究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ

ルカ・トゥリン

トム・フォード

【トム フォード】ホワイト パチョリ(ピエール・ネグリン/ロドリゴ・フローレス・ルー)

2008年9月に発売された、エキゾチックで官能的なパチョリとホワイトフローラルを組み合わせたシプレフローラルの香りは、ピエール・ネグリンとロドリゴ・フローレス・ルーにより調香されました。
トム・フォード

【トム フォード】ブラックオーキッド(デビッド・アペル/ピエール・ネグリン)

1999年に、世界で初めて黒い蘭の栽培に成功したカリフォルニアの農園をトム・フォードが買い取りました。そのブラックオーキッドを核にしたフレグランスを作るべくトム・フォードがデビッド・アペルとピエール・ネグリンという一流調香師の手を借り生み出したファースト・フレグランス。
トム・フォード

【トム フォード】トム フォード フォーメン(イヴ・カサール)

トム・フォードの「シグネチャー コレクション」から2007年に発売された最初のメンズ・フレグランスです。希少価値の高いサイペルス精油を含むウッディー・フローラル・ムスクの香りは、イヴ ・ カサールにより調香されました。
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クリスチャン・ディオール

【ディオール】ヒプノティック プワゾン(アニック・メナード)

ディオールのプワゾン・シリーズの中でも最高傑作といわれているのが、1998年に発売された名調香師アニック・メナードによる「ヒプノティック プワゾン」です(こちらも日本人にとっての幻の名香である「タンドゥル プワゾン」に続く、シリーズ第三作目)。
クリスチャン・ディオール

【ディオール】ファーレンハイト(ミシェル・アルメラック/ジャン・ルイ・シュザック)

香水名の〝ファーレンハイト〟とは、温度を示す〝華氏〟のことです。温度の変化が生み出す男性の魅力を演出するウッディー・フローラル・ムスクの香りとして、1988年に発売されました。ジャン・ルイ・シュザックとミシェル・アルメラックにより調香されました。
クリスチャン・ディオール

【ディオール】ファーレンハイト32(フランソワ・ドゥマシー/ルイーズ・ターナー)

2007年当時、ディオールオムのアーティスティック・ディレクターだったエディ・スリマンが、専属調香師であるフランソワ・ドゥマシーとルイーズ・ターナーと共に「ファーレンハイト」の春ヴァージョンとして、フローラルを強調した「ファーレンハイト32」を発表しました。
クリスチャン・ディオール

【ディオール】ディオール オム スポーツ(フランソワ・ドゥマシー)

ディオールの初代専属調香師フランソワ・ドゥマシーにより生み出されたスポーツ・フレグランスの傑作「ディオール オム スポーツ」は、2008年、2012年、2017年、2021年と4作品発売されました。それぞれが全く違うこの香りについて徹底分析しました。
クリスチャン・ディオール

【ディオール】ディオールオム(オリヴィエ・ポルジュ/フランソワ・ドゥマシー)

エディ・スリマンが調香界の若き貴公子・オリヴィエ・ポルジュとタッグを組み「21世紀に新たに付け加えられた男性にとってのエレガンスの最後のアイテムとしてのコロンの一提案」として、2005年に「ディオールオム」は創造されました。
美人香水100選

【資生堂】ノンブル ノワール(ジャン・イヴ・ルロワ)

「香りの帝王」ルカ・トゥリンが、最も影響を受けた香りであり、世界のあらゆる香りの中の5つの偉大なる香りのひとつとまで言い切ったオリエンタル・シプレーの香り。それはセルジュ・ルタンスによりプロデュースされ、ジャン・イヴ・ルロワにより調香されました。
ティエリー・ミュグレー

【ティエリー ミュグレー】ミロワール デ アンヴィーズ(クリスティーヌ・ナジェル/ルイーズ・ターナー)

2008年にティエリー・ミュグレーより5種類の香水からなる「ミラー・ミラー・コレクション」が発売されました。その中でも最も好評を博したのが、ルイーズ・ターナーとクリスティーヌ・ナジェルの調香による「ミロワール デ アンヴィーズ」でした。
その他のブランド

【モーブッサン】モーブッサン(クリスティーヌ・ナジェル)

