エルメス

オー・ドゥ・パンプルムス・ローズ (ジャン=クロード・エレナ)

    香水名:オー・ドゥ・パンプルムス・ローズ Eau de Pamplemousse Rose オーデコロン
    ブランド:エルメス
    調香師:ジャン=クロード・エレナ
    発表年:2009年
    対象性別:ユニセックス
    価格:100ml/15,120円
    公式ホームページ:エルメス





    ★★★☆☆ 野菜のコロン

    地中海の庭」をはじめとして、ジャン=クロード・エレナはエルメスで複数の香水を手がけている。サヤヌカグサ、ハーブ、トマトの葉っぱなどを巧みに操り、特別仕様の野菜ブイヨンをレザリーな「ケリー・カレーシュ」やマンゴー風の「ナイルの庭」と同じくらい変化に富んだ香りに仕立てた。ここでは苦味のあるオレンジの皮が、本物に近いパンプルムス(フランス語でグレープフルーツ)の鮮やかなトップノートを引き伸ばすのに一役買っている。それでも輝きはあまり長く続かない。― ルカ・トゥリン

    『「匂いの帝王」が五つ星で評価する世界香水ガイドⅡ』ルカ・トゥリン/タニア・サンチェス 原書房

    シングルノート:グレープフルーツ、オレンジ、ローズ

    2009年からはじまる「コロン・エルメス」シリーズの第三弾コロン。「甘くて苦みのあるコロン」は、グレープフルーツとローズの組み合わせが新鮮です。エルメスの初代専属調香師ジャン=クロード・エレナによる調香です。ゲランのアクア・アレゴリア・シリーズの名香パンプルリューヌと比較の対象になる香り。

    日本の風土に合うエレナらしい香り。エレナの香りの魅力は、一言で表現すると〝瑞々しさと儚さ〟。彼の香りに、多くの日本人が惹きつけられるのは、持続しない美を表現してくれるからです。「嗚呼・・・あの瞬間をもう一度」と言わんばかりの、それはある種の絶頂感を再び感じたいと切に願わせる香りなのです。

    踊りというものはこれでいい。意味もなく、言葉もなく、ただ美しい形がふとあらわれて消えて行く。消えてしまうから、私たちは、千年もの間繰り返したのであろう。

    白洲正子

    まさにこの能楽を語る言葉にこそ、エレナの香りが日本人を惹きつけて止まない本質が語られているのです。



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