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【セルジュ ルタンス】グラットシエルの全て

セルジュ・ルタンス
©Serge Lutens
セルジュ・ルタンス
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グラットシエル

Gratte-ciel 2018年11月にセルジュ・ルタンスより発売された、限られた店舗でのみ販売されている新しいプレミアムコレクション「グラットシエル コレクション」。「グラットシエル」とは、フランス語で「摩天楼」「超高層ビル」の意味です。

その黒のファセットガラスボトルのシルエットは、エンパイアステートビル、クライスラービルなど20世紀初頭から1930年代にかけてニューヨークに出現した世界初の高層ビルをモチーフにしたデザインです。

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2026年ルタンスの旅

©Serge Lutens

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このフレグランスを手に取ることは、秘密、そして謎に分け入ることだ。

セルジュ・ルタンス

正確にはこのコレクションは、1927年にフリッツ・ラング監督が作った『メトロポリス』から触発されたコレクションです。そして、この物語の舞台は、2026年の近未来であり、現在から見ると、6年先のほんのすぐ先の未来なのです。

機械に支配され、階級社会化し、外見にのみ固執し、数字に一喜一憂している内面も外見もアンドロイド化している現代人に対する〝人間の心を取り戻せ!〟と言うセルジュ・ルタンスからのメッセージが詰め込まれたルタンスの最高峰の香りのコレクションなのです。

  • 取り合えず回りを不愉快にさせない香りを身に付けてきた
  • 一日のうち20回以上はスマホを見てしまう
  • SNSに人生が支配されている
  • 流行に振り回されている
  • 教養がない

上記の項目のうち3つ以上該当する人は、一度「銀座」のセルジュ・ルタンスを訪問することをお勧めします。ここが、21世紀のメトロポリタンなのです。アンドロイドのように凡庸化されたあなたの心に「生命の香り」を注ぎ込みましょう。

香りの真髄とは、快適さではなく、「身体の底からみなぎるパワー」を生み出してくれるか否かにあるのです。

このコレクションの全ての香りは、クリストファー・シェルドレイクにより調香されました。

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『グラットシエル』全12作


ペリルーズマン ヴォートル(危ういあなたへ)

フュムリ テュルク(トルコの煙)

ムスククビライカーン(クビライカーンのムスク)

キュイールモレスク(ムーアの伝説)

ルウーブ(牝狼)

ボルネオ1834

テュベルーズクリミネル(罪作りな月下香)

ドゥプロファンディス(深き淵より)

シェンヌ(樫)

セルジュノワール(黒いサージ布)

フィーユ アン エギュイユ(松林の女の子)

リンノマーブル(名づけえぬもの)