ボンドガールの特権。それは、最上級のドレスアップ。
若い女性と美魔女のファッション感度の違いは、その経験値以上に、それに対して情熱を投入できる時間がお金に反比例しているだけです。
だからこそ、美魔女より上をいくファッション感度を、若い女性が目指すためには、物まねではなく、オリジナルの感性を高めていかなければなりません。美魔女のファッション感度はよく見ると画一的であり、表面的な部分が多いのは、結局はお金を使って物まねをしているに過ぎないことが多いからです。
だからこそ、オリジナルの感性を高めるために、女性ファッション誌においてほとんど取り上げない、ボンドガールという存在に目を向けることは、とても重要な盲点とも言えるのです。
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リゾート地の特権。それは昼は水着。夜はドレスを着ることが許されること。
ドミノ・ルック2
ホワイト・イブニングドレス
- スパゲッティ・ストラップのホワイトドレス。ウエストにビジュー、落下傘のようなフリル・スカート
- ターコイズ・ブルーのイヤリングとネックレス
- 白いファー付きのホワイトガウン
- 白のクラッチ
- 白のハイヒールパンプス
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クローディーヌの立ち姿がずば抜けて美しい。
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やはりフランス女ほど、ジュエリーが似合う女はいない。
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髪型をアップにせずにこのドレスを着ているレアショット。
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ボンドムービー史上、最も過小評価されているボンドガール。
ドミノ・ルック3
ブラック・ワンピース水着PART2
- ブラックの編み上げワンピース水着
- ピンクのスカーフをヘアバンドにする
- 白のエスパドリーユサンダル
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60年代半ば。それはヘアバンドの全盛期。
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何気に、ハイレグ水着の元祖シルエットです。
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ワンピース水着にカラフルなヘアバンドのアンサンブル。
本編には登場しないボーイフレンドシャツ・ルック
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撮影中のボーイフレンド・シャツ・スタイルも素晴らしい。
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ピンストライプのヘアバンドの上にシフォンを巻く。
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本当にこのボーイフレンドシャツ。素晴らしいです。
ヴィーナスの誕生のようなダイビング・ルック。
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これこそクローディーヌ・オージェの最も有名なフォト≪ヴィーナスの誕生≫。
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このビキニとダイビング機材のアンバランスなバランス。
物語の半ばに唐突に、それまでワンピース水着だけを着ていたクローディーヌ・オージェが、派手なビキニ姿で登場します。物語の中では、瞬間で消えていくこのビキニルックが、当時の人々のビキニに対する認知度を高めたともいえます。
ダイビング器具を身につけ、水中銃を持ったその姿に、水の中から誕生したヴィーナスや、剣を構えたジャンヌ・ダルクを連想させたのでした。
ちなみにビキニとは、フランス人ファッション・デザイナーのルイ・レアールにより1946年発表された史上初めて女性のへそが露出された水着でした。
ドミノ・ルック4
ストライプビキニ
- 白×黒ストライプビキニ
- ピンクの太いヘアバンド
- 白のエスパドリーユサンダル
作品データ
作品名:007/サンダーボール作戦 Thunderball(1965)
監督:テレンス・ヤング
衣装:ジョン・ブレイディ
出演者:ショーン・コネリー/クローディーヌ・オージェ/アドルフォ・チェリ/ルチアナ・パルッツィ/マルティーヌ・ベズウィック
- 【007/サンダーボール作戦】最初から最後まで空飛ぶジェームズ・ボンド
- 『007/サンダーボール作戦』Vol.1|空を飛ぶショーン・コネリー
- 『007/サンダーボール作戦』Vol.2|ショーン・コネリーとケン・アダム
- 『007/サンダーボール作戦』Vol.3|ショーン・コネリーとダイビングウェットスーツ
- 『007/サンダーボール作戦』Vol.4|ショーン・コネリーとラグジュアリー・リゾート
- 『007/サンダーボール作戦』Vol.5|クローディーヌ・オージェという絶世の美女
- 『007/サンダーボール作戦』Vol.6|クローディーヌ・オージェ=水中銃を持つ女
- 『007/サンダーボール作戦』Vol.7|クローディーヌ・オージェとウェットスーツ
- 『007/サンダーボール作戦』Vol.8|元祖・峰不二子 ルチアナ・パルッツィ
- 『007/サンダーボール作戦』Vol.9|ルチアナ・パルッツィとレーシングスーツ