ジェームズ・ボンド

ダニエル・クレイグ8 『007 カジノ・ロワイヤル』1(3ページ)

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作品名:007 カジノ・ロワイヤル 007 Casino Royale (2006)
監督:マーティン・キャンベル
衣装:リンディ・ヘミングス
出演者:ダニエル・クレイグ/エヴァ・グリーン/カテリーナ・ムリーノ/イワナ・ミルセヴィッチ/ジュディ・デンチ/マッツ・ミケルセン

2005年10月14日、6代目ボンドが発表されました!



007シリーズの記念すべき第20作目となった『007 ダイ・アナザー・デイ』(2002)が、公開当時、過去最高のシリーズ興行成績を記録した後、4作品の間ジェームズ・ボンドをつとめたピアース・ブロスナンが、5代目ジェームズ・ボンドを降板しました。007シリーズを復興させたこの男の降板は、世界中のボンド・ファンを失望させました。

そんな中、2005年10月14日に、ロンドンにて、6代目ジェームズ・ボンドが、発表されたのでした。そして、その瞬間、世界中のファンは再び失望したのでした。長めの金髪に、にやけ面のダニエル・クレイグ(1968-)が、ネイビーのスーツにスカイブルーのシャツ、そして、レッドタイという、まるでオフィスビルからランチタイムに出てきたようなスタイルで登場したのでした(最終選考に残ったもう一人は後にスーパーマンになる、当時22歳のヘンリー・カヴィルだった)。

この会見を見た人々のリアクションは、一様に「ああ・・・ピアース・ブロスナンよ!考えを改めて!」という神への祈りだったはずです。しかし、結果的には、このライザップのような戦略が功を奏したのでした。こんな優男が、わずか撮影開始までの100日後(2006年1月30日に撮影は開始された)には、男さえも羨む、ムキムキの肉体・精悍なヘアスタイル・クールなファッションで史上最高のジェームズ・ボンドへと変身を遂げたのでした。

※ちなみにボンド就任会見でダニエルが着ていたスーツは、フラップ付きポケットに、ダブルベンツ、ノッチラペルのブリオーニ、そして、レッドタイには、黄色と紫色のポルカドットが入っていました。

おれの名をいってみろ!=You Know My Name





「さぁ、おれのジェームズ・ボンドは絶対に見ないと言ったお前たち!おれの名をいってみろ!」と言わんばかりに、ダニエル・クレイグが、あの会見からは想像もつかないほどの、肉体改造を終えて登場します。そして、世界中の私を含む男女が、「私たちはこんなジェームズ・ボンドが見たかったんだ!」といけしゃあしゃあと歓喜したのでした。

とてつもなく男のフェロモン全開なクリス・コーネルの主題歌が素晴らしいです。『007 死ぬのは奴らだ』(1973)のポール・マッカートニーの主題歌のメロディラインと、『007/サンダーボール作戦』(1965)のトム・ジョーンズの主題歌のフェロモンを取り入れたというだけあります。女性のシルエットが一切登場しない硬派なタイトル・デザインが、ニュー・ボンドのイメージを物語っていました。

クリスが咆哮する「ユー・ノウ・マイ・ネイム!」がどこか「おれの名をいってみろ!」に聞こえてくるほどです。元々タイトル・ソングを歌う予定だったエイミー・ワインハウス(1983-2011)の主題歌も聴きたかったのですが、ダニエル・クレイグのニューボンドには硬派な男性ボーカルで良かったのではないでしょうか?



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