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『007は二度死ぬ』4|浜美枝・もう一人の日本人ボンドガール第一号

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着物の果てに、洋装であるビキニ姿になる



ボンドガール・スタイル10 キッシー鈴木ルックその3
  • 白地に竹模様の浴衣

闇の中月の光で照らし出される竹取姫のような美枝様の可憐な美しさが、ボンドの存在感を圧倒しています。

ウルスラ・アンドレスから継承された白ビキニ。

ビキニにモード感が宿る要因その一。それは首の長さとある程度の骨格の良さです。



最初は違和感を感じる羽織なのですが、だんだん見ているうちに可愛らしく見えてきます。



ショーン・コネリーと当時の妻ダイアン・シレント。彼女が黒のウィッグをつけているのは、泳げない浜美枝様の代役をつとめるためです。

海女たち。右端にいるのは松岡きっこ。しかし、無名の左の二人の方が魅力的です。

ボンドガール・スタイル11 キッシー鈴木ルックその4
  • 白ビキニ
  • ストライプの羽織

最後に和装からはじまり、最後にはウルスラ・アンドレスばりの白のビキニ姿で登場する美枝様のスタイルのよさ。ここで不思議な感覚に捕らわれます。ビキニというものの歴史が、面積の縮小の歴史へとつながり、それが、21世紀も少し進み、ビキニの方向性を見失った現在に、このシルエットを見てみると、ビキニというスタイルが、当の昔に終着駅にたどり着いている事を理解させてくれます。

現代女性にとってのスタイル・アイコン・浜美枝様。

背景の、石垣を登る胴着姿の日本男児たちがシュールすぎます。

漁船にて、ゴールドビキニを着る浜美枝様。



美枝様の英語力に問題があって、若林映子様とのキャラクター・チェンジをした事実があろうとも、それは22歳の女性にとっての、一つの偉大なる経験であり、浜美枝という存在の価値を高めこそすれ、下げる要因にはなりえません。現在において、最もファッション業界に影響を与えている映画とも言われているボンドムービー。それぞれの時代のそれぞれのボンドムービーが様々な視点により再評価を受けています。

そんな中、現代におけるまで唯一無二の日本人ボンドガールである浜美枝様と若林映子様。この二人が日本の高度経済成長期において、世界中に対して見せた日本人女性のイメージは、私たち日本人女性が再認識すべき多くの要素に満ち溢れています。

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