ザ・ディファレント・カンパニー

ローズ・ポワブレ (ジャン=クロード・エレナ)

作品データ

香水名:ローズ・ポワブレ Rose Poivree オード・トワレ
ブランド:ザ・ディファレント・カンパニー
調香師:ジャン=クロード・エレナ
発表年:2000年
対象性別:ユニセックス
価格:90ml/19,000円(日本販売終了)


トップノート:ピンク・ペッパー、コリアンダー、ブラック・ペッパー
ミドルノート:ダマスクローズ
ラストノート:ハイチ産ベチバー、シベット(霊猫香)

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ルカ・トゥリン

★★★☆☆ フルーティ・ローズ

間違えているかもしれないが、この香水は大幅に手直しされたのではないかと思う。私の記憶が正しければ、かつてのローズ・ポワブレ(ペッパー・ローズ)はまったく人前に出せるような代物ではなかった。シベットのアニマリックな糞の臭いが大量に入っていて、ローズの香りはほとんどしなかった。なぜ覚えているかといえば、香水好きなゲイの友人とのディナーに、その香水を持参したことがあるからだ。そして、2人ともが同じ感想をもった。男性の汚れた下着の臭い。刺激的で不愉快で不適切でこっけいで、そしてすばらしかった。さて同じ名前の、この新しいビンテージに話を戻そう。可愛らしく、フレッシュで高品質なローズの香りにライチとラズベリーのようなフルーツの素敵な香りがする。肌につけるとフルーティな香りが際立ち、紙や布に振りかけるとピンクペッパー(スパイシー・ハーバルともいえる)の香りが強調される。親しみやすくコクのある香りで、私の知っているローズの単一花香の中では、優れた作品だ。だが、あえていわせてもらうならば、私はこのフレグランスに睾丸がついていた頃が忘れられない。― タニア・サンチェス

『「匂いの帝王」が五つ星で評価する世界香水ガイドⅡ』ルカ・トゥリン/タニア・サンチェス 原書房

香水についての解説

名前は「ソルト&ペッパーローズ」。45kgのダマスクローズの花弁で、250mlの「ローズ・ポワブレ」が作り出されます。グリーンなダマスクローズからはじまり、すぐにブラック・ペッパーのスパイシーな香りと共に、クミンとシベットが組み合わさった香りと呼ぶよりも、臭いと呼ぶほうが相応しい獣臭がやってきます。これを屋根裏部屋に撒けば、ハクビシンが撃退できそうな香りです。

天才のすることは時に理解の範疇を越えていると言える、ジャン=クロード・エレナがまじめに作り出した〝うんち〟の香りかもしれません。ボトル・デザインは、ティエリー・ドゥ・バシュマコフによるものです。

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