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『007/サンダーボール作戦』Vol.3|ショーン・コネリーとダイビングウェットスーツ

ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド女性目線の男磨き
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1960年代、ダイビング・ルックに人々はときめいた!

オープニングで空を飛んだジェームズ・ボンドは、前3作の制作費の合計を上回る制作費をかけた本作において、カリブ海を潜ります。神秘的な熱帯魚や獰猛なサメが登場するエメラルド・ブルーの海をダイビングする姿に、人々はときめきました。

1960年代とは、陸海空においての大冒険時代だったとも言えます。そして、そのことがこの時代のファッションにも大いなる影響を与えることになりました。

それは冒険家スタイル。宇宙服、飛行服、潜水服が、ファッションに大いなる影響を与えたのです。

1966年1月7日号のLIFE誌の表紙を飾るショーン・コネリー。

ダイビングウェットスーツで戦う男。

そして、最後の最後にウェットスーツで空飛ぶボンド。

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絶対に欠かせないモノ。

ボンドと言えばタキシードとウォッカ・マティーニと美女。

ボンド・ムービーで必ず登場するファッションの一つが、タキシードです。これは日本人にとって、最も縁の薄いファッションです。多くの男性にとって一生のうち一回着るか着ないかのこのスタイルの格好良さは、「非日常の日常」につきます。

それはまさに、着るだけで、洗練の二文字を肉体に叩き込んでくれる<大人の男>を教えてくれる「着る教材」なのです。

男性が男性のグレードを上げていく旅の地が、京都であるとするならば、それをファッションに当てはめると、それはタキシードなのです。

旅もファッションも、端的に言うなら、全く同じです。「どの道行きで、どんな人たちと交流し、何を見て、何を味わうか?」なのです。それにしても、この作品のボンドのスーツ・スタイルには、前3作から一つの変化が生まれています。

それはこの作品以降、ショーン・コネリーの演じるボンドは、決してポケットチーフを使用しなくなったのでした。

ジェームズ・ボンド・スタイル7

タキシード・スタイル
  • テーラー:アンソニー・シンクレア
  • ミッドナイトブルー・モヘア/ウール混合ディナージャケット。シングル、スリム・ショールカラー、1ボタン、ノーベント、同色のトラウザー
  • 黒サテン・シルク・ボウタイ
  • 白ストライプ・ドレスシャツ

華麗なるタキシードとリゾートカジュアルのギャップが生み出す男のダンディズム。

タキシードを着て生まれてきたような男。

クローディーヌ・オージェと。

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ラルゴ・スタイル2

ホワイトタキシード
  • ホワイトダブル・ディナージャケット、ショールカラー、4つボタン、ノーベント
  • ブラックトラウザー
  • ホワイト・プリーツ・ドレスシャツ、コットン、2スタッズシャツ
  • ホワイトサスペンダー
  • ブラック・サテンボウタイ
  • ブラックレザーシューズ

ホワイトタキシードの全容。

黒の眼帯と恐ろしく相性の良い黒い蝶ネクタイ。

どこからどう見ても善人ではなさそうな存在感。

かなり独特な2スタッズシャツ。

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ラルゴ・スタイル3

ブロンズストライプシャツ
  • 白地にブロンズストライプ・コットンシャツ、イタリアンカラー(クーパーカラー)、サイドベンツ
  • ベージュのリネンパンツ
  • ブルーのダービーシューズ



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ジェームズ・ボンド・スタイル8

リゾート・スタイル
  • ロイヤルブルー・ショートスリーブ・スポーツシャツ
  • 同色のトラウザー
  • ブラックレザーのスリッポン・ローファー
  • ショートブリムのポークパイ・ハット

リゾート・スタイルとは、シャツインしないこと。

男にとって、シャツとの間に必要なもの。それは筋肉。

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Qのアロハシャツ



Q(デスモンド・リュウェリン)がバハマにまで救援で駆けつけてきてくれます。このQとボンドのやり取りがなければボンド・ムービーを見た気にならないのです。パイナップ柄のアロハシャツに半ズボン姿のQがとてもキュートです。

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ジェームズ・ボンド・スタイル9

ダイビングウェットスーツ
  • 赤のダイビングウェットスーツ
  • ジャンセンの白のショートパンツ
  • フレッド・ペリーのネイビーポロシャツ
  • ブルーゴーグル

ライダースのような真紅のウェットスーツに白パンツと水色のゴーグルの配色の妙。

今見てもカッコいいダイビングウェットスーツ。

そして、水色のゴーグル。

60年代ファッションの一つはダイビング・ルックです。

ウェットスーツの下にはフレッド・ペリーのネイビーポロシャツ。

作品データ

作品名:007/サンダーボール作戦 Thunderball(1965)
監督:テレンス・ヤング
衣装:ジョン・ブレイディ
出演者:ショーン・コネリー/クローディーヌ・オージェ/アドルフォ・チェリ/ルチアナ・パルッツィ/マルティーヌ・ベズウィック

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