ジェームズ・ボンド 『007 カジノ・ロワイヤル』Vol.2|コンバースをはいたジェームズ・ボンド 秘密兵器を使わずに、コンバースを履いて、ただひたすら追いかける新米シークレット・エージェントの執念をココで描くことが出来たからこそ、その後の展開と、タキシード姿で洗練されていくボンドの姿に説得力が生まれたのでした。 2022.01.07 2023.12.09 ジェームズ・ボンドダニエル・クレイグ
ジェームズ・ボンド 『007 カジノ・ロワイヤル』Vol.1|ダニエル・クレイグ6代目ボンド就任 2005年10月14日、ロンドンにて、6代目ジェームズ・ボンドが発表されたのでした。そして、その瞬間、世界中のファンは再び失望したのでした。長めの金髪に、にやけ面のダニエル・クレイグが、まるでオフィスビルからランチタイムに出てきたようなスタイルで登場したのでした。 2022.01.06 2024.09.19 ジェームズ・ボンドダニエル・クレイグ
ジェームズ・ボンド 【007/ゴールドフィンガー】空飛ぶギロチンハットと黄金美女 前作の約1.5倍の300万ドルの予算で作られた第三作目は、1億2500万ドルもの世界興行収入を獲得し、1965年にスパイブームという社会現象を引き起こしました。以降、世界中の少年の心を忘れない男達にとってジェームズ・ボンドは永遠のスタイルアイコンとなるのでした。 2020.05.18 2024.06.20 ジェームズ・ボンドボンド ガール
ジェームズ・ボンド 『007/ゴールドフィンガー』Vol.4|ショーン・コネリーとアンソニー・シンクレア 『007/ゴールドフィンガー』は、英国で1964年9月17日に公開されました。そして、12月21日の全米公開を皮切りに世界各地で公開され、空前のスパイブームを巻き起こしました。それは、映画の世界を飛び越え、もはや社会現象になるほどでした。 2020.05.13 2024.06.20 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド 『007/ゴールドフィンガー』Vol.3|ショーン・コネリーとハロルド坂田 この作品で、一際目立つファッション・スタイルとして記憶されるのが、ハロルド坂田(1920-1982、日本名は西田敏行と一文字違いの坂田敏行)が演じるゴールドフィンガーの用心棒オッドジョブの最初から最後まで同じ服装のスタイルです。 2020.05.12 2024.06.20 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド 『007/ゴールドフィンガー』Vol.2|ショーン・コネリーとアストンマーティンDB5 『ゴールドフィンガー』からボンドムービーにおいてボンド・カーが定番となり、車に搭載される秘密兵器が注目されることになりました。ボンドムービー人気の根底にあるのは、オトナのオトコの浪漫であり、少年たちが「スーツやタキシードを着てバリバリとミッションをこなすオトナになりたい」という願望を抱かせるところにあります。 2020.05.11 2024.06.20 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド 『007/ゴールドフィンガー』Vol.1|ショーン・コネリーとロレックスとワルサーPKK ボンド・ムービーがシリーズ化されるきっかけになった本作を見ていると、ひとつの興味深い事実を知ることになります。それはまさにひとつのブランドの誕生であり、エルメス、ルイ・ヴィトン、シャネルのようなラグジュアリー・ブランドのブランディングの流れととてもよく似ています。 2020.05.10 2024.06.20 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド 【007は二度死ぬ】ジェームズ・ボンド日本上陸 『007 サンダーボール作戦』の大ヒットによりショーン・コネリー=ジェームズ・ボンドの人気は、世界的に頂点に達しました。1964年に東京でオリンピックが開催され、世界的にアジアブームが起きる中、満を持して日本列島横断大ロケーションに臨んだのがシリーズ第五作となる『007は二度死ぬ』でした。 2020.03.30 2024.03.17 ジェームズ・ボンドボンド ガール
ジェームズ・ボンド 【007 ゴールデンアイ】五代目ニュー・ボンド=ピアース・ブロスナン登場。 ピアース・ブロスナンのボンドほどスーツを戦闘服に変えたボンドはいませんでした。そして、バランス良くロジャー・ムーア時代の〝敵と遭遇してにっこりと会釈〟パターンも継承し、スパイ=秘密諜報部員の007から、世界を守る男へと脱皮を遂げていったのでした。 2020.03.29 2024.03.17 ジェームズ・ボンドボンド ガール
ジェームズ・ボンド 【女王陛下の007】スタイリッシュなスウィンギング・ボンド ついに初代ジェームズ・ボンド=ショーン・コネリーが降板し、二代目ボンド=ジョージ・レーゼンビー(1939-)が登場した007シリーズ第6作。僅か一作品で降板することになる二代目ボンドの評価は、今ではかなり高い。 2020.03.27 2024.03.17 ジェームズ・ボンドボンド ガール
