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カイエデモード香水図鑑ご支援への感謝|2025年7月1日更新

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【グッチ】ザ アルケミスト ガーデンの全て

グッチ
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ザアルケミストガーデン

The Alchemist’s Garden 2017年に「グッチ ブルーム」を成功させ、グッチ・フレグランスの再興に成功したクリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレと調香師のアルベルト・モリヤスは、グッチ史上はじめてのプレステージ・コレクションの制作に取り掛かりました。

その名も「ザ アルケミスト ガーデン=錬金術師の庭」です。それは、2019年に発売された7種類のオード・パルファムと4種類のフレグランス・オイル、そして、3種類のフローラル・ウォーターからはじまりました。まるで錬金術師のように、それぞれを重ね付けすることが出来るように調香されております。

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21世紀の錬金術師アルベルト=ミケーレの香り

「錬金術師の庭」というこの名の意味を理解するために、まずは〝錬金術師〟というものを解説すると、それは古代エジプトに端を発する、あらゆるものの究極の完成体を練成する魔法使いのような存在です。そんな彼らが、香りを生み出していた蒸留器に至っては、既に紀元2世紀ごろの錬金術書『クレオパトラの金製造法』で紹介されていました。

そのような錬金術師という神秘的な存在を21世紀に蘇らせるというコンセプトで生み出されたこのコレクションは、購入した人々が錬金術師になれるというコンセプトで生み出された香りなのです。

そして、この「錬金術師の庭」コレクションを創造した18ヶ月間は、アルベルト・モリヤスにとっても、「かなりタフな」香りの創造の原点回帰の期間となりました。

フレンチ・ヴォーグで特集が組まれていたジャン=ポール・ゲランの記事を読み調香師になることを決めたこの男は、1999年にジャン=ポールが、アクア・アレゴリア=「ゲランの庭」コレクションを生み出したこととは全く逆のベクトルで、「グッチの庭」コレクションを生み出したのでした。

  • オードパルファム 7種類 各100ml/39,600円
  • フレグランスオイル 各20ml/49,500円(4種類 バイオレット、ローズ、ウッド、ウード)
  • フローラルウォーター 各150ml/27,500円(3種類 サイプレス、ラベンダー、ウッド)

まず最初上記の香りから発売され、現在もコレクションの香りは続々と増えています。

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15種類のオード・パルファム

2019年


ア ソング フォー ザ ローズ

ウィンターズ スプリング

ザ ヴァージン バイオレット

ザ ボイス オブ ザ スネーク

ザ ラスト デイ オブ サマー

ジ アイズ オブ ザ タイガー

ティアーズ オブ アイリス

2020年


チャント フォー ニンフ

ホルトゥス サニタティス

ミッドナイト ストロール

2021年


1921

ア グローミング ナイト

2022年


ア リーズン トゥ ラブ

ティアーズ フロム ザ ムーン

2023年


ウェア マイ ハート ビーツ