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【セルジュ ルタンス】ヴェティヴェール オリエンタル(東洋のヴェチバー)(クリストファー・シェルドレイク)

クリストファー・シェルドレイク
クリストファー・シェルドレイク セルジュ・ルタンス ブランド 調香師 香りの美学
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難題:エレガントなベチバーの創造

[東洋のヴェチバー]

ヴェチバーは、奥底に秘められた潜在的な何かを呼び覚ます。魔女の石と化した髪のごとく謎めいたヴェチバーの根から官能的な絹の温かさを見出す。
それは誇り高き東洋のベルベット。

公式ホームページより

現在は、セルジュ・ルタンスの「コレクションノワール」の中にひとくくりにされているこの香りは、2002年にクリストファー・シェルドレイクにより調香されました。「ヴェティヴェール オリエンタル」とは、フランス語で、「東洋のヴェチバー」という意味です。

2002年に、鐘形をしたオリジナルボトルにより、パレ・ロワイヤル本店限定で販売され、2004年から一般販売が開始され今に至ります。

すべてはベチバーのためにある香りです。

それは、眼鏡をかけた根暗な少女の奥底にある美の息吹を嗅ぎつけた女性が、この少女の雨女のような湿った空気に、大人の女性としての第一歩をレクチャーしていくそんな過程を描いた香りです。

あの根暗な少女が、決して華やかさに目覚めるわけではなく、静寂の美に目覚める瞬間。それはまさに眼鏡をおしゃれな形に変更し、黒髪をストレートにし、ナチュラル・メイクと伏せ目がちな演出で、自分自身のキラーアティチュードを見つけてしまった、根暗な少女が、雨上がりの美少女へと覚醒していく香りなのです。

ベチバーのアーシィーかつウッディな尖った香り立ちに、ダークチョコレートとアンバーが丸みを与えることに成功しています。特にトップから投入されているアイリスパリダがラストにおいて、サンダルウッドとガイアックウッド、ラブダナムにより目を覚まします。そして、スモーキーな温かみが香り全体をエレガントに包み込むのです。

タニア・サンチェスは『世界香水ガイド』で、「ヴェティヴェール オリエンタル」を「ベチバー・アンバー」と呼び、「オリエンタルというが、オークモスの森の匂いが、飛びぬけて聡明なベチバーの香りになった。非現実世界のシプレのようである。」

「おもしろいことに、アイリスとアンバーの香りを従えて、ベチバーがきりりと活きてくるのだ。もっとも肌につけると、すぐに香りのバランスを崩してしまうので、布につけたほうがいいだろう。」と3つ星(5段階評価)の評価をつけています。

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香水データ

香水名:ヴェティヴェール オリエンタル(東洋のヴェチバー)
原名:Vetiver Oriental
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2002年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/13,000円、100ml/20,000円



トップノート:樹液、アイリスパリダ
ミドルノート:ベチバー、ガイアックウッド、ダークチョコレート、ムスク
ラストノート:アンバー、オークモス、サンダルウッド、ラブダナム

セルジュ ルタンス ヴェティ ヴェール オリエンタル
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