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グレース・ケリー11 『トコリの橋』(3ページ)

グレース・ケリー
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そして、もう一着のドレス

フロントにくるみボタンが並んだダークネイビードレス。

フレデリック・マーチと共に。

ウィリアム・ホールデンとは『喝采』でも共演した。

富士屋ホテルのセットにて。

このドレスの全体像。

グレース・ケリー・ルック2 ダークネイビードレス
  • ダークネイビーのニュールック・ドレス、ベルト、ワイドカラー、フロントにくるみボタン
  • ブラックのハイヒールパンプス
  • 一連のパールネックレス

グレース・ケリーが画面に現れると、物語の主人公は、ウィリアム・ホールデンから彼女にバトンタッチされるほどに、彼女は圧倒的な美の確信に満ちています。


そして、天然風呂のシーンがあります。これは、日本文化を馬鹿にした描写ではありません。寧ろ、英語でも天然風呂と書いてある場所に、プールと勘違いして、全裸で泳いでいるアメリカ人家族の日本旅行珍道記を描いた微笑ましいシーンと見るべきでしょう。

そして、入ってきた日本人家族とふとしたことから交流するのです(父親役の俳優は『007は二度死ぬ』で大里を演じた島田テル)。アメリカ人の二人の両親は怒っているのですが、二人の子供は日本人の子供とすぐに仲良くなるのです。そして、日本人の両親二人から仲良くなっていきます。

さて、日本中で外国人を見かけるようになった現代において、どれだけ、日本人の家族からアメリカ人の家族に話しかけることが出来るのでしょうか?と考えたならば、このシーンは、実に堂々とした日本人を描いたシーンだと、私には思えるのです。

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作中で使用されなかった幻のチャイナドレス


温泉のセットにて、イーディス・ヘッドと共に。