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1969年の映画

その他の伝説の女優たち

【地獄に堕ちた勇者ども】第三帝国のファッションの美学

ルキノ・ヴィスコンティが1969年に監督したイタリア・西ドイツ合作の映画。『ベニスに死す』『ルートヴィヒ』へと続く「ドイツ三部作」の第1作目として、1930年代前半のナチスが台頭するドイツにおける鉄鋼一族の凋落を描いた作品。
ジェームズ・ボンド

【女王陛下の007】スタイリッシュなスウィンギング・ボンド

ついに初代ジェームズ・ボンド=ショーン・コネリーが降板し、二代目ボンド=ジョージ・レーゼンビー(1939-)が登場した007シリーズ第6作。僅か一作品で降板することになる二代目ボンドの評価は、今ではかなり高い。
アラン・ドロン

アラン・ドロン5 『シシリアン』(2ページ)

作品名:シシリアン Le Clan des Siciliens (1969) 監督: アンリ・ヴェルヌイユ 衣装:エレーヌ・ヌーリー 出演者:ジャン・ギャバン/アラン・ドロン/リノ・ヴァンチュラ/イリナ・デミック 当時33歳には見えないアラ...
ボンド ガール

『女王陛下の007』Vol.9|12人のボンドガール=死の天使たち

スイスのアルプスの山頂にあるブルーシャン研究所と呼ばれるブロフェルドの世界征服計画の秘密基地。ここでは、世界中から集めた12人の美女を、地球上の生物の生殖体を破壊する殺人ウイルスの保菌者として世界各地にばらまくための下準備が行われているのでした。
ボンド ガール

『女王陛下の007』Vol.8|ダイアナ・リグは永遠に不滅です。

ジェームズ・ボンドがただ一度だけ結婚した女性トレーシー。ダイアナ・リグは、気品と傲慢さと可憐さを持ち合わせたトレーシーを見事に演じあげました。最後に死ぬメイン・ボンドガールも『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)のエヴァ・グリーンと彼女だけです。
ボンド ガール

『女王陛下の007』Vol.7|ダイアナ・リグ、ルールブルーを愛するボンドガール

ジェームズ・ボンドがホテル・パラシオの自室に戻ると、その背後に、ボンドのホルスターからワルサーPPKを奪い取り、銃口を自分に向けているトレーシーの姿があった。「ビジネスで来たのよ」と言う彼女に、ボンドはこう言い放ちます。「ルールブルーをつけてビジネスをする女がいるのかい?」と。
ボンド ガール

『女王陛下の007』Vol.6|女王陛下のボンドガール、ダイアナ・リグ

007シリーズ史上最高のボンドガールとも言われるトレーシーを演じた女優の名をダイアナ・リグと申します。彼女は、1960年代に英国のTVドラマ『おしゃれ(秘)探偵』のエマ・ピール役で、当時のスウィンギング・ロンドンを象徴するファッション・アイコンの一人になりました。
ジェームズ・ボンド

『女王陛下の007』Vol.5|素晴らしかったジョージ・レーゼンビー

しかし、1969年12月19日のプレミアに、ジョージ・レーゼンビーは長髪にひげ面というジェームズ・ボンドらしからぬヒッピースタイルで登場しました。激怒したプロデューサーのアルバート・ブロッコリは、一言こう言い放ったのでした。「ボンドは英国人じゃないとダメだな」と。
ジェームズ・ボンド

『女王陛下の007』Vol.4|ジョージ・レーゼンビーとテリー・サバラス

定番化したスキー・アクションはこの作品から始まった。そして、この作品以降、『007は二度死ぬ』のみならず、10回は死んでそうなアクションがてんこ盛りになるようになりました。今見ても素晴らしいスキー・アクションを撮影したのは、ウィリー・ボグナー・ジュニアです。
ジェームズ・ボンド

『女王陛下の007』Vol.3|ジョージ・レーゼンビーのモッズ・スタイル

本作の中で最もジェームズ・ボンドらしいクローズを挙げよと言われたならば、プリンス・オブ・ウェールズ・チェックのこのスーツでしょう。ジャケットのノッチラペルの幅はあくまでもミディアムです。
ジェームズ・ボンド

