命が勃発する)。

この香りの構想は、ピエール・ブルドンがマラケッシュに旅しているときにアトラスシダーで女性用の香りを作ってみようというアイデアから始まりました。そして、その構想をクリストファー・シェルドレイクが引き継ぎ、1992年に完成したのでした。

シダーウッドがこの香りの中心にいます。このシダーウッドから「女らしさ」を呼び覚まさんと、スパイス、フローラル、フルーツが入れ替わり立ち替わり、優雅に美しくゆっくりと登場し、その女心を掻き乱していきます。それはまるで静謐なる森林の中に漂う悦びであり哀しみのようです。

一言で言えば、シダーウッド(杉)に蜂蜜とスパイスをブレンドした香りなのですが、そう一括りできないのがこの香りの魅力です。

新しく再調整されたものは、天然のサンダルウッドを使用することを断念しており、香りの豊かさが少し欠けてはいるのですが、オリジナルに忠実な香り立ちはしっかりと継承されています。

残念ながら2009年にセルジュ・ルタンスが1992年にデザインしたボトルは廃盤になりました。

ルカ・トゥリンは『世界香水ガイド』で、「新しい処方は非常によくできていて、すぐ近くで嗅いだときにトップノートが違うのとドライダウンが薄めなのを除けば、オリジナルの形を保っている。」「キャロンの「パルファム サクレ」もそういう方向性だったが、フェミニテデュボワこそ名前の意味(森の女性らしさ)を的確に表現した初めての香水だった。」

「砂糖漬けのフルーツとウッドの構成は、澄み切っていて豊かに温かく、ほとんどけばけばしいほど。天才のひらめきを感じさせる。」と4つ星(5段階評価)の評価をつけています。

香水データ

香水名:フェミニテデュボワ(木のフェミニティ)
原名:Feminite du Bois
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:ピエール・ブルドン、クリストファー・シェルドレイク
発表年:1992年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/14,300円、100ml/22,000円


トップノート:ヴァージニア産シダー、シナモン、プラム、ピーチ
ミドルノート:クローブ、イランイラン、ヴァイオレット、モロッコ産オレンジフラワー、ジンジャー、ターキッシュローズ
ラストノート:バニラ、ムスク、サンダルウッド、ベンゾイン

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