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アマゾン (モーリス・モラン)

    アマゾン

    香水名:アマゾン Amazone オード・パルファン
    ブランド:エルメス
    調香師:モーリス・モラン
    発表年:1974年
    対象性別:女性
    価格:廃盤

    1976年。

    1976年。

    1981年。

    1982年。

    1989年。



    トップノート:マンダリン・オレンジ、ニッケイ、ガルバナム、バイオレットリーフ、ネロリ、ベルガモット、ブラジル産ローズウッド
    ミドルノート:アイリス、ラズベリー、ニオイ・イリスの根茎、ジャスミン、ヒヤシンス、スズラン、ブラック・カラント、ブルガリアン・ローズ、スイセン
    ラストノート:サンダルウッド、アンバー、シナモン、オークモス、ベチバー、ネロリ、イラン・イラン、シダー

    「アマゾン」が1977年春に日本にデビューしてから、「アマゾン」の匂いに魅せられた女性の多くを知る。

    イランイラン、オークモス、樹木の香りのエッセンスは、シトラス系グリーンノートのユニセックス調の香りで、草原に馳せる颯爽たる乗馬服の女性、その目の輝き、理智に富むまなざし、新しい革の匂い、オートクチュール香水にみられぬ魅力をのぞかせ、その名も、アマゾン、紀元前、アマゾネス女族からとったいかにも現代版に直すと、乗馬婦人という意を含んでいるように、スポーティで、それでいて、キャリアウーマンらしいしたたかさももつ香調が、人気の秘密だろう。

    『世界の香水と化粧品物語』平田満男(1982年)

    ギリシア神話に登場する女戦士だけの騎馬部族アマゾーン=アマゾネスをモチーフに、ブルガリアン・ローズをベースに豊かで奥深いフローラル・フルーティ・グリーンノートで女性の強さを表現した逸品です。

    女性と馬の親近性に基づいた香水。ジブダン社のモーリス・モランによる調香です。


    何はともあれ、1974年発売当時、世界中の人々の、このフレグランスに対するイメージはテレンス・ヤング監督の『アマゾネス』(1973)に一点集中したことでしょう。

    アマゾン<1989年版>

    香水名:アマゾン Amazone オード・トワレ
    ブランド:エルメス
    調香師:モーリス・モラン
    発表年:1989年
    対象性別:女性
    価格:100ml/19,980円
    公式ホームページ:エルメス

    ★★★☆☆ ウッディフローラル

    上手に作られて入るが、さっぱり興味のわかないウッディフローラル。いいたいのは、近ごろ競争が激しい中、アマゾンはすばらしい品質そのものだけをあなたに気づかせてくれることだ。気を散らすほかの要素にじゃまされないで。― ルカ・トゥリン

    『「匂いの帝王」が五つ星で評価する世界香水ガイドⅡ』ルカ・トゥリン/タニア・サンチェス 原書房

    トップノート:ブラック・カラント・ブロッサム、カシス、ピーチ、グレープフルーツ
    ミドルノート:ラッパズイセン、スイセン、ローズ、アイリス、チュベローズ、ガルバナム、レッド・ベリー、
    ラストノート:ベチバー、シダーウッド、サンダルウッド

    「たくさんの花々、赤いフルーツと木々の香りが、女性の中の勇ましさと快活さを高めてくれるような香り」とジャン=クロード・エレナが形容した作品。よりシトラスを濃厚にし、よりフローラルな甘さを加味してリニューアルされました。

    どうやら1989年のリニューアル後も何度か香料が変更されているようです。


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