マリリン・モンロー

『ナイアガラ』1|マリリン・モンローとモンローウォーク

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マリリン・モンローは、サラブレッドではない。女性は彼女のそこに惚れる

ヴァイオレットピンク・ドレス

マリリン・モンローとヘリコプター。

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ヘリコプターから降りる仕草が、マリリン・モンローそのものです。

1950年代の日本人にとって、マリリンはアメリカの象徴でした。

1946年、5才の時から、女優になりたかったというノーマ・ジーンは、パラマウント映画の面接を受け不合格になります。めげずに次に20世紀フォックスのスクリーンテストを受け、こちらは合格しました。この時、彼女は、夫との離婚を決意しました(前夫は後にロス市警で刑事になる。彼は決してスクリーンでマリリンの映画を見なかったという)。

そして、1946年8月、マリリン・モンローの名前で20世紀フォックスと契約をします。しかし、2本の映画に出演し、一年後契約解除され、フリーランスのヌードモデルになります。間違いなくこの流れは、女優志願の若い美女が堕落する流れでした。しかし、マリリンは、その名前を捨てずに、極貧生活の中、演技の勉強を続けました。一方で、彼女は、映画会社のエグゼクティブと愛人関係を結ぶようになります。

マリリン・モンローの人気の秘密。それはサラブレッドにはない、この女性の魅力を使った伸し上がり方の泥臭さにあるのでしょう。ヌードになることも、肉体を使い配役を勝ち取ることも辞さない覚悟で彼女は戦っていたのです。

「私の父親は誰か分からない。母親は精神病になっている」私の人生は振り返ることなど何一つ許されない人生なのだと、マリリンは、ひたすら前進したのです。そして、マリリンにとって、最も重要なことは、女優になることでした。やがて、1950年から52年の間に『アスファルト・ジャングル』『イヴの総て』『モンキー・ビジネス』等に出演し、段々と注目されるようになります。そして、チャンスはやって来たのです。当初、ジーン・ピーターズが演じたポリー役は、『イヴの総て』のアン・バクスターの予定でした。しかし、彼女は降板し、すぐに殺される予定だったマリリン・モンローが目立つ設定に変更されたのでした。

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この写真こそ、マリリン・イメージにどんぴしゃです。無邪気に大声で何かを応援する姿。赤い唇に白い歯。この唇と歯の絶妙なバランス。

(1956年、エリザベス女王に拝謁することになったバルドー)私はそこで彼女を見た。彼女しか見なかった。そう、マリリン・モンローを・・・彼女は儀礼のことなど気にかけず、背中から踝のところまで露わにした金色のドレスに、ブロンドの髪を輝かせ、魅惑的だった。頬はバラ色でみずみずしく、誰もが抱きしめたく思うほどだった。逆毛が首筋と耳のまわりにかかり、まるでベッドから出てきたばかりのように、自然で、幸福そうだった。・・・シャネルの5番の香りがした。私はうっとりとして、彼女を眺め、賛嘆していた。自分の髪型のことなど忘れていた。彼女になりたいと思った。彼女の個性、彼女の性格が欲しいと思った。・・・彼女はわずか三十秒で私を魅惑してしまった。彼女からは優雅なもろさと、いたずら娘の甘さが発散していた。

ブリジッド・バルドー自伝

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1956年、BBとMMのエリザベス女王拝謁。バルドーのドレスはピエール・バルマン。

マリリン・モンローが、はじめてカラーでお披露目された作品

ヴァイオレットピンク・ドレス

マリリン・モンローの強み。それは女の武器を知り尽くしているところ。

ヴァイオレットピンク・ドレス

「ああいう服を着るためには13歳の頃から色々準備しないといけないのよ」ポリー。

ヴァイオレットピンク・ドレス

赤やピンクが似合う女性に、女性は憧れます。

ヴァイオレットピンク・ドレス

この作品まで、すべての出演作は白黒だったマリリン・モンロー。そんな彼女の初めてのカラー作品となりました。もしこの作品が、白黒で作られたなら、マリリンはスターにはなれなかったでしょう。ポップアートの天才アンディ・ウォーホルが、マリリンをモデルにカラフルなポップアートを作り上げたように、彼女こそが、カラフル時代のスタートを告げるミューズだったのです。

そのプラチナブロンドの髪、エキセントリックなカラー使いのアイシャドー、真っ赤な口紅、白光する歯、象牙のような肌、身長166cm、体重53kg。スリーサイズはB94/W61/H86のダイナマイト・ボディ。そこに投入される総天然色の色使い。ブリジッド・バルドーでさえも三十秒でノックアウトする存在感。〝20世紀に生きた女性の女王陛下〟の誕生です。1955年、マリリンもモナコ王妃の候補にあがりました。しかし、マリリンは、プリンセスになるには、あまりにも眩しすぎたのです。

マリリン・モンロー・ルック2 ショッキングピンク・スタイル
  • ショッキングピンク・ドレス。キャップスリーブ、ピーカブーネックライン。オフショルダー。前にボウ。
  • 白のシフォンショール
  • 黒のハイヒールサンダル。クロスストラップ
  • ゴールドリング・イヤリング。
ブラウス・スカート

逆にシックなスタイルも、すごく似合います。

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マリリンにとって、一流の舞台俳優でもあるジョゼフ・コットンは、憧れの俳優の一人でした。

マリリン・モンロー・ルック3 シック・スタイル
  • ペールブルーのシルクブラウス。比翼仕立て
  • グレーのラップスカート。前にスリット
  • 黒のクロスストラップハイヒールサンダル
  • ソリッド水色のカシミアショートコート。肩がけ。ボタンなし
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