その他の男優たち 『俺たちに明日はない』Vol.6|ウォーレン・ベイティと30年代のクライド・ルック ベレー帽とタイト・ニットとミディ・スカートで話題になったフェイ・ダナウェイによるボニー・ルックだけでなく、ウォーレン・ベイティのクライド・ルックも大変魅力的です。1960年代に、男性のファッションが急激に女性化したからこそ、そんな時代の空気を反映して、この作品には、3人の男性が配されています。 2022.11.18 2025.09.10 その他の男優たち
フェイ・ダナウェイ 『俺たちに明日はない』Vol.1|フェイ・ダナウェイのボニー・ルック 映画が、本格的にファッション業界全体に影響を与えるようになったのはいつかと考える時、絶対に忘れてはならない作品があります。それは『俺たちに明日はない』です。この映画が製作され、公開された1967年以降、映画がファッション業界に与える影響は、決定的なものとなりました。 2022.11.13 2025.09.11 フェイ・ダナウェイ
その他の現代の女優たち 『スカーフェイス』Vol.9|ミシェル・ファイファーの元祖ウェイフルック コカインとアルコールで生きているエルヴィラのコカイン・シックとでも言うべき退廃的な存在感です。それはまさに1993年にケイト・モスによって先導されたウェイフルックの先駆けとも言えるものであり、ミシェル・ファイファーは、過酷なダイエットを行いつつこの撮影に臨んでいたのでした。 2022.08.09 2025.09.14 その他の現代の女優たち
アル・パチーノ 『スカーフェイス』Vol.6|アル・パチーノのトニー・モンタナ伝説 『スカーフェイス』が、〝永遠の男たちのバイブル〟である理由は、悪趣味なまでに金ぴかな宮殿のような邸宅で、高価なスーツ姿で、戦争で使用するレベルの銃器で、大銃撃戦を行い果てるところにありました。 2022.08.06 2025.09.10 アル・パチーノ
その他の現代の女優たち 『タクシー・ドライバー』Vol.7|シビル・シェパードとダイアン・フォン・ファステンバーグ シビル・シェパード(1950-)が演じたベッツィーが着ているファッションは、70年代半ばの〝夢と希望に満ちた独立した女性〟を象徴するファッションでした。特に、中盤に登場するダイアン・フォン・ファステンバーグのラップドレスを着た彼女は自信に満ち溢れていました。 2022.02.22 2025.04.01 その他の現代の女優たち
その他の現代の女優たち 『タクシー・ドライバー』Vol.6|ジョディ・フォスターとジョン・ヒンクリーJR 『タクシー・ドライバー』は、世界中の青少年に良くも悪くも大きな影響を与え続けています。トラヴィスを見て「これはオレの姿だ!」と雷に打たれたかのように、ある種の男子を覚醒させてしまう力があります。ジョン・ヒンクリーJR(1955-)も21才の時、そんな風に覚醒した男子の1人でした。 2022.02.21 2025.09.11 その他の現代の女優たち
その他の男優たち 『タクシー・ドライバー』Vol.4|ハーヴェイ・カイテルのポン引きファッション ソフト帽にランニングシャツ、タイトな黒パンツという異様な出で立ちで登場するのが、12歳の売春婦アイリス(ジョディ・フォスター)のポン引きスポーツです。ハーヴェイ・カイテル(1939-)が演じるこの役柄のファッションは、その後、本物のポン引きの間で大流行したのでした。 2022.02.19 2025.04.01 その他の男優たち
ロバート・デ・ニーロ 『タクシー・ドライバー』Vol.3|ロバート・デ・ニーロとM65フィールドジャケット 『タクシー・ドライバー』のロバート・デ・ニーロのモヒカンヘアは、ハーヴェイ・カイテルの長髪と同じく、特殊メイクアップ・アーティストのディック・スミスにより馬の毛で作成されました。全く違和感のないところが、デ・ニーロの凄い所です。 2022.02.18 2025.09.13 ロバート・デ・ニーロ
ロバート・デ・ニーロ 『タクシー・ドライバー』Vol.1|ロバート・デ・ニーロとタンカースジャケット 男が男に惚れる映画と言えば聞こえは良いのですが、当時、同世代の女性の立場から見ると「絶対にモテないだろうな」と思わせる映画。そんな作品の代表格がこの『タクシー・ドライバー』なのです。まず間違いなくこの作品を見た後、鏡を見るたびに「You talkin' to me?(オレになんかようか?)」なんて言ってみたくなる作品。 2022.02.16 2025.09.10 ロバート・デ・ニーロ
ジーン・セバーグ 『勝手にしやがれ』Vol.3|フランス人形のようなボーダーワンピース 『勝手にしやがれ』でジーン・セバーグが着たファッションは、パリモード界にさえもヌーヴェルヴァーグを起こしました。そして、ジーン・セバーグは「ヌーヴェルヴァーグの女神」となったのでした。 2022.02.06 2025.09.15 ジーン・セバーグ