ジェームズ・ボンド 【007/サンダーボール作戦】最初から最後まで空飛ぶジェームズ・ボンド 空飛ぶジェームズ・ボンドがソーツ姿で現れ、ダイビングウェットスーツ姿のボンドがボンドガールと共に、空を飛んで去って行った瞬間、ボンドは、世界中のスーツと美女を愛する男性にとってのタイムレス・アイコンになったのでした。 2020.03.26 2024.03.17 ジェームズ・ボンドボンド ガール
ジェームズ・ボンド 【007 消されたライセンス】復讐のために戦うジェームズ・ボンド 四代目ジェームズ・ボンド=ティモシー・ダルトン(1946-)の二作目にして最終作となる本作以降、ボンドムービーは6年間作られなくなります。ボンドムービーにしてはかなり血生臭い描写が特徴であり、敵役も、世界を混乱に陥れる犯罪者ではなく、麻薬帝国を築いたドラッグ・ディーラーです。 2020.03.17 2024.03.17 ジェームズ・ボンドボンド ガール
ジェームズ・ボンド 『007 消されたライセンス』Vol.3|傷だらけのティモシー・ダルトン 一番の致命傷は、『007 死ぬのは奴らだ』と同じく敵の存在がただの麻薬組織だったところにあります。これだと青少年はまったくときめきません。ボンドムービーは、(大人だけでなく)青少年が見て、憧れる設定じゃないといけないのです。 2020.03.10 2024.03.17 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド 『007 消されたライセンス』Vol.2|ネクタイを締めないボンド=ティモシー・ダルトン ジェームズ・ボンドの美学。それはノータイで済ますことが出来るシーンでもネクタイを着用するところにあります。ネクタイとは、女性にとってのコルセットであり、男性の男性らしさがより突出するアイテムなのです。 2020.03.09 2024.03.17 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド 『007 消されたライセンス』Vol.1|ティモシー・ダルトンの冴えないボンドスーツ 007シリーズ第16弾にして、四代目ジェームズ・ボンド=ティモシー・ダルトン(1946-)の二作目かつ最後の作品となった本作のボンド・ファッションは、一言で言うと特筆すべきところは全くありません。 2020.03.08 2024.03.17 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド 【007 リビング・デイライツ】ティモシー・ダルトンの四代目ニュー・ボンド誕生 記念すべき15作目にして、久しぶりのニュー・ボンドの登場と相成りました。ギリギリまで決定していたピアース・ブロスナンは諸事情によりキャンセルとなり、シェイクスピア俳優ティモシー・ダルトンによる四代目ボンドの誕生です。〝危険を生きるニュー・ジェームズ・ボンド〟がここに登場したのでした。 2020.03.07 2024.03.17 ジェームズ・ボンドボンド ガール
ジェームズ・ボンド 『007 リビング・デイライツ』Vol.3|ティモシー・ダルトンとアストンマーティン 本作で『女王陛下の007』以来、約20年ぶりにアストンマーティンが登場します。このボンドカーの名は「アストンマーティンV8 ヴァンテージ・ヴォランテ」です。そして、この車にはボンド曰く「ちょっとしたオプション」が搭載されています。 2020.03.03 2024.03.17 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド 『007 リビング・デイライツ』Vol.2|ティモシー・ダルトンとKENZO ジェームズ・ボンドがKENZOを着るのは後にも先にもこの作品だけです。KENZOは1983年からメンズラインをスタートしていました。控えめで、スパイという仕事柄目立たないカラーアンサンブルです。それでいてスタイリッシュさも兼ね備えており、そこがロジャー・ムーアのボンドとの明確な違いです。 2020.03.02 2024.03.17 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド 『007 リビング・デイライツ』Vol.1|ティモシー・ダルトン、四代目ジェームズ・ボンド登場 58歳のジェームズ・ボンドから若返ったティモシー・ダルトンという俳優は、王立演劇学校あがりの筋金入りのシェイクスピア俳優です。そんな演技力抜群のニュー・ボンドをロイヤル・プレミアで見たダイアナ元妃は「彼こそ原作のイメージ通りのボンドだわ!」と大絶賛したのでした。 2020.03.01 2024.03.17 ジェームズ・ボンド
ジェームズ・ボンド 【007 美しき獲物たち】三代目ボンド=ロジャー・ムーアの最終作 ショーン・コネリーだけが真のジェームズ・ボンドであるという風潮を見事に覆した三代目ボンド=ロジャー・ムーア。本作が、7作品に渡りボンドを演じたこの男の最後の作品となりました。シベリアの流氷からパリのエッフェル塔、そして、サンフランシスコの金門橋まで、まさに世界を股にかけてスペクタクル・アクション紀行をします。 2020.01.15 2023.12.09 ジェームズ・ボンドボンド ガール