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イングリッド・チューリン1 『地獄に堕ちた勇者ども』2(3ページ)

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作品名:地獄に堕ちた勇者ども The Damned (1969)
監督:ルキノ・ヴィスコンティ
衣装:ピエロ・トージ
出演者:ダーク・ボガード/イングリッド・チューリン/ヘルムート・バーガー/シャーロット・ランプリング

うつくしい細眉。怪物のような美女。

彼女は恐るべき性欲の持ち主で、男だけでなく、巨大な鉄鋼会社全体をおのれの性器の中にねじ込みたい欲望を所有している。

ルキノ・ヴィスコンティ

スウェーデンという国が生み出した至宝の女優イングリッド・チューリン(1926-2004)。そのアイシー・ブロンド・ヘアーと冷たい美貌を生かし“雪で覆われた火山”の女性を演じることを得意としてきた彼女は、間違いなくこの作品の怪物でした。その圧倒的な存在感は、競演したダーク・ボガードが「彼女の芝居は、間違いなくオスカーに相応しかった」と宣言したほどでした。

それにしてもボディラインが逞しく美しい女性です。身長170cm。子供のころからストックホルムでバレエを学び、王立ドラマシアターで演技を学んだ本格派であり、イングマール・ベルイマン監督の映画作品(9作品に出演)で世界的に知られる存在となりました。ある種、骨格の良い男性的な肉体美がアンドロギュヌス的であり、ヘルムート・バーガーの細眉の雰囲気と同化していきます。

彼女ほど女性に対して、女性の美の本質を伝えてくれる女優はなかなかいないのではないでしょうか?カマキリ夫人ではないですが、男性はどうしても女性に食われたい願望があるもの。女性が求めるべきものは、力強い美であり、弱々しい美ではないということ。可愛らしい女の子でずっといるということは、女ではなく、虫になってしまうも同然なこと。女は怪物である。それは生命を作ることが出来る創造主でもある。だからこそ、女性には逞しく美しくならねばならぬ存在理由があるのです。

赤いライトに照らし出されるチューリン様

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この眉毛。北欧美女には、細眉が似合う。

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プラチナ・ブロンドに30年代ウェービーボブが決まってます。

彼女の登場シーンが実に卑猥です。息子のマルティン(ヘルムート・バーガー)がマレーネ・ディートリッヒの女装をして唄う姿を恍惚とした表情で見守っているのです。ベルリンで国会議事堂が燃やされたとのニュースにより、唄は中断され、部屋から出て行くゲストと共に、一人舞台に取り残された息子には一瞥もくれずに、愛人のフリードリッヒと共に去っていく、子に対する愛情よりも、女であることを選ぶ母親。

それにしても、家長の誕生日を祝う晩餐会の豪華さ。その調度品の配置の的確さ。本当の貴族だからこそ再現できる特権階級の持つ様式美。ヴィスコンティは一言、その点についてこう語っています。「貴族社会において召使いは生きる家具である。ここでは、かしづかれる者とかしづく者の2つに別れている。しかし、実際はかしづく者にかしづかれる者は生かされているのである」

ゾフィー・エッセンベック・ルック1 スパンコールドレス
  • バルマン風のハイショルダーのスパンコールボレロ。長袖
  • ロングVネックドレス。ホルターネック、ビザンティン風
  • ダイヤモンドイヤリング
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シャーロット・ランプリングとチューリン。骨格の違いがよくわかります。

ゾフィー・エッセンベック・ルック2 ブラウス×スカート・スタイル
  • 白のフロントプリーツ、ロングスリーブシフォンカーディガン
  • ダークブラウンスカート
  • 一連パールネックレス
dbvy

ネグリジェが本当に似合う人です。

ゾフィー・エッセンベック・ルック3 ネグリジェスタイル
  • パープルのシフォン・ショートボレロ、3連ラッフル
  • パープルのシルクのネグリジェ
  • シルバーパンプス




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