グレース・ケリー

グレース・ケリー11 『トコリの橋』(3ページ)

作品名:トコリの橋 The Bridges at Toko-ri(1952)
監督:マーク・ロブソン
衣装:イーディス・ヘッド
出演者:ウィリアム・ホールデン/グレース・ケリー/ミッキー・ルーニー/淡路恵子

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1954年は、グレース・ケリー・イヤーでした。

ウィリアム・ホールデンとグレース・ケリー

グレース・ケリー唯一のベッドシーン。

1954年にグレース・ケリー(1929-1982)の映画は、5本公開されました。そして、その年の1月に、女優人生において最初で最後になる戦争映画の撮影に3週間参加しました。

それはパラマウント映画のために映画製作をしていたジョージ・シートンウィリアム・パールバーグの『トコリの橋』(『南太平洋』『サヨナラ』のジェームズ・ミッチェナー原作)でした。グレース自身は、その役柄に全く惹きつけられなかったのですが、二人のプロデューサーとは、将来のために仕事をしておきたいと考えていました。

オーディションの日、他の女優たちが、ここぞとばかりに娼婦のような露出の激しい衣装に身を包んでいる中、グレースは、まるでウィンドウショッピングをしながら町を歩いているような服装で、眼鏡をかけてヒールの低い靴を履いて現れました。それは、グレースが事前に原作を読み、海軍のパイロットを夫に持ち、切り詰めた生活をしている妻が着るような服装を着ていたのでした。

『トコリの橋』自体は、グレース・ケリーにとって、大した見せ場のない作品だったのですが、彼女がハリウッド女優として、最大の栄誉を勝ち取るきっかけになりました。この作品によって、二人のプロデューサーに認められ、『喝采』に出演し、1954年アカデミー主演女優賞を獲得することになったのです。

イーディス・ヘッドの2着のドレスを着るグレース・ケリー

主演のウィリアム・ホールデンの妻役で出演しました。バッグがかわいい。

主要キャストのうち彼女だけ日本ロケには参加しませんでした。

ハリウッドのスタジオに、箱根の富士屋ホテルのロビーを再現した。

女性にとってのコートとは、いかに袖が綺麗にまくれるかが重要です。

グレースのスマイルはブラッド・ピットに似ています。

ベージュのドレスもニュールックで素晴らしいです。

くるみボタンとスカートのドレープがグレースの気品を後押ししています。

休憩中にプラモデルを作るホールデンの隣に寄り添うグレース・ケリー。

ファースト・ルックの全体像。

伝説の天然温泉シーン。

グレース・ケリー・ルック1 ブラウンコート×ベージュドレス
  • ベージュのクロッシェ
  • ブラウンのショールカラー、コクーンコート
  • エルメスらしき)シルクのスカーフ
  • ベージュのニュールック・ドレス、袖にフラップボタン、ベルト、ラウンドカラー、フロントにくるみボタン
  • ダークブラウンのハイヒールパンプス
  • 白のショートレザーグローブ
  • シルバーリングイヤリング
  • ダークブラウンのパテントレザーハンドバッグ

本作におけるグレース・ケリーの登場時間は僅か20分間です。そのためイーディス・ヘッドがデザインした2着の衣装をお披露目するだけなのですが、特に最初に着ているコクーンコートとニュールック・ドレスが50年代のど真ん中を行くシルエットで素晴らしいです。

ちなみに、グレース・ケリーの出演シーンは全てハリウッドのスタジオで撮影されています。グレース・ケリー自身は、日本に対してすごく興味を持っており、日本ロケに参加したかったのですが、子役との兼ね合いや、自身の多忙な撮影スケジュールのため実現しませんでした。

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