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【クロエ】ロー ド クロエ(ミシェル・アルメラック)

クロエ
©Chloé
クロエブランドミシェル・アルメラック調香師香りの美学
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ロー ド クロエ

【特別監修】カイエデモードが崇拝するフレグランス・スペシャリスト様

原名:L’Eau de Chloe
種類:オード・トワレ
ブランド:クロエ
調香師:ミシェル・アルメラック
発表年:2012年
対象性別:女性
価格:50ml/9,450円、100ml/13,125円

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クロエの「ローズ革命」第三章

©Chloé

コティとロベルテの協力を得てフレグランスをリリースすることになったクロエは、2008年2月(日本は2008年4月2日)に発売された「クロエ オードパルファム」により、一躍「クロエ旋風」を巻き起こすことになりました。

そして、その翌年の2009年4月に「クロエ旋風」の最中に発売されたのが「クロエ オードトワレ」でした。さらに、2012年3月7日に発売されたはじめてのフランカーがこの「ロー ド クロエ」でした。

〝クロエの水〟という名のこの香りは、オリジナルを調香したミシェル・アルメラックによるシトラス・フローラル・シプレの香りです。

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クロエが解き放つ〝草原の中のバラの輝き〟

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爽やかに弾けるシトロンを中心に、グレープフルーツとベルガモットが加わる、レモネードを思わせる香りからはじまります。

2009年に発売されたオードトワレのマンダリン・オレンジとウォーターメロンのアクアティックなはじまりとは全く違います。そこに春の訪れを知らせる、(バジルのような)フレッシュなパチョリのビターグリーンの香りが溶け込み、心を躍らせるようなシトラス・グリーンの香りに包まれてゆきます。

まさにこのボトルカラーがこの香りのイメージをそっくりそのまま伝えてくれています。それは〝優しくきらめくグリーン〟なのです。

すぐに春の風に誘われ歩みを進めていくと、ローズ、ピオニー、スズラン、フリージア、マグノリア、ジャスミンが咲き始める小さなお庭に到達するのです。そして、ピーチとローズウォーターの朝露に濡れた花びらが、シトラスとフローラルの〝優しい調和〟を肌に伝えてくれるのです。

やがて、開花したばかりのフレッシュなローズの香りが、立ち上る温かい土の香り=オークモスによって、より生き生きとソーピィーな生命力を解き放っていくのです。

ローズウォーターの役割は、ローズティー効果を生み出すのではなく、朝露に濡れたフレッシュローズ効果を生み出しています。それはオリジナルのEDPで使用されていたローズノートを水蒸気蒸留し22%に濃縮したローズウォーターに置き換えたことにより達成されています。

フランス人モデルのカミーユ・ローヴ・プルシュレス(1990-)を起用した、ピクニックをテーマとしたキャンペーン・フィルムは、マリオ・ソレンティにより撮影されました。

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『クロエ旋風』→「ラブ クロエ」→「ロー ド クロエ」

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最後に「ロー ド クロエ」について、発売当時ブルーベルのチーフだった、カイエデモードが崇拝するフレグランス・スペシャリスト様に、貴重な回想と解説をして頂きました。以下彼女のお言葉です。

まずはじめに、私のクロエローズのイメージをあらためてお伝えさせていただくと、それまでの薔薇の香りがイメージさせた格式ばったクラシカルな…そのようなイメージを突き破り、よりナチュラルで、より香水自体を身近にしてくれた(薔薇と呼ぶより)ローズの香りでした。

まさに、エフォートレスでフレンチシックに生きる女性へ捧げるローズの香り。生活の中にずっと傍らに有るローズ。特別な時ではなく、生活を豊かに送るためのほんの少しのエッセンスとして纏ったり漂わせたり、そよ風のように、心地良さを感じるさせてくれるローズ、それがクロエローズでした。だからこそ、世界中の女性が蜜蜂が蜜に集まるようにクロエローズに集まったのだと思います。

『クロエ旋風』のすごさを私自身が現場で体感で感じていたのは、ローンチ時(2008年4月)、そして、ボディクリーム、クロエEDT、リップバームが出る流れとなるのですが、つまり2010年の半ば頃まででした。

しかし、2010年10月に「ラブ クロエ」が出た途端にガクッと温度が下がった気がきました(もちろん「ラブ クロエ」がわるい香りという訳ではありません。ただ人々はクロエローズを求めていたのだと思います)。

そして、2012年3月に発売されたクロエローズのはじめてのフランカーがこの「ロー ド クロエ」でした。実は私はクロエローズの中でも、「ロー ド クロエ」が特に今でも好きな香りなんです。

女性が纏う柑橘の香りは、〝女性が敢えて選ぶメンズ〟だったり、〝夏に清潔感を纏うため〟であったり〝身だしなみのため〟だったのですが、この「ロー ド クロエ」は心地よさを自分と周りにシェアできる香りなのです。

それでいてきちんと女性的。だけどファッション性を出す女性らしさではなく、あくまでも〝お水のようにバラの香りを空気で纏ってるから、これは香水じゃないのよ〟と言ってくれるような香りなんです。なんて言ってるうちに久しぶりに身に纏いたくなりました(笑)

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香水データ

香水名:ロー ド クロエ
原名:L’Eau de Chloe
種類:オード・トワレ
ブランド:クロエ
調香師:ミシェル・アルメラック
発表年:2012年
対象性別:女性
価格:50ml/9,450円、100ml/13,125円


トップノート:シトロン、グレープフルーツ、ベルガモット、アルデハイド、ピーチ
ミドルノート:ローズ、ローズウォーター、ヴァイオレット、ピオニー、スズラン、フリージア、マグノリア、ジャスミン
ラストノート:パチョリ、シダー、オークモス、ホワイトムスク、アンバー、ラブダナム

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