オリヴィエ・ポルジュ

【シャネル】チャンス・シリーズの全て




    【シャネル】チャンス・シリーズの全て

    All About Chance by Chanel
    公式ホームページ


    この世界に安全などない。チャンスがあるだけだ!

    ダグラス・マッカーサー

    2003年にシャネルは、女性用フレグランスの新作「チャンス」を発表しました。これは、1996年の「アリュール」以来となるシャネルの女性用の新作フレグランスでした(ちなみに、その後の女性用の新作の香水は、2017年の「ガブリエル・シャネル」まで待たなければいけない)。

    チャンス・シリーズ(別名・チャンス四姉妹)が、フレグランス業界に与えた影響は計り知れません。それは何よりも、世界中の10代から20代前半の女性に対して、ラグジュアリー・ブランドのフレグランスを身近に感じる初体験のきっかけを生み出した所にあります。そのため、その調香スタンスは、シャネルの専属調香師ジャック・ポルジュのそれまでのスタンスとは全く違ったものになりました。

    今までのフレグランスのすべてが、シャネルのファッションにマッチすることを前提に調香されていたことに対して、このフレグランスは、明らかに、シャネルのファッションにマッチしないことを前提に生み出されたのでした。それは、明らかに、ファスト・ファッションにマッチする香りであり、ファスト・ファッションを格上げするラグジュアリー・ブランドからの贈り物でした。

    だからこそ、このフレグランスを身に着ける女性は、はっきりと二つの傾向を示しているのです。

    ひとつは、ファスト・ファッションで、身を固めている女性にとっての唯一のラグジュアリー・ブランドであり、もうこれ以上は何もいらないと考えさせるフレグランスです。そして、もうひとつの傾向は、「マイ・ファースト・シャネル」としてのフレグランスでした。つまり、彼女はチャンスから、シャネルに目覚めるのです。

    すなわち、このフレグランスは、前者にとっては一生ものであり、後者にとっては、1年から2年で使い切ると同時に決して振り向かないフレグランスとなるものなのです。そういう意味においては、初体験の相手と結婚する女性にとっても、そうでない女性にとっても、きわめて理想的な四つのパートナー像がここにはあるのです。

    だからこそ、チャンス四姉妹(特にチャンスとチャンス オー タンドゥル)は、世界的に、全ブランドのフレグランスの中で、ココ・マドモアゼルと並ぶトップ5の売り上げを上げているベスト・セラー・フレグランスと成り得たのでしょう。




    チャンス四姉妹

    2015年


    チャンス オー ヴィーヴ(オリヴィエ・ポルジュ)

    2010年


    チャンス オー タンドゥル(ジャック・ポルジュ)

    2007年


    チャンス オー フレッシュ(ジャック・ポルジュ)

    2003年


    チャンス(ジャック・ポルジュ)



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