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ル シヤージュ 京都【全国フレグランス×香水聖地ガイド2023】

全国フレグランス聖地ガイド
©ルシヤージュ京都
全国フレグランス聖地ガイド香りの美学
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ル シヤージュ 京都

場所 京都・東山
住所 京都市東山区中之町205-2 WILLPARK神宮 1F
ホームページ
公式インスタ

2022年に東京のサロンドパルファンに出展された「ル シヤージュ 京都」様。香水愛好家にとって聖地であるだけでなく、香水初心者にも神対応してくれる日本最高のフレグランス専門店。そして、フレグランス販売員及びフレグランスに関わる仕事に従事しているならば、年に一度は巡礼すべき聖地。
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フレグランス巡礼地とフレグランス聖地の違い

日本には四つのフレグランス巡礼地が存在します。

  1. 新宿伊勢丹巡礼
  2. 銀座-表参道巡礼
  3. 梅田-心斎橋巡礼
  4. 京都巡礼

これらを四大巡礼とするならば、日本には、フレグランス聖地という、巡礼地に飽き足らず、更なるフレグランスへの探究心を満たす究極の旅があります。

  1. ルイ・ヴィトン 神戸店
  2. ルラボ GINZA SIX
  3. ラトリエ デ パルファム JR京都伊勢丹店
  4. ゲラン 伊勢丹新宿

ここに、もうひとつこのルシヤージュ京都様が加わり、日本の『トップオブトップ(聖地の中の聖地)』は形成されているのです。

ちなみにフレグランス聖地である条件は以下の六点です。

  1. 接客力の高さ(的確な香水の知識とストーリーテリング能力)
  2. 満足できる商品ラインナップ
  3. 夢のような接客空間
  4. 香水初心者にとって最初に訪問したい場所
  5. 素晴らしい人間性
  6. なによりもフレグランスに対する愛の深さ
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ルシヤージュ様に対する感想はただ一言「神対応」

©ルシヤージュ京都

ルシヤージュ京都様は、これからのフレグランス販売の在り方を最も真剣に模索しておられる香水専門店だと思います。代表であり、接客を行って下さるフレグランス・スペシャリストの米倉さんは、まだ若く、「革命児」と言っても差し支えないほどに情熱的な接客をされます。

米倉さんの性格は竹を割ったような性格です。

香水販売の接客において『2秒であなたに合う香りを当てます』などという香水販売員は胡散臭いだけと考えておられ、「これからの香水販売は、時間をかけることが当然であり、香水販売は短時間でするべきという考え方は捨てるべきなんです。僕は〝数秒や数分でその方にぴったりな香水をお当てしますなどという接客〟には興味がありません」とはっきりおっしゃられます。

そして、香水初心者の方に対しては「純粋にワクワクする香水体験をして頂けるように心がけています」とのこと。米倉さんは、香水愛好家の方に対しては、専門的な話で知的好奇心を書き立ててくれる一方で、初心者の方に対しては、香水知識をひけらかす事は決してありません。

でありながら、ひとつひとつの香りをとても大切にされるその接客姿勢は、明らかにすべてのフレグランスを扱うブランドの販売員が見習うべき姿勢であり(トレーニングの一環としてルシヤージュ巡礼を組み込むべき!)、この方の接客を受けてしまうと、〝本来、フレグランスを購入する際に受けるべき理想の接客〟を知ってしまうことになるのです。

ウィズコロナということも考えた、米倉さんのインスタライブにおける香りの説明や、大沢さとり様をはじめとする香水業界の方々とのやり取りも圧巻の一言です。

日本で唯一ここだけが、パルファン サトリのフルラインナップを取り扱っており、本格的な説明を行うことの出来る店舗です。さらにはMiya Shinma PARFUMSの代理店でもあります。

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香水販売員にとって、年に一度は巡礼すべき聖地

東西の神販売員の方々が、口を揃えて「関西で一番訪れたい場所」推しする聖地

何よりも米倉さんの素晴らしいところは、日本でも唯一無二とも言える〝香水のシャングリラ〟をひとりの力で生み出したところにあります。

まさに溢れんばかりの香水愛をお持ちの方であり、他ブランドのフレグランスに対しても勉強熱心な方です。ヴィンテージ・フレグランス/ファッション&メゾン&ニッチ・フレグランスに対して分け隔てなく、その愛は深く、華道・茶道をはじめとする日本文化に対する強い探究心もお持ちです。

もちろん、ご自身の店舗で扱っているひとつひとつのフレグランスに対しては、千夜一夜物語のシェヘラザードのように、うっとりするようなそれぞれの世界観を丁寧に説明してくださります。

  1. 着席できる接客スペースがあり
  2. フリードリンクまで出して下さり
  3. マンツーマンで丁寧に香りの接客をして頂ける

つまりは、お店に入ったときと、出た後とでは、香水に対する向き合い方さえも劇的に変えてしまう=香水を自信を持ってもっともっと愛せるようになる体験を提供してくださるのです。

フレグランス販売員及び業界人にとっても〝香水販売の聖地〟と呼ばれているお店です(でありながら、フレグランス初心者の方にとっても神対応のお店=ココがすごく重要)。

ルイ・ヴィトン、エルメス、カルティエなどのラグジュアリー・フレグランスを取り扱うラグジュアリー・ブランドの販売員が本来行うべきフレグランス体験が、ここにはあります。

ラグジュアリー・ブランドが間違ってもしてはならないフレグランス販売のスタンス、それはお客様にあまり情報を与えず(そして、販売員もほとんど勉強せず)、お土産として自分で選んで購入してもらうというスタンスです。今のエルメスとカルティエ、一部ルイ・ヴィトンの店舗において、そんなエレガンスの欠片もない販売スタンスが蔓延っています。

追記:私は、ルシヤージュ様に訪問する前に山元麺蔵でお昼を食べるようにしています。

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