ジェームズ・ボンド

ダニエル・クレイグ9 『007 カジノ・ロワイヤル』2(3ページ)

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作品名:007 カジノ・ロワイヤル 007 Casino Royale (2006)
監督:マーティン・キャンベル
衣装:リンディ・ヘミングス
出演者:ダニエル・クレイグ/エヴァ・グリーン/カテリーナ・ムリーノ/イワナ・ミルセヴィッチ/ジュディ・デンチ/マッツ・ミケルセン

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想像を絶するプレッシャと戦い、勝った男。

初仕事で失敗してしまい、Mの自宅に押しかけるボンド。

ボンドが洗練されていく過程が楽しめる作品とも言える。

傲慢な人間が自分を知ることはめったにないのよ」とMに厳しく戒められるボンド。

ノールのバルセロナ・チェアと、ハーマンミラーのオフィスチェアーがあるMの自宅。

「ボンドもまた失敗して一人前の諜報部員になったということを示したかった」というダニエル・クレイグ。

このシーンと同じパンツを履いています。

ジェームズ・ボンド・スタイル4 トップコート
  • ブリオーニのブラック・トップコート、シングルブレスト、ノッチラペル、3つボタン、膝丈
  • ブラック・ポロシャツ
  • テッド・ベイカーのグレンチェックのトラウザー
  • ジョン・ロブのロムゼイ、ブラックカーフ・チャッカブーツ
  • オメガのシーマスター・プラネットオーシャン Ref.2900.50.91、黒のラバーストラップ

私は有名になってからインターネットで自分の名前を検索するようなことはしなかった。もしそんなことをしたら見たくもないことを見てしまって正気じゃいられないことを知っていたからです。

しかし、ジェームズ・ボンドが決まったとき、私は愚かにも検索してしまいました。そして、その後、正気を取り戻すのに大変苦労しました。

ダニエル・クレイグ

バーバラ・ブロッコリ(1960-)は、007シリーズの生みの親であるアルバート・R・ブロッコリの娘として、『007 私を愛したスパイ』(1977)からシリーズに関与していました。そして、ピアース・ブロスナンが5代目ボンドに就任した『007 ゴールデンアイ』(1995)以後は、父親違いの兄マイケル・G・ウィルソン(1942-、本作ではモンテネグロの警察署長役としても登場)と共に、007シリーズのプロデューサーとして敏腕を振るっています。

そんな彼女が、当初、6代目ボンドとして考えていたのが、ジョージ・クルーニーでした。しかし、ミーティングの末、「私はアメリカ人です。ジェームズ・ボンドは英国人であるべきだ」と断られることになります。そんな時に『レイヤー・ケーキ』(2005)を見て、彼女はダニエル・クレイグこそニュー・ボンドに相応しいと考えたのでした。

そして、2005年10月14日に、178cmという歴代ボンドの中でももっとも背が低く、ブロンドヘアを染めることを拒否した男ダニエル・クレイグが、6代目のニュー・ボンドとしてアナウンスされたのでした。その瞬間、世界中で「ジェームズ・ボンド映画」はもう終わったなという空気が蔓延したのでした。そんな逆境の中、この007シリーズ屈指の傑作は生み出されたのでした。

オーバーサイズ気味のブリオーニスーツ

自家用ジェットから、イビサ島に降りた直後のDJみたいなアングル。

このスーツのサイジングには賛否両論があります。

ボンドというよりは、麻薬カルテルの悪党に見えます。

007史上最低のボンドカーと言われる、フォードのモンデオ2007年型を運転します。

ヴィクシー・エンジェルのアレッサンドラ・アンブロジオ

半袖シャツには、エポレットがついています。

時計ベルトと統一した黒ベルトに対して、茶色の靴のアンバランスさ。

まだまだ駐車係に間違われる新米諜報部員ボンド君。

ペルソール2244

ジェームズ・ボンド・スタイル5 ライトグレースーツ
  • ブリオーニのライトグレーリネンスーツ、ピークドラペル、3つボタン、ダブルベント
  • 白のトラックストライプシャツ、半袖、エポレットつき
  • ブラック・レザーベルト
  • ジョン・ロブのブラウンスエードのサンドン・チャッカブーツ
  • オメガのシーマスター・プラネットオーシャン Ref.2900.50.91、黒のラバーストラップ
  • ペルソール2244

20056月か7月から、本作のための衣装の準備をスタートしました。脚本を読んで、プロデューサーとマーティン・キャンベル監督と打ち合わせした後、ダニエル・クレイグと打ち合わせしたの。彼自身、とてもファッションが好きな人なので、彼の意見を取り入れながら色々決めていったわ。昔『トゥームレイダー』(2001)で一緒に仕事していたからとてもやりやすかったの。

リンディ・ヘミングス

本作の衣装を担当したリンディ・ヘミングス(1948-)は、『007 ゴールデン・アイ』から本作に至る5作品の衣装を担当しました。イギリス・ウェールズ出身で、ロンドンの王立演劇学校でステージ・マネージメントを学んでいましたが、少しだけ受講していたデザインコースの方に興味が惹かれ、将来の進路を舞台の衣裳デザイナーへと変更したのでした。

1970年代から80年代にかけて、薄給の中、演劇のための衣裳デザイナーを務め上げた上で、90年代から本格的に映画界で活躍することになりました。007シリーズの他に『トゥームレイダー』シリーズ、『バットマン』シリーズ、『ワンダーウーマン』(2017)などの衣裳を担当しています。

しかし、このブリオーニのグレースーツのシルエットはいただけません。

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