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【ルイ ヴィトン】パルファン ド コローニュの全て

ルイ・ヴィトン
©LOUIS VUITTON
ルイ・ヴィトン
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パルファン ド コローニュ

Les Colognes Louis Vuitton ルイ ヴィトン史上初のコロンが2019年4月11日に全国発売されました。このカラフルなイエロー・グリーン・ブルーのボトルが、絶えずどんな時であっても、お客様でいっぱいのルイ・ヴィトンのラグジュアリーな空間の中で、ある種の安心感を与えてくれます。

この世界観は、ポップアートであり、間違いなく、フランスのアメリカ・カリフォルニアへの憧れと、日本的なオタク精神の流れを汲む「遊び心」の結晶とも言えるでしょう。それはあの有名なエドワード・スノーデンが自伝の中で披露していた「私は人生をスーパーマリオブラザーズから学びました。それは右スクロールで、透明の壁が存在し、時間制限で、決して戻ることが出来ないということです」と同じ感覚なのです。

そんな「遊び心」を、当時のパルファン部門の責任者だったローレンス・セミチョンの指揮の下、専属調香師ジャック・キャヴァリエが、アメリカ・西海岸のカリフォルニアに漂う、自由で情熱的なムードをテーマに、1つの花、 1つの植物、 1つの果物のエッセンスを引き出すことに重きを置いた3種類のコロンから、このコレクションははじまりました。

そう、自然とのつながりを最大限に引き出したかったのです。 私たちは常に携帯電話に接続された仮想世界に住んでいます。 自然と再びつながることは、私たちが生きていることを認識させ、エネルギーを与え、振動させます。 私が興味があるのは、人々に触れ、経験を与え、感情を感じさせることです。 香水は私たちの深い記憶と結びついていることを忘れないようにしましょう。 それは自分と自分との間に関係を生み出します。

ジャック・キャヴァリエ

©LOUIS VUITTON

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ルイ ヴィトンの「遊び心」を、贅沢に身に浴びる。

©LOUIS VUITTON

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このコロンは、12%の濃度で作られています。通常コロンの場合は、濃度は1.5~8%なので、これはオードパルファンに近いことを意味します。

ジャック・キャヴァリエ

「パルファン ド コローニュ」とは、ルイ・ヴィトンの造語で、希少な天然原料を贅沢に使用したコロンのフレッシュさと、パルファンの香りの持続性を兼ね備えたオード・パルファンを意味しています。

2024年1月までに発売された7つのコロンのうち、現在は「カクタス ガーデン」と「サン ソング」を除く、5つの香りが発売されております。全てのコロンの名は、英語でありカラフルなボトルカラーで統一されています。

そして、LVMHの総帥ベルナール・アルノーの愛娘デルフィーヌが愛したロサンゼルスのアーティスト、アレックス・イスラエルがボックスデザインとボトルのカラーデザイナーとして起用されています。

オーデコロンをもっと自由に楽しもうという観点で生み出されたこのコレクションは、ボトルカラーからして、香りをポップアートに昇華していこう!という意気込みが見受けられます。21世紀のルイ・ヴィトンのミッションとも言える、ひとつのファッション・アイテムにアートピースとしての役割も同居させていく=〝ポップアートを身に付ける贅沢な時間〟の流れに忠実な、極上のポップアート・コロンと言えます。

カラフルなボトルを全部集めて並べたくなる〝中毒性〟があります。

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パルファン ド コローニュ全7作品

2019年


アフタヌーン スイム

カクタス ガーデン

サン ソング

2020年


カリフォルニア ドリーム

2021年


オン ザ ビーチ

2022年


CITY OF STARS シティ オブ スターズ

2023年


パシフィック チル