オードリー・ヘプバーン 【噂の二人】オードリー・ヘプバーンの〝静の美学〟を感じる。 『ローマの休日』でオードリー・ヘプバーン(1929-1993)のイメージを作り上げたウイリアム・ワイラー監督が、再映画化したいと願っていたリリアン・ヘルマンの原作を、オードリーと『アパートの鍵貸します』で人気の絶頂にあったシャーリー・マクレーン(1934-)の競演により実現させた作品。 2022.11.23 2024.01.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『噂の二人』Vol.2|オードリー・ヘプバーンとシャーリー・マクレーン シャーリー・マクレーンとオードリーの共通点は、バレエでした。 踊れるということは、そのことにより、すでに見えないファッションに身を委ねているということ。 シャーリー・マクレーン(1934-)がこの作品において際立っているのは、『アパートの鍵... 2022.11.22 2024.01.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『噂の二人』Vol.1|ジバンシィを着ていないオードリー この作品が、オードリー・ヘプバーン(1929-1993)の最後の白黒映画でした。彼女は、本作の前にファッション・アイコンとして〝不滅の存在となる〟映画「ティファニーで朝食を」に出演していました。そしてその対極に位置する、〝飾り気のない〟女優としての幅を広げる作品に出演することを決めました。 2022.11.21 2024.01.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 【パリで一緒に】エッフェル塔を盗んだ娘 『麗しのサブリナ』(1954)で共演したオードリー・ヘプバーン(1929-1993)とウィリアム・ホールデン(1918-1981)が再び共演したロマンティック・コメディ映画。ユベール・ド・ジバンシィが衣装を担当したオードリーの主演作の中で、最も知名度の低い作品です。 2022.09.30 2023.12.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『パリで一緒に』Vol.4|オードリーとジバンシィのピンクドレス 『パリで一緒に』は、オードリーの作品の中で知名度の高い作品ではありません。しかし、この作品がもし1962年から63年にかけて『シャレード』の前に公開されていたなら、知名度はもう少し高かったはずです。 2022.09.29 2023.12.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『パリで一緒に』Vol.3|オードリー・ヘプバーンとリトルホワイトドレス ファッション感度の高い女性は、ベルト選びに余念がありません。オードリーのこのリトルホワイトドレスが、彼女の魅力を引き出しているポイントは、水色のベルトと鳥篭のようなスカートのシルエットのバランスにあるのです。 2022.09.28 2023.12.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『パリで一緒に』Vol.2|マレーネ・ディートリッヒとトニー・カーティス 白のベントレーから颯爽と現れるマレーネ・ディートリッヒ。クリスチャン・ディオールのブティックに入るまでの僅か15秒間の出演です。当時60歳とは思えない美貌とスタイル。それは逆の意味で言えば、僅か15秒間だから、かけることの出来た魔法のようなもの。 2022.09.27 2023.12.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『パリで一緒に』Vol.1|オードリー・ヘプバーンとユベール・ド・ジバンシィ ユベール・ド・ジバンシィが衣装を担当したオードリー・ヘプバーンの主演作の中で、最も知名度の低い作品と言われるのが本作『パリで一緒に』です。オードリー、パリ、ジバンシィ、コメディという王道の組み合わせが、奇跡的に失敗した作品です。 2022.09.26 2023.12.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 【モンテカルロへ行こう】無名時代のオードリー・ヘプバーン パリの楽団が、モンテカルロへ演奏旅行する道中で、赤ちゃんを巻き込んで繰り広げられる他愛のないラブ・コメディの中で、僅か10分間登場するアメリカのスター女優メリッサ・ファレルを演じるのが、無名時代のオードリー・ヘプバーンです。 2022.08.14 2024.01.10 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『モンテカルロへ行こう』Vol.3|オードリー・ヘプバーンのリゾート・ルック 7番目にクレジットされている約10分程度の脇役としてオードリー・ヘプバーンは出演しているのですが、『ローマの休日』の一年前のオードリーの原石の姿が見れる貴重な作品です。 2022.08.13 2024.01.10 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『モンテカルロへ行こう』Vol.2|オードリー・ヘプバーンとクリスチャン・ディオール オードリーをはじめ出演者は、コート・ダジュールのオテル・デュ・キャップに滞在していたのですが、撮影自体は、モンテカルロのオテル・ド・パリで行われていました。