ジェームズ・ボンド

ダニエル・クレイグ8 『007 カジノ・ロワイヤル』1(3ページ)

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ボンドが殺しのライセンスを手に入れたとき。

ボンド映画史上はじめてJBがピーコートを着ています。

モノクロのオープニングもシリーズ初。

何着かの衣装は、ダニエル・クレイグのセンスが反映された。

「心配ない。二度目の殺しは」「ずっと楽だ・・・」

ダニエルは、本作で使用された衣装を何着か貰いました。

当時交際していたサツキ・ミッチェルと。

ファンサービスしている時のダニエル。

ジェームズ・ボンド・スタイル1 ピーコート
  • ダークネイビーのウール・メルトンのピーコート、アルスターカラー、8ボタン
  • チャコールグレイ・リブニット・カーディガン、スタンドカラー、5つのブラックボタン、セットインスリーブ、恐らくダニエルの私物
  • サンスペルのダークグレイTシャツ
  • テッド・ベイカーのグレンチェックのトラウザー
  • ジョン・ロブのロムゼイ、ブラックカーフ・チャッカブーツ

殺しのライセンス=ダブルオー(00)要員になるためには、2人殺さなければならないルールがあるらしい。そして、原作(1953年に刊行されたボンド第一作)において、ボンドが007になるために殺した二人は、日本人スパイとノルウェーのダブルスパイでした。

映画においても、そのルールは適応されており、このオープニングのモノクロシーンで、2人目の殺人を行うシーンが映し出されます。このシーンでボンドは、歴代ボンドの中ではじめてピーコートを着ることになります(そして『007 スペクター』(2015)において本格的にピーコートを着たボンドの姿がお披露目されます)。

本当の意味での21世紀のジェームズ・ボンドの誕生

このシーンで、ダニエルは前歯を二本失います。

このシーンのために30着の同じ服が用意されました。

この作品には、トム・フォードのスーツは登場しない。

スタントダブルのベン・クックと共に。

貴重なカラー・ヴァージョン。

ゆったりとりした着心地の良さそうなジャケット。

ジェームズ・ボンド・スタイル2 リネンスーツ
  • ブリオーニのダークネイビーのリネンスーツ、ダブルベンツ
  • 青と白のエンドオンエンド・シャツ、半袖
  • ブラウン・レザーベルト
  • ブラウンスエードのチャッカブーツ

ジェームズ・ボンドは、常にその時代の最高峰のテーラーのスーツを着なければならないの。

リンディ・ヘミングス(ボンドにブリオーニのスーツを着せた女)

この作品は、名作『007 リビング・デイライツ』(1987)以来、久しぶりにイアン・フレミングの原作を作品化したものでした。

そして、それは明らかに『トリプルX』(2002)というジェームズ・ボンドの世界観を全否定した「我こそが21世紀のスーパースパイだ!」という宣戦布告に対する答えとして生み出されたものでした。

だからこそ、ダニエル・クレイグは、ヴィン・ディーゼルに匹敵する肉体を作り上げる必要があったのです。そして、エレガントなスーツとラグジュアリー・リゾートによって遥かに格上げし、若者文化に迎合することなく、「シリーズとして歴史を背負う凄み」を徹底的に見せつけたのでした(『トリプルX:再起動』(2017)の中身のなさがこのスパイ像の限界を証明しています。中身がなくても、楽しめる映画さえも作れていません)。

そういう意味をこめてニュー・ボンドは私たちに向かい銃弾を放ち、21世紀のスーパースパイの名をいってみろ!と問いかけたのでした。


カットされたクリケットシーン。

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