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女優モード図鑑

その他の伝説の女優たち

『戦争と平和』Vol.8|アニタ・エクバーグのローマの栄光

エレンを演じたアニタ・エクバーグ(1931-2015)は、この作品の4年後にフェデリコ・フェリーニ監督の『甘い生活』に出演することにより、世界中の男性の憧れの存在になったのでした。
その他の伝説の女優たち

『戦争と平和』Vol.7|アニタ・エクバーグの『甘い生活』前夜

社交界の絶世の美女エレンを演じたアニタ・エクバーグ(1931-2015)は、本作の4年後に出演したフェデリコ・フェリーニの『甘い生活』で、パーティ・ピープルにとっての〝永遠のシンボル〟となりました。
オードリー・ヘプバーン

『戦争と平和』Vol.6|オードリー・ヘプバーンとレッドドレス

『戦争と平和』におけるオードリーの最後の衣裳は、彼女が最も嫌いだった赤色です。廃墟の中の赤が、映像にパワーを生み出しています。そして、何よりも、非常に着こなすのが難しい赤色のドレスを見事に着こなしているオードリーはさすがとしか言いようがありません。
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オードリー・ヘプバーン

『戦争と平和』Vol.5|オードリー・ヘプバーンとヘンリー・フォンダ

ヘンリー・フォンダはピエール役を原作どおり醜い男として演じようとしていました。しかし、プロデューサーは、ピエールにロマンティックな風貌を望んでいました。そのためヘンリーが役作りのためにかけていた銀縁の眼鏡をめぐり、二人は衝突し、あるシーンでは付け、あるシーンでは眼鏡なしといった奇妙な現象が生まれることになりました。
オードリー・ヘプバーン

『戦争と平和』Vol.4|オードリー・ヘプバーンとリトルブラックドレス

本作の衣裳デザイナーであるマリア・デ・マッテイス(1898-1988)について、少し語らせて戴きます。イタリアの舞台及び映画の衣裳デザイナーである彼女は、本作においてアカデミー衣装デザイン賞カラー部門にノミネートされました。
オードリー・ヘプバーン

『戦争と平和』Vol.3|オードリー・ヘプバーンと舞踏会ドレス

この作品は、今でこそ日本では知名度の低いオードリー・ヘプバーンの主演作の代表格である『緑の館』(1959)と『許されざる者』(1960)の二作品と並び立つ存在になっていますが、公開当時、日本では1956年度の配給収入の第4位を記録し、50年代から70年代にかけてオードリー・ヘプバーンの代表作の一つでした。
オードリー・ヘプバーン

『戦争と平和』Vol.2|オードリー・ヘプバーンと軍服の男たち

オードリーがどの作品においてもほぼ一貫している〝モードの極意=美の極意〟とは、決して自慢せず、ひけらかさず、一歩引いたエレガンスを演出することが、結果的に、一歩前に押し出されたエレガンスになるという精神です。
オードリー・ヘプバーン

『戦争と平和』Vol.1|オードリー ヘプバーンとユベール・ド・ジバンシィ

オードリー・ヘプバーンは、『麗しのサブリナ』の次の作品としてレフ・トルストイの名作に出演することを選んだのでした。それはオードリー初のスペクタクル超大作であり、カラー作品でした。1956年、世界中の人々は、〝永遠のプリンセス〟をカラーで拝謁する光栄に預かるのでした。
ジェームズ・ボンド

【007/ゴールドフィンガー】空飛ぶギロチンハットと黄金美女

前作の約1.5倍の300万ドルの予算で作られた第三作目は、1億2500万ドルもの世界興行収入を獲得し、1965年にスパイブームという社会現象を引き起こしました。以降、世界中の少年の心を忘れない男達にとってジェームズ・ボンドは永遠のスタイルアイコンとなるのでした。
ボンド ガール

『007/ゴールドフィンガー』Vol.8|タニア・マレットと黄金美女たち

一般的には、『007/ゴールドフィンガー』の黄金美女を演じているのはすべてシャーリー・バッシーだと思われているのですが、実際のところ、タイトルソングと、ポスターの黄金美女は、マーガレット・ノーラン(1943-2020)でした。
ボンド ガール

