究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ

『風と共に去りぬ』Vol.4|コロンを飲むヴィヴィアン・リー

ヴィヴィアン・リー
ヴィヴィアン・リー女を磨くアイコン映画女優
この記事は約6分で読めます。

「私はさそり座の女なの。だから最後は自分を食い尽くして死ぬのよ」

彼女は今も昔と変わらず美しかった、滑稽で、ウィットに富み、陽気だった・・・しかし、その生き生きとした表情の底の底には、絶え間なく不幸せが流れていました。

ダーク・ボガード(ヴィヴィアン・リーの旧友)

ヴィヴィアン・リーは、1913年11月5日に、英国領インド帝国ダージリンで、元劇団員で騎兵隊将校のハンサムな父親と母親の間に一人娘として生まれました。6才のときにヴィヴィアンは母親の意向でインドを離れ、単身ロンドン南西部のローハンプトンのカトリック女子修道院付属学校に転入しました(ここで後に女優となる2才年上のモーリン・オサリヴァンと友人になる。彼女こそミア・ファローの母親である)。

やがて、ヴィヴィアンは、女優になる夢を持ち、ロンドンの王立演劇学校へと入学しました。しかし、1932年12月に、13歳年上の法廷弁護士ハーバート・リー・ホルマンと結婚し、王立演劇学校を退学しました。

1937年、映画『無敵艦隊』のヒロインに抜擢され、その美貌が評判となり、英国において人気女優の仲間入りを果たします。この作品の少し前から、彼女はローレンス・オリヴィエに夢中でした。結局双方とも、離婚し、1940年に結婚します(1960年まで)。3分間の結婚式には立会人として女優キャサリン・ヘプバーンと劇作家ガーソン・カニンの二人のみ招かれました。

しかし、この頃より、ヴィヴィアンは、徐々に双極性障害に悩まされるようになっていきます。1944年に『シーザーとクレオパトラ』(1945年)の撮影中にヴィヴィアンは妊娠し、流産します。この時、オリヴィエに怒鳴り散らし、殴りかかるという双極性障害による最初の大きな発作を起こします。そして、1947年、ヴィヴィアンは、テネシー・ウィリアムズの『欲望という名の電車』に出会ってしまうのでした。

スポンサーリンク

スカーレット・オハラ スタイル12

スレートブルードレス
  • スレートブルーのドレス、クリノリンスタイル、特徴的なジズザグ柄、シルクのホワイトカラー
  • 黒のヘッドドレスに黄色のリボン、黒ヴェールつき
  • 黄色い手袋

南北戦争後、商才を発揮し、成金となるスカーレットが、このドレスを着て、貧民窟で襲われかけます。

shantytown-dress-003

特徴的な柄のドレスに、黄色のアイテムの絶妙なカラーバランス。

このドレスの全体像が分かる写真。

ウォルター・プランケットによるデザイン画。

スポンサーリンク

スカーレット・オハラ スタイル13

貞淑な奥様ルック
  • ブロドゥリ・アングレーズ・ディテールのブラウス、パープルのリボン、Vネック
  • パープルのレースショール
  • パープルスカート

ブロドゥリ・アングレーズのディテール。

19世紀の女性達は夜は編み物をしていた。

スポンサーリンク

スカーレット・オハラ スタイル14

喪服ドレスPART2
  • ブラックドレス、クリノリンスタイル

この衣裳において、フレグランス業界において、プルーストのマドレーヌ並みに、有名なアイコニックなシーンが登場します。

夫が死んで、お酒に溺れている自分の姿がばれないようにとスカーレットは、コロンをがぶ飲みするのです。彼女のブランデーとコロンの香りが混ざった口臭が、どれほど魅惑の香りであったかを連想してしまうシーンです。

素晴らしいヴィヴィアン・リーのシルエット。

お酒の匂いを消すためにコロンを飲むスカーレット。

スポンサーリンク

スカーレット・オハラ スタイル15

ハネムーンドレスPART1
  • バードドレス、小鳥がついたダークネイビー・スパンコールドレス

遂にレット・バトラーと結婚することになるスカーレット。そして、このハネムーン・シーンで何種類かの個性的なドレスが贅沢に数秒ごと登場します。

スポンサーリンク

スカーレット・オハラ スタイル16

ハネムーンドレスPART2
  • ホワイトドレス、ベルスリーブの黒生地上に葉っぱディテール
  • 小さなテンガローのヘッドドレス
010-gone-with-the-wind-theredlist

『風と共に去りぬ』は、個性的なドレス・デザインの宝庫です。

660270eb67272842ee4d72989ee1a81b

ここからクリノリンは小さくなっていきます。

052-gone-with-the-wind-theredlist

ベルスリーブの個性的な柄。

メイクアップのためのテスト撮影。

作品データ

作品名:風と共に去りぬ Gone with the Wind (1939)
監督:ヴィクター・フレミング
衣装:ウォルター・プランケット
出演者:ヴィヴィアン・リー/クラーク・ゲーブル/オリヴィア・デ・ハヴィランド/レスリー・ハワード

タイトルとURLをコピーしました