エルメス

ブラン・ドゥ・レグリス(ジャン=クロード・エレナ)

    香水名:ブラン・ドゥ・レグリス Brin de Reglisse オード・トワレ
    ブランド:エルメス
    調香師:ジャン=クロード・エレナ
    発表年:2007年
    対象性別:ユニセックス
    価格:100ml/33,480円





    ★★★☆☆ リコリス・ラベンダー

    「ヨウジ・オム」のスタイルに似て、甘い芳香の入ったフゼア調。香水界のミニマリズムの名手ジャン=クロード・エレナの手によって、ベーシックな構造が見えるまでに削ぎ落されている。ラベンダーの中にローストしたキャラメルの香調、濃く塩っぽいリコリス、そして甘いクマリンのドライダウン。狙い通りのものになってはいるみたいだけれど、楽しみというよりはアカデミックな試みという印象を受ける。― タニア・サンチェス

    『「匂いの帝王」が五つ星で評価する世界香水ガイドⅡ』ルカ・トゥリン/タニア・サンチェス 原書房

    シングルノート:ラベンダー、リコリス(スペインカンゾウ)、干し草

    クールで温かい、ドライでスウィートな香り立ちがするフレグランス。渇いた大地と香り豊かなパープル色のラベンダーの野原、ミストラルの風といったプロヴァンスの景観。そこに、よだれの出そうなほどおいしそうなリコリスの匂いに包まれたラベンダーの香りからこのフレグランスは始まります。やがて、僅かに確認できるほどの干し草が現れ、オレンジ・ブロッサムの繊細な香りが、私達を驚かせてくれることでしょう。このようなラベンダーの香りを創るのが私の夢だったのです。

    ジャン=クロード・エレナ

    2004年からスタートした、≪嗅覚の詩≫とも言える究極のエルメスのフレグランス・コレクション『エルメッセンス』の七作目として発表されたのが、エルメスの初代専属調香師ジャン=クロード・エレナによる「ブラン・ドゥ・レグリス」です。

    「リコリスのかけら」という意味のラベンダーの香りです。リコリスとはスペインカンゾウとも呼ばれ、紫色の花を咲かせる甘草の一種であり(リコリスの根は砂糖の50倍もの甘みがある)、リコリスのキャンディは、日本人の味覚に全く合わないことでも有名です。



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