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1965年の映画

ジェームズ・ボンド

【007/サンダーボール作戦】最初から最後まで空飛ぶジェームズ・ボンド

空飛ぶジェームズ・ボンドがソーツ姿で現れ、ダイビングウェットスーツ姿のボンドがボンドガールと共に、空を飛んで去って行った瞬間、ボンドは、世界中のスーツと美女を愛する男性にとってのタイムレス・アイコンになったのでした。
その他の伝説の女優たち

【黄金の七人】メイキング・オブ・峰不二子

『花と嵐とギャング』(1961)をマルコ・ヴィカリオが見て、この作品のアイデアを思いついたことはさすがにないと思うのですが、『黄金の七人』は、1966年に日本で公開されると同時に、「ルパン三世」や女性の小悪魔化(例:加賀まりこ)に大いなる影響を与えました。
その他の伝説の女優たち

『黄金の七人』Vol.3|ロッサナ・ポデスタ リアル峰不二子伝説

そういう意味においても、60年代という時代は、何でもありの素晴らしい時代だったわけなのです。この夫にして、この妻ありなのです。かくして、ジョルジアは、モンキー・パンチの峰不二子の創造に少なからぬ影響を与えたのでした。
その他の伝説の女優たち

『黄金の七人』Vol.2|ロッサナ・ポデスタとフェザー・トラップ

美とは、ハンデさえも、人々を魅了するパーツに変えることが出来る瞬間の状態を言います。そして、その時、その女性は無敵のボディラインを手にしたことになるのです。この全身タイツのジョルジアこそ、まさにその状態なのです。
その他の伝説の女優たち

『黄金の七人』Vol.1|ロッサナ・ポデスタとルイーズ・ブルックス・スタイル

それまで歴史劇においてお姫様女優として名を残す程度だったロッサナが、30代を迎え、夫であり監督のマルコ・ヴィカリオの協力の下、本作によって華麗なる転進を果たしました。この作品により、彼女は、ルイーズ・ブルックスのようなショートボブと共に、60年代のスタイル・アイコンの一人に駆け上がったのです。
ボンド ガール

『007/サンダーボール作戦』Vol.9|ルチアナ・パルッツィとレーシングスーツ

この作品のファッション史における歴史的価値は、レーシングスーツの存在に尽きます。そして、ルチアナ・パルッツィ(1937-)という2ndボンド・ガールもその演技力によってではなく、レーシングスーツを着た写真によって永遠のものとなったのです。
ボンド ガール

『007/サンダーボール作戦』Vol.8|元祖・峰不二子 ルチアナ・パルッツィ

このイメージがマリアンヌ・フェイスフルの『あの胸にもういちど』(1968)を経て、『ルパン三世』の峰不二子のイメージに繋がり、更には、ファッションにおけるオールブラックが生み出すクール・ビューティの教本となったのです。
ボンド ガール

『007/サンダーボール作戦』Vol.7|クローディーヌ・オージェとウェットスーツ

女性におけるホクロ位置の大切さを痛感させてくれるクローディーヌ・オージェの絶妙なホクロの位置。後に『キャッツ・アイ』の来生泪(きすぎるい)に影響を与えたその存在感が、どうしてももうひとつパッとしなかったのは、二つの理由によるものです。
ボンド ガール

『007/サンダーボール作戦』Vol.6|クローディーヌ・オージェ=水中銃を持つ女

物語の半ばに唐突に、それまでワンピース水着だけを着ていたクローディーヌ・オージェが、派手なビキニ姿で登場します。物語の中では、瞬間で消えていくこのビキニルックが、当時の人々のビキニに対する認知度を高めたともいえます。
ボンド ガール

『007/サンダーボール作戦』Vol.5|クローディーヌ・オージェという絶世の美女

身長172cm。僅か16歳でミス・ワールドNo.2に選ばれ、その翌年、23歳も年が離れた映画監督と結婚した典型的フランス女・クローディーヌ・オージェ。その八頭身のボディラインは言うまでもなく、ルックスも極めて現代的であり、どこか中性的な雰囲気もあり、とてつもないほどの脚線美を持つ女性です。
ジェームズ・ボンド

『007/サンダーボール作戦』Vol.4|ショーン・コネリーとラグジュアリー・リゾート

とんでもないバカな事を真面目にやってのけようとする大人たちの中にこそ、普遍的なファッション感覚は眠ると常に気づかせてくれる存在。それがショーン・コネリー時代のボンドムービーなのです。だからこそ生真面目な現代男子にとっては実に新鮮なのです。
ジェームズ・ボンド

『007/サンダーボール作戦』Vol.3|ショーン・コネリーとダイビングウェットスーツ

オープニングで空を飛んだジェームズ・ボンドは、前3作の制作費の合計を上回る制作費をかけた本作において、カリブ海を潜ります。神秘的な熱帯魚や獰猛なサメが登場するエメラルド・ブルーの海をダイビングする姿に、人々はときめきました。
ジェームズ・ボンド

『007/サンダーボール作戦』Vol.2|ショーン・コネリーとケン・アダム

60年代のボンドムービーと当時量産された亜流スパイムービーの違いとして決定的なこと。それはセット・デザインの存在感でした。ケン・アダムによるボンド・ムービーのセット・デザインは、後世のインテリア・デザイナーたちに絶大なる影響を与えるほどに創造性に満ちており、モダンかつハイセンスでした。
ジェームズ・ボンド

『007/サンダーボール作戦』Vol.1|空を飛ぶショーン・コネリー

『007/ゴールドフィンガー』で頂点に達したかのように見えたボンド・ムービーの快進撃は実はほんの始まりに過ぎませんでした。本作は前3作品を超える大ヒットとなりました。そして、作品の1/4が水中で撮影されたというこの作品のオープニングは、グレーのスーツを着たジェームズ・ボンドが空を飛び始まるのでした。
アンナ・カリーナ

『気狂いピエロ』2|アンナ・カリーナとジャン=ポール・ベルモンド

3ページの記事です。 作品データ 作品名:気狂いピエロ Pierrot Le Fou (1965) 監督:ジャン=リュック・ゴダール 衣装:クレジットなし 出演者:ジャン=ポール・ベルモンド/アンナ・カリーナ 「二度とゴダールとは仕事をしな...
アンナ・カリーナ

『気狂いピエロ』1|アンナ・カリーナとココ・シャネル

2ページの記事です。 作品データ 作品名:気狂いピエロ Pierrot Le Fou (1965) 監督:ジャン=リュック・ゴダール 衣装:クレジットなし 出演者:ジャン=ポール・ベルモンド/アンナ・カリーナ アンナ・カリーナの母親、ココ・...
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