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ラトリエ デ パルファム JR京都伊勢丹店【全国フレグランス×香水聖地ガイド2022】

全国フレグランス聖地ガイド
©JR KYOTO ISETAN
全国フレグランス聖地ガイド香りの美学
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ラトリエ デ パルファム JR京都伊勢丹店

場所 京都・JR京都駅
住所 〒600-8555 京都府京都市下京区東塩小路町 2階
電話 075-606-5015

関西のみならず全国のラトリエ デ パルファムにおいて最高のソムリエールの方が存在するのは間違いなくJR京都伊勢丹店(女性チーフの方)でしょう。

取扱ブランドの商品知識だけでなく、それぞれの香りの変化をまるで物語のように魅力的に伝えること(ストーリーテリング)が出来る。さらに他ブランドの香りについての知識、調香師及び香料に関する知識の全てがずば抜けている方です。

そして、もうひとつ重要なのは、彼女の部下の販売員の皆様も、香水愛がすごく高くプロ意識を感じさせる人材が集まっているということです。この店舗の接客力と店舗内トレーニングこそが、今後フレグランス販売代理店の各店舗が行っていくべきモデルケースだと思います。

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全国の「ラトリエ デ パルファム」の中でもトップオブトップの店舗

ペンハリガンメゾン フランシス クルジャンラルチザングタール、ボンドナンバーナイン(そして、今後はキリアンフレデリック マル)などラトリエ デ パルファムが取り扱いしているフレグランスは、とても魅力的なものが多いです。

しかし、ここ数年、店舗数の増大により、販売員のフレグランス接客力の格差が深刻化しています。何よりも派遣社員とパートの急増により、ロクなトレーニングもなされず店頭で接客業務についているという実態があります(こういった現状は、フレグランス専門店として、お客様に対する背信行為と言うべきかもしれません)。

かつてのブルーベル=ラトリエ デ パルファムが、日本でも最高の香水帝国として君臨していたのは、徹底したロープレ、挨拶・言葉遣い・所作・美しい日本語の徹底といった厳しいトレーニングが存在していたからでした。

厳しいトレーニングが行いにくいご時勢とはいえ、見る影もないほどの現状に追い込まれているのは非常に残念です。

さて、そんな中、京都においては、四条河原町にある高島屋一店舗のみだったラトリエ デ パルファムが、JR京都伊勢丹が2020年にリニューアルされたタイミングで二店舗目を出店しました。そして、この機会に京都にはじめてペンハリガンのポートレート コレクションが上陸することになったのでした。

西日本でポートレートコレクションを取り扱っている店舗は、

  1. 大阪・梅田阪急2F
  2. 大阪・梅田メンズ館・地下1F
  3. 大阪タカシマヤ
  4. 京都・伊勢丹
  5. 神戸大丸

この5店舗のみです。そして、このポートレート・コレクションの説明に最も長けたフレグランス販売員の方こそが、京都伊勢丹の女性チーフの方なのです。

この御方の素晴らしいところは、メゾン フランシス クルジャン、パルル モア ドゥ パルファム、グタールについての知識もパーフェクトであるだけでなく、ブルーベルで扱っているフレグランス以外の知識も凄まじく(例:フレデリック マル、ゲランルイ ヴィトンジョー マローンディプティックなどなど)、調香師を含め完璧であり、素晴らしいフレグランス共感体験を提供してくれるところにあります。

更に、最も素晴らしいのは、ルシヤージュ京都様が京都伊勢丹でフレグランス・イベントをするようになったこともあり、相互交流を持つようになり、この店舗の販売員の皆様が驚異的にフレグランスの知識及び接客力を高めているところです。

フレグランス販売員にとって、最も重要なことは、良い先生・同僚に恵まれ、尚且つフレグランスを愛する人々と一人でも多く知り合い、〝フレグランスについて高度に語り合う時間(アウトプットする時間)〟をどれだけ作れるかということなのです。

何よりも、聖地と呼ばれる店舗に共通している点は、初心者から上級者まで分け隔てなく接客することが出来る、人間的な温かさと、的確なフレグランスに対する知識を持つスペシャリストが存在するということです。

私は東京が拠点でありながら、あえてこう提言させていただきます。もし、関西に出張する予定があるならば、京都のこの聖地を巡礼してください。びっくりするはずです。

願わくば、6Fで(的確な説明が施されずに)泣いているラルチザンも、この聖地で扱って欲しいものです。間違いなく、ここで扱う方が、香水が喜ぶはずです。今のままだと6Fの香水はセルジュ・ルタンス含め泣いている状態ですので…

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フレグランス販売員の現状

ラトリエ デ パルファムという全国に存在するフレグランス販売代理店から透けて見えてくるフレグランス販売の〝ゲームチェンジ〟の現状。それは、お客様の香水愛が飛躍的に高まっていることを背景に生まれています。

更には、カイエデモードをはじめとする香水関連のサイトや本によって、自習している販売員とそうでない販売員の格差がすさまじい勢いで出てきているということです。この聖地ガイドをはじめとするクチコミ情報が、素晴らしい店舗に素晴らしいお客様を集め、駄目な店舗には、閑古鳥を集めるようになってきているのです。

フレグランス販売におけるゲームチェンジとは以下の六点です。

  1. 香りひとつひとつを大切にする精神
  2. 調香師に対する正確な知識
  3. ヴィンテージの香りに対する知識
  4. 自分が働いていないブランドのフレグランスに対する知識
  5. 香料に偏りすぎず、でも香料を程よく知るバランス感覚
  6. 美しい所作と美しい日本語の徹底

2015年くらいから2020年の間に香水の接客力は急激に落ち、この六点を強化せずとも、フレグランス販売員はそれなりにやっていくことが出来ました。しかし、現在はお客様に対して、この六点がフォロー出来ていない販売員は、もう相手にされない時代になってきているのです。

何よりも駄目なこと、それはSNSにより、香水を愛する皆様の知識も高まっているのですが、そこに甘えた接客をすることです。

後は、フレグランス販売員という職業が、給与的にも社会的に認められる仕事になっていく必要があると私は思います。

だからこそ、こういった環境に順応できない、社歴だけが無駄に長い「何も知らない」販売員は、初心に立ち返り、香水愛を蘇らせないと店舗の空気を悪くする存在になってしまうのです。

香水愛が強い販売員が多い店舗は、それぞれの販売員が、水を得た魚のように、その店舗の香りから香りへとしなやかに泳ぐことが出来、どんなお客様も魅力するようになるのです。

ラトリエ デ パルファム JR京都伊勢丹店は、まさにお客様を魅了するフレグランス販売が出来る店舗のひとつであり、東京のあらゆる店舗と比較しても頭一つ抜け出た存在なのです。

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