エドモンド・ルドニツカ

オー ソバージュ (エドモンド・ルドニツカ)

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香水データ

香水名:オー ソバージュ Eau Sauvage オード・トワレ
ブランド:クリスチャン・ディオール
調香師:エドモンド・ルドニツカ
発表年:1966年
対象性別:男性
価格:50ml/9,020円、100ml/13,200円
公式ホームページ:ディオール
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トップノート:ベルガモット、レモン、バジル、ラベンダー、フルーツノート
ミドルノート:ジャスミン、パチョリ、カーネーション、コリアンダー、アイリス、サンダルウッド
ラストノート:オークモス、アンバー、ムスク

≪クーポン配布中★11日9:59まで≫クリスチャンディオール・オーソバージュ EDT 50ml (香水)

価格:7,350円
(2019/10/10 23:24時点)
感想(1件)

香水広告フォト&動画

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ルネ グリュオーによる、1970年代の広告。

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ルネ グリュオーによる、1975年の広告。

モデル:ジネディーヌ・ジダン、1999年の広告。

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モデル:ジョニー・アリディ、2000年の広告。

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モデル:アラン・ドロン、2009年の広告。

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モデル:アラン・ドロン、2010年の広告。


ルカ・トゥリン

★★★★★ シトラスフローラル

こいつがどれだけすごいか、いつも忘れてしまう。私がこの香水をつけないのは、青春時代を思い出すからだ。それに、タッチが私にはきつ過ぎる。名だたる調香師たちは、ロシアの作曲家プロコフィエフが「交響曲第一番」で18世紀の手法を用いたように、コロンの原型をいじった。魔法使いを連れてきて、まるで私の息子が遊んでいる変身ロボット「トランスフォーマー」のように、馬車を宇宙船に変えた。ここで用いられた手法は3つだ。まず、パインニードルとローズマリーのアコードを1杯加えた。イタリア人は戦後この手法を使い、「アクア・デ・セルバ」や「ピノ・シルベスター」のような驚くべき作品を生み出した。次に、彼のトレードマークであるベトナム風サラダのアコード「ディオレラ」を使った。それから、初めて全体にヘディオン(乾ききった唇を潤すフローラル香料)を加えたことで有名になった。調香師たちはいう。オー・ソバージュはヘディオンをほんの少し加えることで成功したのは、ヴァイオリニストのヤッシャ・ハイフェッツがガルネリのお陰でみごとな演奏ができた、というのに少し似ている。いずれにせよ、最高傑作だ。 ― ルカ・トゥリン

『「匂いの帝王」が五つ星で評価する世界香水ガイドⅡ』ルカ・トゥリン/タニア・サンチェス 原書房

史上初登場した合成香料「ヘディオン」

クリスチャン・ディオールが1966年に発売した「オー・ソバージュ」は、またたくまに世界的な成功をおさめた。シンプルで厳格なこのオード・トワレは香水界に革新をもたらした。そこから多くの変奏が生まれた。「オー(水)」という同じことばを冠して、おびただしい数の女性向け、男性向け、男女共同の香水が生まれた。「オー・ソバージュ」は、発売から40年経ったいまでも、変わらぬ人気を保っている。

ジャン=クロード・エレナ

クリスチャン・ディオールのエレガンスを余すことなく捉えた、メンズフレグランスの偉大なる名作。シンプルさ、静穏さ、そして際立つ個性が見事なバランスで表現されています。
フランソワ・ドゥマシー

ディオール初のメンズフレグランス。その名も「野生の水」。史上初めて合成香料ヘディオンを使用した香りであり、そのボトルの中にも輝きを与えました。

ヘディオンの登場は、香水界にとって一大革命でした。それは香りに、ビロードのような柔らかさ、厚み、丸み、複雑さ、豊かさ、しなやかさといった繊細な表現を与えることになったのでした。ヘディオンとは、ジャスミンに含まれる900種類以上の分子のひとつであり、1958年にフィルメニッヒ社のエドゥアール・ドゥモール博士によってはじめて分離された分子でした。それは女性が嗅ぐと、性ホルモンが分泌される媚薬効果もあります。

エドモンド・ルドニツカにより調香された「オー ソバージュ」は、元祖シトラス系の甘さがほとんどない爽快な香りで、当時、ヨーロッパ中の男性がつけるほどの大ヒット作となりました。そして、日本でも大ヒットしました。フランスに於いては、現在でも男性のNo.1フレグランスです。

レモンとベルガモット、バジルの爽快感に満ちた古典的なコロンの三重奏からはじまるこの香りの原型は、同じくルドニツカにより1953年に調香された「オー フレッシュ」でした。この三重奏がごく少量のヘディオン(全体の1.8%であり、現在では全体の20%を占めるものもざらにある)により、次に現れるフローラルと結びつき、透明感溢れるきらめきを驚異的なまでに持続させるのです。そして、何よりも素晴らしいのが、シトラスとハーブ、ウッディの絶妙なハーモニーです。

そして、永遠のメンズ・コロンになった

ボトル・デザインは、かつてバカラで働き、フランソワ・コティの香水のボトル・デザインを多く手がけたピエール ・カミンによるものです。携帯用の酒瓶とディオールのドレスのプリーツからインスパイアされたデザインであり、ボトルのキャップはムッシュディオール愛用の指抜きを模したものです。

2009年には、このフレグランスが発売された時に公開された映画『冒険者たち』を撮影していた当時のアラン・ドロンのオフショットを使用した広告キャンペーンが行われました(元々はルネ・グリュオーによる素晴らしいキャンペーン画が有名です)。

「オー ソバージュ」の名の由来はこうです。イヴ・サンローランをクリスチャン・ディオールに紹介した男ミシェル・ド・ブリュンホフ(当時のフレンチ・ヴォーグの編集長)にイヴを紹介した男パーシー・サヴェージ(ファッション広報の基礎を作った男)が、1950年代半ばに、ムッシュ・ディオールに自宅に招かれたある日、遅刻してやってきました。その時に、ディオールの執事に〝ムッシュ・ソバージュ(スペルが一文字多いだけ)〟と間違って呼ばれた瞬間に、ディオールは手を叩いて喜んだのです。「これこそ私が望んでいたメンズ・フレグランスの名に相応しい」と。

2011年に、ディオールの専属調香師フランソワ・ドゥマシーによって、使用香料がマイナー・チェンジされました。この香りのためだけにディオールが栽培しているカラブリアンベルガモット(サン カルロ)の爽やかなシトラスノートが処方されています。

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