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【007 カジノ・ロワイヤル】ダニエル・クレイグのニュー・ボンド誕生

ジェームズ・ボンド
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【007 カジノ・ロワイヤル】

007 Casino Royale 前作『007 ダイ・アナザー・デイ』で、人気の高かった五代目ジェームズ・ボンド=ピアース・ブロスナンが降板し、六代目ボンドとして選ばれたのが、ダニエル・クレイグ(1968-)でした。「金髪のボンド」に対してミスキャストだという前評判の中、スパイとして成長していく姿と初めて愛した女性との悲劇の恋に焦点を絞り、シリーズの原点回帰を図ったこの作品は『007 ゴールデンアイ』を監督したマーティン・キャンベルにより監督されました。

いざ公開されると、筋骨隆々で若々しくファッショナブルなニュー・ボンドは世界中から大絶賛されました。そして、魅力的なボンド・ガールのエヴァ・グリーンと共に、ショーン・コネリー時代のボンドの世界観を彷彿とさせるテンポのよいアクション、ドラマ、ロマンス、世界紀行、大人の男の教科書といったあらゆる要素が詰め込まれたこの作品は、シリーズ屈指の傑作という賞賛を勝ち取りました。

今回のみトム・フォードのスーツではないのですが、全体的に衣裳もばっちり決まっているニュー・ボンドのお披露目作品です。

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あらすじ

カジノ・ロワイヤル (字幕版)

物語はジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)がまだ英国諜報部員として殺しのライセンスを手にする前夜からはじまります。チェコのプラハでダブルスパイを暗殺し、二人目の殺しを完遂し、00(ダブルオー)に昇格し、007となります。

初仕事は、マダガスカルでした。しかし、爆弾製造者の監視任務があっさりとばれてしまい命懸けの大追跡を行うことになります。果ては、大使館に逃げ込んだ爆弾製造者をその場で射殺したため外交問題に発展しかねない状況となってしまい、大失態をM(ジュディ・デンチ)に怒られる始末です。

さて、その爆弾製造者の携帯電話に残されたメッセージから、バハマに滞在している武器商人のディミトリオスが黒幕だということを突き止め、ボンドは名誉挽回とばかりにバハマに飛びます。首尾よくディミトリオスの妻ソランジュ(カテリーナ・ムリーノ)を誘惑して情報を引き出し、マイアミ国際空港の超大型旅客機の爆破計画を知り、ディミトリオスを殺害し、実行犯との死闘の末、爆破を阻止します。

実はこの爆破計画には更に大きな黒幕がいました。その男の名はル・シッフル(マッツ・ミケルセン)。彼は世界各地のテロ組織から預かった資金をマネーロンダリングすることを生業としており、今回の旅客機爆破により株価操作で大儲けしようと企んでいたのでした。

しかし、ボンドの活躍により大損害を出してしまい、テロ組織から預かった大金をすってしまいました。そのためル・シッフルは、モンテネグロの「カジノ・ロワイヤル」にて開催される大金が動くポーカーゲームに、愛人のヴァレンカ(イワナ・ミルセヴィッチ)を連れ、参加し、巨額の負債の穴埋めをしようと考えたのでした。

一方、ボンドもそのゲームに参加し、テロ組織に流れる大金を稼がせないように阻止しようと目論んでいました。そして、監視役として送られた英国財務省のヴェスパー・リンド(エヴァ・グリーン)と合流します。さらに、現地には、アストンマーティンDBSが・・・

さぁ、ボンドは、ヴェスパーと共に、ル・シッフルをポーカーで負かすことが出来るだろうか?そして、ル・シッフルを捕らえ、より大きな犯罪組織の実体を知ることが出来るのでしょうか?

ファッション・シーンに与えた影響


本当の意味での21世紀のボンド・ムービーのはじまりとなった本品『007 カジノ・ロワイヤル』は、六代目ジェームズ・ボンド=ダニエル・クレイグが誕生した作品であり、彼こそが、21世紀のメンズ・ファッション・シーンに最も大きな影響を与えることになる新世代のメンズ・アイコンへの道を駆け上ることになるのでした。

この作品が、ファッション・シーンに与えた影響は以下の三点です。

  1. ニュー・ボンドが示す21世紀のダンディズム(例:ブリオーニ×ジョン・ロブ)
  2. 筋骨隆々にポロシャツを着こなす〝筋肉中年〟のさきがけ
  3. エヴァ・グリーンのパンツルックから学ぶモノトーンの美学

次の作品で、いよいよ真打のトム・フォードの登場となります。しかし、このブリオーニを着たダニエル・クレイグがいたからこそ、トム・フォードを着たボンドがフルパワーに到達することが出来たのでした。

作品データ

作品名:007 カジノ・ロワイヤル 007 Casino Royale (2006)
監督:マーティン・キャンベル
衣装:リンディ・ヘミングス
出演者:ダニエル・クレイグ/エヴァ・グリーン/カテリーナ・ムリーノ/イワナ・ミルセヴィッチ/ジュディ・デンチ/マッツ・ミケルセン

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