1827年に創業されたハイ・ジュエリーブランド、モーブッサンは、パリのグランサンク(パリ5大宝飾店)に属する名門ブランドです。2000年に初めてのフレグランス「モーブッサン」を発売しました。フルーティオリエンタルの香りはクリスティーヌ・ナジェルにより調香されました。
カルティエ

【カルティエ】デリス ドゥ カルティエ(クリスティーヌ・ナジェル)

カルティエより2006年に発売された「デリス ドゥ カルティエ」は、フルーティフローラルの香りとして、クリスティーヌ・ナジェルにより調香されました。〝しあわせを運ぶキャンディ〟の香りは、トム・フォードの「ロスト チェリー」(2018)が生み出される12年前に生み出された今では手に入らない〝真のロストチェリー〟の香りです。
その他のブランド

【フェンディ】テオレマ(クリスティーヌ・ナジェル)

テオレマ 原名:Theorema 種類:オード・パルファム ブランド:フェンディ 調香師:クリスティーヌ・ナジェル 発表年:1998年 対象性別:女性 価格:不明 1997年、フェンディの〝バゲット革命〟 1997年、シルヴィア・フェンディ...
ジョー・マローン・ロンドン

【ジョー マローン】154コロン(ジョー・マローン)

154という香りの名前は、ジョー・マローン自身が、最初に開いたロンドンのブティックの番地に由来します。それは1994年のことでした。ロンドンの高級住宅街チェルシーのウォルトン・ストリート154番地にオープンしたちっぽけなブティックがやがて世界的なフレグランス・ブランドになろうとは、当時誰も予想しませんでした。
ジョー・マローン・ロンドン

【ジョー マローン】アンバー & ラベンダー コロン(ベルトラン・ドゥシュフール)

この香りは、一般的には、ジョー・マローンの作品と記載されることが多いのですが、実際の調香師はベルトラン・ドゥシュフールであり、彼がはじめて調香した香りでした。最初の作品の中にこそ、その才能のすべてが透けて見えるものなのかもしれません。
ジョー・マローン・ロンドン

【ジョー マローン】ナツメグ & ジンジャー コロン(ジョー・マローン)

ジョー・マローン(1963-)は、〝相反する素材をミックス〟したバスオイルを作ろうと考えました。それこそが、「ナツメグ & ジンジャー」でした。このウッディ・スパイシーな香りは、調香の正規教育を受けていないジョーの処女作となりました。
ジョー・マローン・ロンドン

【ジョー マローン】フレンチ ライム ブロッサム コロン(パトリシア・シュー)

巴里のイギリス人から見た初夏のパリのシャンゼリゼ通りの香りです。ジョー・マローンがシャンゼリゼを散策していたときに、とても気分が高揚する香りに遭遇しました。その高揚の原因とは、通りの両側に立ち並ぶ菩提樹(リンデン)の花でした。パトリシア・シューにより調香されました。
ジョー・マローン・ロンドン

【ジョー マローン】ネクタリン ブロッサム & ハニー コロン(ジョー・マローン)

〝ピーチ・シャーベット〟からインスパイアされた、フローラル・フルーティなグルマンの香り。カシスとニセアカシアの蜜とピーチによって作り上げられた自然界に存在していると瞬時に感じさせるフルーティとスウィーティーが共存した香り。ジョー・マローン自身による調香です。
ジョー・マローン・ロンドン

【ジョー マローン】ポメグラネート ノアール コロン(ビバリー・ベイン)

ジョー・マローンのボトルに入っていなければ、絶対にジョー・マローンのフレグランスだとは思わない〝フルーツから官能性を生み出そうとした〟意欲的な香り。アロマティック・フルーティな「大人の男女のザクロ」の香りは、ビバリー・ベインによる調香です。
ジョー・マローン・ロンドン

【ジョー マローン】グレープフルーツ コロン(ジョー・マローン)

ジョー・マローン自身による調香です。ジョー・マローンのフレグランスがなぜ日本でウケているのかが分かる香り。グレープフルーツは、その香りを再現することがとても難しい香りです。それは香水ではなく、ほんのりと香る空気を身に纏う魔法の水だからです。
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