ジャック・キャヴァリエ

レ・パルファン ルイ・ヴィトン (ジャック・キャヴァリエ)(3ページ)

    香水名:レ・パルファン ルイ・ヴィトン Les Parfums Louis Vuitton オード・パルファム
    ブランド:ルイ・ヴィトン
    調香師:ジャック・キャヴァリエ
    発表年:2016年9月
    対象性別:女性
    価格:全7種類100mL 各 30,000円/200mL 各 43,000円、トラベル用スプレイ 全7種4×7.5mL 各30,000円、ミニチュア セット 7x10mL 30,000円
    オフィシャル・ページ



    「香水が本来のラグジュアリーさを取り戻すために!」

    campaign-3

    キャンペーン・モデルは『007 スペクター』のボンドガール・レア・セドゥ。

    campaign-2
    148912_original

    o0970097013733129888

    トラベル用スプレイ 全7種4×7.5mL 各30,000円

    ジャック・キャヴァリエは、高らかに表明しました。一挙に7種類もの香水が、わずか一日の間に、2016年9月1日(日本は15日)発売開始されました。それは、香水のプレタポルテ・コレクションという史上初の試みでした。ルイ・ヴィトンの70年ぶりの香水の発売です。

    正確には1980年に限定香水が販売されているので、36年ぶりですが、新作の発表ということにおいては、70年ぶりになります。そして、パリ、ロンドン、ソウル、ドバイ、東京を最重要販売拠点に定めました。「真の女性らしさを身にまとう、見えないファッション」として、4年の製作期間を経て、「レ・パルファン・ルイ・ヴィトン」は発表されることとなりました。日本ではルイ・ヴィトンの松屋銀座店と阪急梅田店の2Fの2店舗での販売となります。

    「4年の製作期間は、普通です。もっと短期間で開発する人もいますが、そのクリエーションも短期間で忘れ去られてしまいます。フレグランスとは熟成するものでなければならず、テストを繰り返しながら完成させる必要があります。今日ラグジュアリーとは、物事を作り出す時間を取ることなのです」とキャヴァリエは言っています。



    ルイ・ヴィトンのたった3つの香水

    louis-vuitton-first-fragrance-1947

    「Heures d’Absence (ウール・ダブソンス)」1927年。

    e-louis-vuittonjpg

    「Heures d’Absence (ウール・ダブソンス)」。

    1854年に創業したルイ・ヴィトンが、最初に香水を販売したのは、1927年でした。名前はHeures d’Absence (ウール・ダブソンス)。ロンドン・ストアのオープニングを記念して300個限定販売されたものでした。

    louis-vuitton-je-tu-il-fragrances-1928

    「Je, Tu, Il(ジュ・チュ・イル)」1928年。

    そして、1928年に二つ目の香水「Je, Tu, Il(ジュ・チュ・イル)」が発売されました。〝私、あなた、彼〟という意味です。

    vuitton_eau_de_voyage

    「Eau de Voyage (オー・ドゥ・ヴォヤージュ)」1946年。

    さらに、1946年に最後の香水が販売されます。Eau de Voyage (オード・ヴォヤージュ)です。この香水は、1980年に限定販売されることになります。これがルイ・ヴィトンが最後に香水販売をした時でした。現在においては、これら3つの香水のサンプルは現存していません。

    そして、ルイ・ヴィトンは、香水開発に対して70年間の眠りにつくことになるのでした。



    80近くの試作品の中から選ばれた7つの香水

    louis-vuitton-les-parfums-louis-vuitton-la-collection-lvnow_parfum_di3
    はじまりは2012年の発表からでした。それはルイ・ヴィトンがフレグランス事業をスタートするという発表でした。そして、ルイ・ヴィトンの専属調香師として迎えられたのが、22年間、フィルメニッヒ社を代表する調香師として活躍していたジャック・キャヴァリエです。全ての香水は、香水産業が盛んなコート ダジュールのグラース(フランスの香水・香料の2/3がここで作られている)で製造されることになりました。

    それから2016年まで沈黙の季節が始まります。もはや、夢幻の如くかと人々が感じ始めていました。そんな中、ルイ・ヴィトンの販売員に9月の香水販売が内示されたのは2016年6月(一般発表が販売直前の8月)のことでした。一方、調香師のキャヴァリエは、80近くの試作品を完成していました。今回の香水のテーマは「旅」「レザー」「女性らしさ」。そこから、10以上の完成品を生み出し、更に厳選されたものが、今回発表されたコレクションの7つの香りです。

    「7種類の香水の販売を決めたのは私です。それは7は私のラッキーナンバーだからです。そして、全ての私の香水が、花々への賛歌であるように、この7種類の香りもそうです」とキャヴァリエは言います。香水は通常、アルコールとエッセンシャル・オイルを抽出します。しかし、キャヴァリエは、フィルメニッヒ社に在籍当時より、自然な状態にかなり近い形で植物の精油を抽出できる低温での二酸化炭素抽出法を開発していました。この方法を使うと素晴らしい香料が生産できます(ただし、膨大な生産コストを食う方法)。そして、今回のコレクションもその抽出法のノウハウがフルに生かされたものです。



    ページ:

    1

    2 3

    カテゴリー一覧

    女を磨くファッション・アイコン一覧

    2018/19おすすめラグジュアリーバッグ

    売れるブランド販売員の特徴

    カイエ・デ・モード目次

    PAGE TOP