ボンド ガール クリスティナ・ウェイボーン 『007 オクトパシー』5(6ページ) 作品名:007 オクトパシー Octopussy(1983)監督:ジョン・グレン衣装:エマ・ ポーテウス出演者:ロジャー・ムーア/モード・アダムス/クリスティナ・ウェイボーン/ルイ・ジュールダン/スティーヴン・バーコフ本作で一番人気のボンド... 2019.09.18 2025.09.10 ボンド ガール
ボンド ガール モード・アダムス3 『007 オクトパシー』4(2ページ) 作品名:007 オクトパシー Octopussy(1983)監督:ジョン・グレン衣装:エマ・ ポーテウス出演者:ロジャー・ムーア/モード・アダムス/クリスティナ・ウェイボーン/ルイ・ジュールダン/スティーヴン・バーコフボンドガールにしては地... 2019.09.17 2023.12.09 ボンド ガール
ジェームズ・ボンド ロジャー・ムーア14 『007 オクトパシー』2(2ページ) 作品名:007 オクトパシー Octopussy(1983)監督:ジョン・グレン衣装:エマ・ ポーテウス出演者:ロジャー・ムーア/モード・アダムス/クリスティナ・ウェイボーン/ルイ・ジュールダン/スティーヴン・バーコフジェームズ・ボンド版『... 2019.09.15 2025.09.10 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド ロジャー・ムーア13 『007 オクトパシー』1(3ページ) 作品名:007 オクトパシー Octopussy(1983)監督:ジョン・グレン衣装:エマ・ ポーテウス出演者:ロジャー・ムーア/モード・アダムス/クリスティナ・ウェイボーン/ルイ・ジュールダン/スティーヴン・バーコフ007シリーズの最強秘... 2019.09.14 2023.12.09 ジェームズ・ボンド
ヴィヴィアン・リー 『欲望という名の電車』Vol.5|ヴィヴィアン・リーと『巨象の道』 実はエリア・カザンこそが、ヴィヴィアン・リーにとっての〝「欲望」という名の電車に乗って、「墓場」という電車に乗り換えて、六つ目の角で降りるように言われたのだけれど・・・「極楽」というところで〟のセリフそのものの「欲望という名の電車」だったのです。 2019.05.11 2025.09.10 ヴィヴィアン・リー
ジェーン・フォンダ ジェーン・フォンダ1 『バーバレラ』1(2ページ) 作品名:バーバレラ Barbarella(1968)監督:ロジェ・ヴァディム衣装:パコ・ラバンヌ/ジャック・フォントレー出演者:ジェーン・フォンダ/アニタ・パレンバーグ/ジョン・フィリップ・ロー/マルセル・マルソー/デヴィッド・ヘミングス2... 2018.10.15 2025.09.10 ジェーン・フォンダ
グレタ・ガルボ グレタ・ガルボ1 『グランド・ホテル』2(2ページ) 作品データ作品名:グランド・ホテル Grand Hotel (1932)監督:エドマンド・グールディング衣装:エイドリアン出演者:グレタ・ガルボ/ジョーン・クロフォードグレタ・ガルボとジョーン・クロフォードを創造した男。私はMGMに入る前か... 2018.07.12 2023.12.07 グレタ・ガルボ
シャーロット・ランプリング 『愛の嵐』1|シャーロット・ランプリングとトレンチコート 3ページの記事です。作品データ作品名:愛の嵐 Il Portiere di notte(The Night Porter) (1974)監督:リリアーナ・カヴァーニ衣装:ピエロ・トージ出演者:ダーク・ボガード/シャーロット・ランプリング/フ... 2017.12.17 2025.03.16 シャーロット・ランプリング
エリザベス・テイラー 『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』2|エリザベス・テイラーがオスカーを戴冠 2ページの記事です。作品データ作品名:ヴァージニア・ウルフなんかこわくない Who's Afraid of Virginia Woolf? (1966)監督:マイク・ニコルズ衣装:アイリーン・シャラフ出演者:エリザベス・テイラー/リチャード... 2017.11.06 2025.09.10 エリザベス・テイラー
黒澤明 『乱』1|原田美枝子とワダ・エミが生み出した「楓の方」 2ページの記事です。作品データ作品名:乱 (1985)監督:黒澤明衣装:ワダ・エミ出演者:原田美枝子/仲代達矢/根津甚八/ピーター/隆大介日本人女性のみが持ちうる魔性を知る。1954年、≪七人の侍≫を撮ったときの黒澤は、世界でおそらく最もダ... 2017.09.03 2025.09.10 黒澤明