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『スカーフェイス』Vol.9|ミシェル・ファイファーの元祖ウェイフルック

その他
www.kobal-collection.com Title: PFEIFFER, MICHELLE ¥ Pers: PFEIFFER, MICHELLE ¥ Year: 1983 ¥ Ref: XPF001AF ¥ Credit: [ THE KOBAL COLLECTION ] SCARFACE (1983) , January 1, 1983 Photo by Kobal/The Kobal Collection/WireImage.com To license this image (10677313), contact The Kobal Collection/WireImage.com
その他女を磨くアイコン映画女優
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ウェイフルックはココから始まった。

パトリシア・ノリスは、エルヴィラの衣装イメージについて監督のブライアン・デ・パルマより、本作のオリジナル作品であるハワード・ホークス監督の『暗黒街の顔役』(1932年、原題はスカーフェイス)の情婦ポピー(カレン・モーリー)のファッションを参考にしてくださいと依頼されていました。だからこそ、ほとんどのスタイルは1930年代スタイルなのです。

しかし、それ以上に特筆すべき点は、コカインとアルコールで生きているエルヴィラのコカイン・シックとでも言うべき退廃的な存在感です。

それはまさに1993年にケイト・モスによって先導されたウェイフルックの先駆けとも言えるものであり、ミシェル・ファイファーは、エルヴィラを演じるにあたり、摂食障害とも言えるほどの過酷なダイエットを行いつつこの撮影に臨んでいたのでした。

ミシェル・ファイファーのウェイフルック。

『暗黒街の顔役』(1932)で情婦ポピーを演じたカレン・モーリー。

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エルヴィラ・ハンコック・ルック5

エルヴィラ唯一の80年代風ファッション
  • ゴールデンイエローのデイワンピース、プランジング・ネックライン
  • シルバーのハイヒールサンダル
  • 一連のパール・ネックレス

作中では一瞬しか現れませんが、素晴らしいデザインです。

ルーズなシルエットでありながら、露出するラインはちゃっかり露出しているスタイル。

80年代のカラフルでポップな空気にマッチしています。

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エルヴィラ・ハンコック・ルック6

ウェイフルック
  • ルームウェア、スパゲッティストラップ、バタフライ柄
  • シルバーのハイヒールサンダル

アルコールとコカインで生きる女エルヴィラ。

ヤクザな男にぶら下がって生きる美女のなれの果て。

このルームウェアが実に魅力的です。

以下、ウェイフルックの先駆け的なスタイルを列挙!!






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彼女もまた野垂れ死にするのだろう

実際にコカイン中毒だったオリバー・ストーンによる脚本。

だからこそ、エルヴィラの行きつく果てには、幸せはありません。

この作品におけるミシェル・ファイファーは、物語を牽引するほどの重要な役割ではありませんでした。しかし、その存在感は、映画的というよりはファッション的な感覚において独特な閃光を放っています。

いまではエルヴィラ・ハンコックというキャラクターは、トニー・モンタナというヤクザの中のヤクザが愛した唯一の女として、ファム・ファタール的なアイコンとして、タイムレスな輝きを放っています。

それはまさに1980年代に蘇った1930年代風のクールビューティーとして、または、1993年から始まるウェイフルックの先導者として、多くのファッション・デザイナーに影響を与えるファッション・アイコンとなりました。

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エルヴィラ・ハンコック・ルック7

スパンコール・ドレス
  • ブラックスパンコール・ドレス、スパゲッティストラップ

がりがりにやせ細っている彼女は、後先考えずに去っていくのでした。

イヤリングもかなり個性的で、魅力的です。

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決して笑わない女の笑うオフショット


最後に、決して笑わない女エルヴィラ・ハンコックを演じたミシェル・ファイファーがオフショットで、アル・パチーノと向き合い、照れ笑いする一枚。すごく可愛い!

作品データ

作品名:スカーフェイス Scarface (1983)
監督:ブライアン・デ・パルマ
衣装:パトリシア・ノリス
出演者:アル・パチーノ/ミシェル・ファイファー/スティーヴン・バウアー/ポール・シェナー

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