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『黄金の七人』Vol.2|ロッサナ・ポデスタとフェザー・トラップ

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その他女を磨くアイコン映画女優
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無敵のボディラインが生まれる瞬間。

無敵のボディラインとは何か?それは芸術的感性の伴ったラインを言います。人間が凡庸になれば行き着く先は、〝左右対称〟と〝高さと長さ〟です。背は高くて、脚が長くて、左右が対称的に整っていることが、無敵の美であるという定義です。しかし、美とは、そういうものではありません。

美とは、ハンデさえも、人々を魅了するパーツに変えることが出来る瞬間の状態を言います。

そして、その時、その女性は無敵のボディラインを手にしたことになるのです。この全身タイツのジョルジアこそ、まさにその状態なのです。

全身タイツにショート・ボブのウィッグを装着してアンドロイドのように歩く。

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ジョルジア・スタイル3

全身タイツ
  • ブラック・レースの全身タイツ
  • 黒のショートブーツ

背景には、白いコートや、数々のウィッグが並んでいます。

男の耳の後ろを撫でる。ここが男の弱点であることを知る女。

ヴェネツィアンレースに勝るレースはなし!

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ジョルジア・スタイル4

キノコヘア
  • ブルネットのキノコヘア
  • ミンクの首巻き
  • ベージュのコクーンコート
  • ベージュのショートグローブ

遊び心たっぷりのヘアスタイルは、ジャンカルロ・デ・レオナルディスによるものです。1939年にローマに生まれ、スペイン広場、ミニャネッリ広場、ヴェネト通りといったローマでも有数の上流階級が顧客のビューティー・サロン(『ローマの休日』でアン王女がヘアカットしたサロンのような)で50年代末に経験を積む。

そして、1960年に独立し、ビューティー・サロンを開いたが、ヘア・スタイリストの母親と共に、チネチッタで撮影された『ベン・ハー』(1959)の撮影を3日間見学して以来映画の魅力に取り付かれていたので、サロンをたたみ、1963年、ルキノ・ヴィスコンティの『山猫』のヘアスタイルを担当し、以降、映画のためのヘアスタイリストになります。

『ピンクの豹』(1963)、『赤い砂漠』(1965)、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(1984)、『ラスト・エンペラー』(1987)、『ハンニバル』(2001)といった作品のヘアスタイリングも担当しています。

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ジョルジア・スタイル5

白鳥フェザー・スタイル
  • 白のフェザー付きの大きなバスタオル

まさに教授と呼ぶに相応しいファッション・センスです。

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悪女の隣には、必ずエレガントな男がいる。

悪女とは、エレガントな男を侍らせる能力に長けた人のことを言います。だからこそ、教授のファッションもまた美しい。

隣にいる男がエレガントだからこそ、女は思う存分色気を発散することが許される。ここにストリート・ファッションには、絶対に到達出来ない男女のエロスの美学が存在します。この作品の魅力は、まさにそこなのです。

フィリップ・ルロワ(1930-)が演じる教授の着こなしが男のエレガンスの極みです。ネイビーのジャケットに、男が最も優雅に見えるカラー使いといえる〝3段階グレー使い〟。それはネクタイとベストとスラックスをグレー・カラーで統一しているが、微妙なグレーのコントラストを楽しんでいるところにあります。

男がグレー・スーツを優雅に着こなすと、その男性は女性にとって、最高級のジュエリーとなります。〝3段階グレー使い〟とは、その上をいく着こなしなのです。

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ジョルジア・スタイル6

シースルー・ガウン
  • ターコイズブルーのフェザーを胸、腕、足に散りばめた、深いVゾーンの入ったシースルー・ガウン
  • ハイヒール・サンダル

イタリア版〝天女の羽衣〟。この姿を見た瞬間、男達は命を捨てて、黄金を奪う気になったのです。

これは一体どこで着るんだ?というスタイルに身を包んでくれた60年代のミューズたち。

ソファーとクッションもモード感たっぷり。

横からのシルエットが最高にセクシーです。

作品データ

作品名:黄金の七人 Sette uomini d’oro (1965)
監督:マルコ・ヴィカリオ
衣装:ガイア・ロマニーニ
出演者:ロッサナ・ポデスタ/フィリップ・ルロワ

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