ボンド・ガール

クローディーヌ・オージェ 『007/サンダーボール作戦』3(4ページ)

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作品名:007/サンダーボール作戦 Thunderball(1965)
監督:テレンス・ヤング
衣装:ジョン・ブレイディ
出演者:ショーン・コネリー/クローディーヌ・オージェ/アドルフォ・チェリ/ルチアナ・パルッツィ/マルティーヌ・ベズウィック

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4代目ボンド・ガールこそが、元祖ヴィクシーエンジェル。

時は1958年ミス・ワールド。1位には18歳の私設秘書ペネロープ・アン・コエレン(南アフリカ)。

そして、写真左が、ミス・ワールド2位の我らがクローディーヌ・オージェ。

身長172cm。僅か16歳でミス・ワールドNo.2(役柄はスペクターNo.2ラルゴの愛人)に選ばれ、その翌年23歳も年が離れた映画監督ピエール・ガスパール=ユイ(代表作『恋ひとすじに』)と結婚した典型的フランス女・クローディーヌ・オージェ(1941-)。その八頭身のボディラインは言うまでもなく、ルックスも極めて現代的であり、どこか中性的な雰囲気もあり、とてつもないほどの脚線美を持つ女性です。

そんな彼女は外見だけでなく、しっかりとフランス国立高等演劇学校で勉強していた女優でした。後にボンドガールに選ばれたキャロル・ブーケも、そして、伝説の女優ジャンヌ・モローもここの卒業者です。しかし、現実的にはクローディーヌのボンドガールとしての評価は、腰骨より下のビキニを着て、水中銃を構える〝理想のボンド・ガール〟No.2くらいの評価でした。

しかし、今まで、ただ男性の欲望を満たすものに過ぎない添え物と考えられていたボンドガールが、現代においては、ヴィクシーエンジェル達の元祖として、再評価を高めているのです。美しい下着を身に着けた美しい女性たちが注目されるように、一流の男性の隣にビキニで立つことが許されたボンドガール達も今では女性にとっての永遠の憧れなのです。

そんなボンドガールの中、特にクローディーヌ・オージェの評価は高いです。なぜなら彼女だけがボンドムービーの中で、ファッション・ショーのように多くの水着に身を包み、水着にワンポイント・アイテム(水中銃も含め)という60年代にしては早いファッション・センスを提示した女優だったからです。

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1960年代の水着の数々。そして、バハマのナッソー。

〝顔と太ももの2つのホクロ〟という僅かな手がかりで、あっさりとドミノを見つけるJB。

カリブ海のビーチで波と戯れるクローディーヌ。ボンドガールは、その時代の水着のトレンドを映し出す鏡です。

そして、クローディーヌと言えば、水中銃。

とにかく、際どいワンピース水着です。胸元がすごい!

バハマ・ナッソー。『ヘルプ!4人はアイドル』(1965)の撮影のため、本作撮影の少し前にビートルズが上陸していた。

バハマの醍醐味は、ナッソーではなくキャット・アイランド等の小島のぞっとするほどのビーチの美しさにあります。

こうして見ると本当に際どいメッシュ生地の水着です。そして、BB風の60年代メイクがまた素晴らしいです!

本作の撮影のためにフロリダからプロのダイバーが集められました。


60年代ヘアスタイルにヘアバンド。

全身をモノトーンで統一しているセンスの良さ。

どこか黒髪のリアル・バービーを連想させる完璧ボディ!

グレース・ケリーの『泥棒成金』を髣髴させるデザイン。

ドミノ・ダーヴァル・ルック1 ブラック・ワンピース水着
  • 黒のワンショルダーワンピース水着、腰と胸がメッシュ生地で一部透けている
  • 白のオーガンジーのヘアバンド
  • 白のオーガンジーのノースリーブシャツ、オフネック、左肩に黒リボン、そでに黒のパイピング、フロントスリット
  • 白のオープン・トゥ・ローヒールサンダル

様々な水着を着るクローディーヌ・オージュ。男性には露出した部分だけが目にいき、女性には、60年代において多くの人々が目をそむけるが布地の面積にしか考えが至らなかったアイテム。そんな当時としてはキワどいビキニやワンピース水着が、21世紀において余裕を持って見られるようになりました。

そして、異常なまでにデザイン性の高い数々の水着をクローディーヌは着ていたのだと驚かされるのです。

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