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作品データ
作品名:俺たちに明日はない Bonnie and Clyde(1967)
監督:アーサー・ペン
衣装:セオドア・ヴァン・ランクル
出演者:フェイ・ダナウェイ/ウォーレン・ベイティ/マイケル・J・ポラード/ジーン・ハックマン
クライド・ルック=ジレとハットのバランス
クライド・ルック3 ライトブラウン・ジレ・ルック
- ライトブラウンのウール・ジレ
- ホワイト・ドレス・シャツ
- ベージュ×ブラウンのレジメンタルタイ
- グレーのウール・スラックス
クライドのアイコニック・ルック

パナマ・ハットとベレー帽のアンサンブル。

30年代メンズ・ファッションの王道=スペクテイター・シューズ。

本物のボニーとクライドの有名な写真と同じポーズを取った二人。

セオドア・ヴァン・ランクルのデザイン画。
クライド・ルック4 銀行強盗スタイル
- ブラウン・ヘリンボーン・3ピースツイード・スーツ、シングル、スリム・ノッチ・ラペル、3つボタン
- 白のリネンのポケットチーフ
- アロー・ハイカラーのホワイト・シャツ
- ダークグリーン・シルクタイ、黄色のポルカドット、フォア・イン・ハンド・ノット
- ダーク・ブラウン・レザーベルト
- ダーク・ブラウン×白のウイングチップのスペクテイター・シューズ
- オフ・ホワイトのストロー・パナマハット、ブラックバンド付き
クライド・ルックを象徴するのが、このスタイルです。銀行強盗をするためのスーツ・スタイルを自分のスーツ・スタイルに取り入れること。そんな遊び心が、男性をグレード・アップさせてくれるのです。
女性から見た、磨き上げられている男性を見分けるポイントとして、筆頭にあげられるのは、その男性のファッションの中に遊び心があるか?ということなのです。