究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ
【本日最終日】カイエデモード香水図鑑を応援する|2025年6月30日終日

【2日間で多くのご支援頂きありがとうございます。あと少しで、安定した運営に必要な目標額に到達いたします】

サイトの制作&運営費は、最高責任者の私費と皆様のご寄付により賄われております。日本の香水文化を豊かにしていきたいというカイエデモードの活動にご評価いただければ幸いです。

詳細ページへ

『007は二度死ぬ』Vol.9|カリン・ドール、第三のボンドガール

ボンド ガール
ボンド ガール
この記事は約5分で読めます。

ピラニアに食われる第三帝国出身の第三のボンドガール

日本人にとって二人の日本人ボンドガールの印象が強烈すぎてほとんど記憶に残らないのが、第三のボンドガールカリン・ドール(1938-2017)です。

彼女は第二次世界大戦中の第三帝国のドイツにおいて、上流階級の温泉地ヴィースバーデンの裕福な家庭に生まれました。元々はバレリーナを目指していただけがあり、優雅なムードのある女優様です。

本作においては、スペクターのナンバー・イレブンとして登場します。

1969年にはアルフレッド・ヒッチコック監督の『トパーズ』にも重要な役柄で出演します。そして、70年代以降はドイツを代表する舞台女優としての地位を獲得しました。

スポンサーリンク

ヘルガ・ルック1

秘書ルック
  • オレンジのショートスリーブのシルクブラウス
  • パテントレザーの白ベルト
  • 白のフロントスリットスカート。フラップポケット付き
  • 白のハイヒールパンプス

知性漂うルックスにダイナマイト・ボディのアンバランスなバランス。

なかなか素敵なオレンジ色のブラウス。

少しサファリの要素もミックスされた現代でも通用するシルエットのスカート。

正面から見るとワイドパンツにも見える優れたデザインです。

スポンサーリンク

ヘルガ・ルック2

ブラックドレス
  • 黒のスパンコールドレス。ノースリーブ、オーガンジーパネル
  • ブラック・ハイヒールサンダル

ボンド危うしのこのシーンのブラックドレスも美しい。

歴代のボンドガールの中でも最も印象に残らない部類に入る人。その原因は・・・

メイクアップでしょう。間違いなく本来の彼女の魅力の妨げになっているメイクです。

スタイルも良く、本格的な演技も出来る人なだけにもったいないです。

スポンサーリンク

ヘルガ・ルック3 飛行服

飛行服のシーンにて、カリンのメイクの濃さは認識できます。

本当の彼女の魅力はヒッチコック監督の『トパーズ』の中にあります。

スポンサーリンク

ヘルガ・ルック4

レッドスカートスーツ
  • 深紅のウールのスカートスーツ
  • 赤のハイヒールパンプス

右に控えるは、『ピンク・パンサー』のケイトーことバート・クウォーク。

そして、ピラニアに食べられてしまうカリン・ドール。ピラニアの池に落ちるシーンも自分自身で行いました。

失敗したものはピラニアに食わせるという恐怖の犯罪組織スペクター。

60年代風ドイツ美女。

スポンサーリンク

カリン・ドールの魅力が伝わるフォト一覧。










作品データ

作品名:007は二度死ぬ You Only Live Twice(1967)
監督:ルイス・ギルバート
衣装:アイリーン・サリバン
出演者:ショーン・コネリー/若林映子/浜美枝/丹波哲郎/カリン・ドール/ドナルド・プレザンス