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【香りで選ぶ香水特選 第二章】 ローズ編

香水特集記事
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11.ローズ 31(ル ラボ)

発表年:2006年
調香師:ダフネ・ブジェ
対象性別:ユニセックス



男性的・女性的という概念を突き抜けた〝渇いたローズの香り〟。

涙をたくさん流しつくし、渇いた心を持つトランスジェンダーの横顔のような温かいクールネスも兼ね備えた香り。 女性を超えた女性のためのローズ。

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13.ラ フィーユ ドゥ ベルラン(セルジュ ルタンス)

発表年:2013年
調香師:クリストファー・シェルドレイク
対象性別:ユニセックス


1930年代のマレーネ・ディートリッヒと、1945年のアドルフ・ヒトラー自殺後に、ソ連軍によって陥落したベルリンで生活する少女をテーマにした香りです。このローズの液体の赤は、ディートリッヒの冷酷な赤い唇と、ソ連軍により蹂躙された少女たちの血の赤なのです。

雪の中で恐怖に慄きながら咲く深紅のローズ一輪。どんなに踏みつけられようとも、赤い液体を流そうとも、雪の上に横たわる薔薇は、やがて金属製の薔薇として孤高の輝きを放つ。1940年代のベルリンの少女は、地獄の日々を乗り越えて、今の私たちには想像もつかないほど、極限の薔薇の輝きを手にしたのでした。

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14.オー ローズ(ディプティック)

発表年:2012年
調香師:不明
対象性別:女性



フレグランスというものに対して警戒心の高い女性たち(香害が気になる女性たち)に対して、ディプティックが解き放った〝薔薇の矢〟それが「オー ローズ」なのです。

胸の高鳴りをローズの香りにのせて、日々ここにあるものをこの手に感じるgrateful dayな香りです。

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15.ローズ デ ヴァン(ルイ・ヴィトン)

発表年:2016年
調香師:ジャック・キャヴァリエ
対象性別:女性



ルイ・ヴィトン×ジャック・キャヴァリエ×ローズ=究極のローズ

華麗なる一族に生まれ、何不自由なく美しく育った子女が、母親から譲り受けたエルメスのコンスタンスを持って、白いロングワンピースを着て、同じく育ちの良い子息とデートしているような香り。

つまりは、数学で弾き出される最高値の人生の香り。アイリスと3種類のローズという香料界の4大美女とも言える高価な香料をそのまま押し出すと、クラシカルな香りになってしまう。だから何を足せば、現代の女性がときめくのだろうか?という発想から生み出された香り。

答えはシダーとピーチとブラックペッパー。

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16.カフェ ローズ(トム・フォード)

発表年:2012年
調香師:アントワン・リー
対象性別:ユニセックス


ただ一言

ボトルの中の蕾が開花する香り。

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17.ローズ バルバル(ゲラン)

発表年:2005年
調香師:フランシス・クルジャン
対象性別:女性



〝鋭い棘のある薔薇ほど、静かに咲くことが出来る〟

「野蛮なローズ」。それは野生のローズでもあり、あらゆる害虫が近づくことが出来ないほどの孤高のローズという意味もあります。つまりは、女性の中に眠る「野生」と「孤高」を演出してくれるローズなのです。

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