『女王陛下の007』Vol.2|ジョージ・レーゼンビーとルイ・アームストロング

ポルトガルのリゾート地を反映させたかのようなサマー・リゾート・スタイルで登場するニュー・ボンド。スリムなパンツが生み出すスーパーモードなシルエットが、唯一無二の二代目ボンド・スタイルの中でも、アイコニック・スーツとも言える存在感を示しています。
ジェームズ・ボンド

『女王陛下の007』Vol.1|二代目ジェームズ・ボンド、ジョージ・レーゼンビー

この作品までの全てのボンドムービーの編集を務め、本作が初監督作品となったピーター・ハント(1925-2002)はこう断言しました。「本物のジェームズ・ボンドはショーン・コネリーやロジャー・ムーアじゃない。ジョージ・レーゼンビーこそボンドそのものなんだ」と。
その他の男優たち

『イージー・ライダー』2|ピーター・フォンダとヒッピー・スタイル

2ページの記事です。 作品データ 作品名:イージー・ライダー Easy Rider (1969) 監督:デニス・ホッパー 衣装:記載なし 出演者:ピーター・フォンダ/デニス・ホッパー/ジャック・ニコルソン/カレン・ブラック ヒッピーといえば...
その他の男優たち

『イージー・ライダー』1|ピーター・フォンダとデニス・ホッパー

2ページの記事です。 作品データ 作品名:イージー・ライダー Easy Rider (1969) 監督:デニス・ホッパー 衣装:記載なし 出演者:ピーター・フォンダ/デニス・ホッパー/ジャック・ニコルソン/カレン・ブラック ヒッピー・ファッ...
その他の男優たち

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.6|ヘルムート・バーガーとナチ式敬礼

ヘルムート・バーガーという俳優は、まさにアンドロギュヌスを体現した俳優でした。男性を美しいと思わせるアラン・ドロンに匹敵する人でした。この人は、ファッション・アイコンではなく、アンドロギュヌス・アイコンなのです。
その他の男優たち

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.5|ヘルムート・バーガーと女装

この映画のシンデレラ・ボーイの名をヘルムート・バーガーと呼ぶ。彼は当時ヴィスコンティの寵愛を一身に受けていました。20代のうちにしか出来ないことその一。それは才能の豊かな中年男女に寵愛されることです。人生とは年長者から学ぶ数だけ、その成長の度合いは高まるのです。
その他の伝説の女優たち

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.4|イングリッド・チューリンとヘルムート・バーガー

イングリッド・チューリン扮するゾフィーは、その時まで、人に対する感情などおおよそ持ち合わせていないような怪物でした。そんな彼女が、母子相姦によって、息子に対する母親の愛情と後悔の念を感じてしまい、その感情に陶酔感さえ覚えてしまうのでした。
その他の伝説の女優たち

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.3|イングリッド・チューリン、怪物のような美女

スウェーデンという国が生み出した至宝の女優イングリッド・チューリン(1926-2004)。そのアイシー・ブロンド・ヘアーと冷たい美貌を生かし“雪で覆われた火山”の女性を演じることを得意としてきた彼女は、間違いなくこの作品の怪物でした。
シャーロット・ランプリング

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.2|シャーロット・ランプリングとルキノ・ヴィスコンティ

シャーロット・ランプリングが、女性誌においてファッション・アイコンとして取り上げられるとき、どのブランドを付けています。という観点ではなく、彼女自身の生き様について語られます。それは間違いなく彼女の「自然体」かつ「求道的な」演技スタイルによるものなのでしょう。
シャーロット・ランプリング

『地獄に堕ちた勇者ども』Vol.1|シャーロット・ランプリングには悲劇が似合う

世界中の女優が憧れる女優の一人。それがシャーロット・ランプリングです。女優にとって、尊敬に値する女優とは、若さあふれる絶世の美女ではなく、衰える容姿をものともせず、年を重ねても尚、カメラの前で魅力的な役柄を演じる女優のことを指します。
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