そして、そこでオードリー・ヘプバーン(1929-1993)の人生を一変させる出会いがありました。 2022.08.12 2024.01.10 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『モンテカルロへ行こう』Vol.1|『ローマの休日』前夜のオードリー・ヘプバーン 『ローマの休日』の1年前。1951年5月21日から10月3日にかけて撮影されたのが『モンテカルロへ行こう』でした。フランスの人気ジャズバンドのリーダーであるレイ・ヴァンチュラがプロデューサーと出演を兼ねる本作に、オードリーが出演することを決めたのは3つの理由からでした。 2022.08.11 2024.01.10 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 【シャレード】オードリー・ヘプバーンのロマンチック・サスペンス パリの香りがいっぱいのロマンチック・サスペンス。『ティファニーで朝食を』により映画界とモード界の頂点に到達したオードリー・ヘプバーン(1929-1993)が、『パリの恋人』のスタンリー・ドーネン監督と再びタッグを組み、ついにケーリー・グラントとの共演を果たした〝華麗なるファッション・ムービーの金字塔〟。 2022.05.06 2023.12.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『シャレード』Vol.4|オードリーとユベール・ド・ジバンシィ この作品において、オードリーがユベール・ド・ジバンシィを愛した理由のひとつでもある「あらゆる色に、エレガンスの魔法をかけていく」才能を如何なく発揮しています。その代表的な例がカラフルなウールコートと帽子なのです。 2022.05.04 2023.12.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『シャレード』Vol.3|オードリーとケーリー・グラントとアイスクリーム セーヌ河畔で赤いスカートスーツを着たオードリーとケーリーが散歩するシーンがあります。その時、オードリーがアイスクリームをケーリーのジャケットにつけてしまいます。実はこのシーンは2人の間に実際に起きた出来事のパロディとして撮影されたシーンでした。 2022.05.03 2023.12.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『シャレード』Vol.2|オードリー・ヘプバーンとトレンチコート かつてバーバリーを率いていたクリストファー・ベイリー曰く、オードリー・ヘプバーンのトレンチコート姿こそ、トレンチコートの魅力が凝縮されているとのこと。この作品に登場するトレンチコートはジバンシィによるデザインですが、『ティファニーで朝食を』のものとすごく似ています。 2022.05.02 2023.12.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『シャレード』Vol.1|オードリー・ヘプバーンとルイ・ヴィトンとエルメス アルプスで優雅なる休暇を過ごし、パリに戻ってきたオードリー・ヘプバーンはユベール・ド・ジバンシィがデザインしたファッションに身を包んでいます。この時持っているバッグが、ルイ・ヴィトンのスティーマーバッグとエルメスのクロコのハンドバッグです。 2022.05.01 2023.12.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 【ティファニーで朝食を】ダイヤモンド以上に輝くオードリー・ヘプバーン オードリー・ヘプバーンの人気の絶頂期に生み出されたロマンティック・コメディ映画。トルーマン・カポーティの中編小説を原作にブレイク・エドワーズが監督した作品。オードリーの衣裳は、ユベール・ド・ジバンシィとイーディス・ヘッドによるものです。 2022.04.16 2023.12.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『ティファニーで朝食を』Vol.6|パトリシア・ニールとポーリーン・トリジェール この作品には、三人のファッション・デザイナーが関わっています。一人はオードリー・ヘプバーンのフォーマルな衣装を担当したユベール・ド・ジバンシィ。もう一人はイーディス・ヘッド。そして、最後の三人目がパトリシア・ニールの衣装を担当したポーリーン・トリジェールでした。 2022.04.15 2023.12.07 オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン 『ティファニーで朝食を』Vol.5|ティファニー ダイヤモンドとシャネルの2.55バッグ ジバンシィのリトルブラックドレス、オリバー・ゴールドスミスのサングラス、バーバリーのトレンチコートといった〝永遠のファッション・アイテム〟が登場する本作において忘れてはならないのが、シャネルの2.55です。 2022.04.14 2023.12.07 オードリー・ヘプバーン