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エヴァ・ガードナー2 『モガンボ』2(2ページ)

その他の伝説の女優たち
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カジュアルなサファリ・ルック

男勝りなトムボーイ・スタイルです。

エヴァ・ガードナー・ルック9 サファリ・ルック
  • ペールグレーの透かしストライプ入り、半そでシャツ
  • 黄色のカーディガン
  • 黄色のネッカチーフ
  • 茶の太いレザーベルト
  • グレーのサファリパンツ
  • ブラウンのローファー
  • ベージュのソフトハット

本作において、エヴァ・ガードナーが片手に何かファッション・アイテムを持って、歩くシーンが多いです。例えば、黄色い日傘や、白いレースのハンカチや、ベージュのソフトハットや、黄色いカーディガンや、サファリジャケットです。

この作品は、そういった所作をボーイッシュに生かす方法を教えてくれる教科書とも言えます。それほど、このエヴァ・ガードナーは、宝塚の男役のような、格好良さと、ふと見せる表情の女性らしさのバランスが絶妙であり、その時に彼女の手の中にあるファッション・アイテムは生かされているのです。

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エヴァ流、現地アフリカ人との交流

エヴァとグレースは、現地のアフリカ人と活発に交流しました。

エヴァは、丁度撮影の間に、フランク・シナトラとの子を2回中絶しました。

そんな辛い時期にグレースは、エヴァの相談相手にもなりました。

そして、この意外な組み合わせの二人は生涯の親友になったのでした。

エヴァ・ガードナー・ルック10 50年代スタイル
  • 白のブラウス
  • 黒のレザーベルト
  • グレーのロングスカート
  • ブラウンのローファー
  • 黄色のカーディガン

エヴァ・ガードナーの快活さは、今の時代では考えられない逸話からも汲み取ることができます。それは、エキストラとして集められた(世界一背の高いアフリカの原住民として知られる)ワツシ族の腰布を、グレース・ケリーの前で「黒いアレをみたことがある?」と言って、ぺろっとめくたのです。

そして、真っ青になっているグレースにエヴァは言ったのでした。「フランク(エヴァの当時の夫・フランク・シナトラ)のはあれより大きいわよ。」と。グレースは、そんなエヴァの開放的な性格にすっかり感化され、仲良しになりました。そして、二人で休暇に、ローマを訪れた時には、売春宿めぐりをしたりもしたのでした。