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【ラルチザン】イリス パリーダ(アン・フリッポ)

アン・フリッポ
アン・フリッポブランドラルチザン パフューム調香師香りの美学
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イリス パリーダ

原名:Iris Pallida 2007
種類:オード・パルファム
ブランド:ラルチザン
調香師:アン・フリッポ
発表年:2007年、2011年(現在廃盤)
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/約40,000円

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この香りを知らずしてアイリスを語るなかれ

@L’Artisan Parfumeur

ラルチザンが打ち出していたウルトラ・リミテッド・フレグランス・シリーズ(ハーベスト・シリーズ)の第三弾「イリス・パリーダ」。

特別に豊作(グランクリュ)だったイタリア・トスカーナのアイリスを花から根茎までまるまる使用しています。特別にエンボス加工された木箱に入れられ、3000本限定で2006年にナンバリング販売されました。かなり高額なこの限定品は、アン・フリッポによって調香されました。

トップノートで、アイリスのグリーンの側面をよりいきいきと再現するためにヴァイオレット・リーフを使用し、ミドルノートでは、ネロリとヒヤシンスによりパウダリーなフローラルの側面にも生命力を与えています。そして、ラストノートで、アイリスは、3つの香料と絡み合い、3つの側面を際立たせながら、ホワイトムスクに包みこまれ、優しくも官能的にドライダウンしていきます。

その3つの側面とは、パチョリとブレンドされ強調されるアーシーさと、ベチバーとブレンドされ強調されるヘーゼルナッツのような甘さ、さらには、シダーウッドとブレンドされることによって強調される温かいウッディさです。

タニア・サンチェスは『世界香水ガイド』で、「イリス パリーダ」を「ブルーベリー・ペパー」と呼び、「天文学的な値段だけれど、けっして「ぼられた!」という感じはしない。ラルチザン・パフュームは最高級の天然素材のよさを強調する、シンプルな処方が得意。それによって素材の隠れた一面が引き出される。」

「この灰青色のアイリスは、ブラックペッパーのドライな香りのおかげで、一方の端がより灰色に、より青くなり、もう一方では予想外のブルーベリーになる。誰もがアイリスをじゃぶじゃぶ使うこの頃、この香水は一線を画した。重々しくひそやかに、そして神秘的に。」と4つ星(5段階評価)の評価をつけています。

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香水データ

香水名:イリス パリーダ
原名:Iris Pallida 2007
種類:オード・パルファム
ブランド:ラルチザン
調香師:アン・フリッポ
発表年:2007年、2011年(現在廃盤)
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/約40,000円


トップノート:タスカン・アイリス、オレンジ・ブロッサム、ハイビスカス、ターキッシュ・ローズ、アニス
ミドルノート:アイリス、パチョリ、ヴァイオレット・リーフ、ベチバー、スズラン、シダー
ラストノート:ガイアックウッド、ホワイトムスク、アンバー

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