『007/ゴールドフィンガー』Vol.7|オナー・ブラックマンのパンツ・ルック

イヴ・サンローランの1966年のスモーキング革命に先駆けて、白のスモーキング・スタイルに身を固めたオナー・ブラックマン。この作品から、ボンド・ムービーは、その時代において最高にカッコいい男女が集う映画の役割を満たすことになったのでした。
ボンド ガール

『007/ゴールドフィンガー』Vol.6|元祖・美魔女オナー・ブラックマン

オナー・ブラックマン(1925-2020)こそ、本作のメイン・ボンドガールです。彼女の魅力は、10代から20代の青年にはなかなか伝わらないでしょう。ある種の女性には、20代には存在しなかった魅力が、30代から40代にかけて突然花開くことがあります。
ボンド ガール

『007/ゴールドフィンガー』Vol.5|黄金美女シャーリー・イートン

一体の黄金の死体が、ボンドガールという存在に特別の意味を生み出すことになりました。その死体を演じたボンド・ガールの名をシャーリー・イートンと申します。映画の前半に5分間だけ登場するゴールデン・デスボディ。それは映画史上最も美しい死体が誕生した瞬間でした。
ジェームズ・ボンド

【007は二度死ぬ】ジェームズ・ボンド日本上陸

『007 サンダーボール作戦』の大ヒットによりショーン・コネリー=ジェームズ・ボンドの人気は、世界的に頂点に達しました。1964年に東京でオリンピックが開催され、世界的にアジアブームが起きる中、満を持して日本列島横断大ロケーションに臨んだのがシリーズ第五作となる『007は二度死ぬ』でした。
その他の伝説の女優たち

【地獄に堕ちた勇者ども】第三帝国のファッションの美学

ルキノ・ヴィスコンティが1969年に監督したイタリア・西ドイツ合作の映画。『ベニスに死す』『ルートヴィヒ』へと続く「ドイツ三部作」の第1作目として、1930年代前半のナチスが台頭するドイツにおける鉄鋼一族の凋落を描いた作品。
ジェームズ・ボンド

【007 ゴールデンアイ】五代目ニュー・ボンド=ピアース・ブロスナン登場。

ピアース・ブロスナンのボンドほどスーツを戦闘服に変えたボンドはいませんでした。そして、バランス良くロジャー・ムーア時代の〝敵と遭遇してにっこりと会釈〟パターンも継承し、スパイ=秘密諜報部員の007から、世界を守る男へと脱皮を遂げていったのでした。
ジェームズ・ボンド

【女王陛下の007】スタイリッシュなスウィンギング・ボンド

ついに初代ジェームズ・ボンド=ショーン・コネリーが降板し、二代目ボンド=ジョージ・レーゼンビー(1939-)が登場した007シリーズ第6作。僅か一作品で降板することになる二代目ボンドの評価は、今ではかなり高い。
ジェームズ・ボンド

【007/サンダーボール作戦】最初から最後まで空飛ぶジェームズ・ボンド

空飛ぶジェームズ・ボンドがソーツ姿で現れ、ダイビングウェットスーツ姿のボンドがボンドガールと共に、空を飛んで去って行った瞬間、ボンドは、世界中のスーツと美女を愛する男性にとってのタイムレス・アイコンになったのでした。
ジェームズ・ボンド

【007 消されたライセンス】復讐のために戦うジェームズ・ボンド

四代目ジェームズ・ボンド=ティモシー・ダルトン(1946-)の二作目にして最終作となる本作以降、ボンドムービーは6年間作られなくなります。ボンドムービーにしてはかなり血生臭い描写が特徴であり、敵役も、世界を混乱に陥れる犯罪者ではなく、麻薬帝国を築いたドラッグ・ディーラーです。
ボンド ガール

『007 消されたライセンス』Vol.9|タリサ・ソト、ボンドムービー史上初のラテン系ボンドガール

何よりもタリサ・ソトについて驚いたのは、顔が小さく、小柄に見えるので、178cmの長身であるということについてでした。つまりこの作品のボンドガールは、キャリー・ローウェルと共に180cm近くのスーパーモデル体型だったのです。
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