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【ディオール】バラッド ソヴァージュ(フランソワ・ドゥマシー)

クリスチャン・ディオール
クリスチャン・ディオールフランソワ・ドゥマシーブランド調香師香りの美学
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バラッド ソヴァージュ

原名:Balade Sauvage
種類:オード・パルファム
ブランド:クリスチャン・ディオール
調香師:フランソワ・ドゥマシー
発表年:2018年
対象性別:ユニセックス
価格:40ml/14,850円、125ml/31,680円、250ml/45,100円
公式ホームページ:DIOR

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この香りの先にあるのは、楽園?それとも、電気椅子?

@DIORBEAUTY

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クリスチャン・ディオールの最上級フレグランスコレクション「メゾン クリスチャン ディオール」より2018年に発売された「バラッド ソヴァージュ」は、シチリアのエオリア諸島の中でも最も小さな島であるパナレア島をイメージした香りです。この島は、地中海有数のラグジュアリー・リゾート・アイランドです。


「バラッド ソヴァージュ」=「野生の中でお散歩」。

爽快なシトラスからはじまり、やがてシーソルトが絡み合い、エルメスの「地中海の庭」を連想させる個性的かつミステリアスな熟したフィグ(イチジク)の香りがやって来ます。

そんなディオール版「地中海の庭」の香りはディオールの専属調師フランソワ・ドゥマシーにより調香されました。

それは一見、他愛もないバカンス・フレグランスなのですが、実はこの香りの裏テーマは、終わりなき日常から逃避する香りという意味合いもあるのです。

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無邪気な邪悪=イチジクの香り


「バラッド ソヴァージュ」=「野生の中でお散歩」。その名は、1973年にテレンス・マリックが監督したアメリカ映画「地獄の逃避行」のフランス語の題名と同じです。

それは、15歳の少女が日々の退屈な生活から逃れるように、ゴミ収集作業員の青年の無軌道な殺人の旅に付き合うことになる物語。最終的に青年は逮捕され、電気椅子で処刑されます。

この香りには、明らかに、無邪気な邪悪が潜んでいるのです。


ちなみに映画「地獄の逃避行」のモデルは、実存した殺人鬼チャールズ・スタークウェザー(1938-1959)です。

楽園気分に浸らせてくれる香りの先にある現実はあなたにとってどんな世界なのでしょうか?そして、それがもし明るい未来の見えないものであるならば、現実からの逃避を促せるこういった香りの存在もかなり重要なのではないでしょうか?

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香水データ

香水名:バラッド ソヴァージュ
原名:Balade Sauvage
種類:オード・パルファム
ブランド:クリスチャン・ディオール
調香師:フランソワ・ドゥマシー
発表年:2018年
対象性別:ユニセックス
価格:40ml/14,850円、125ml/31,680円、250ml/45,100円
公式ホームページ:DIOR


トップノート:ベルガモット、プチグレン
ミドルノート:フィグ、ヘディオン、オレンジ・ブロッサム、ローズ、フィグ・ツリー、ピーチ
ラストノート:ラブダナム、小石、アンバーウッド、バニラ

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